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卒業論文で、ユダヤ人問題について書こうと思っています。しかし、大学で専攻してきた学科が専門とずれているため、かなり困難をきたしています。ゼミの教官は、そちらの専門分野に精通しているため、質問をすることは可能なのですが、私のレベルが低すぎて話しになりません。私がこの分野の論文を書こうと思ったのは、ゼミの教官がこの分野の専門だからです。今まで、ゼミの内容が自由だったため、ゼミの教官にあまり関係のない分野をやってきました。しかし、このまま卒業するのは自分の中で納得がいかず、思い切って無謀とも思える挑戦に踏み切りました。ユダヤ人問題をやるとなると、サルトルやアレントなどの知識も必要になりますよね。とりあえず文献を読んでいるのですが、どこから着手すればいいのか分かりません。そこで、理解を深めるために役に立つサイトや、分かりやすい文献があれば教えてください。お願いします。

A 回答 (7件)

まず、ゼミの教官の専門分野を卒業論文で扱わなければならないという必然性はありません。


しかも、ユダヤ人問題に興味があるのなら別ですが、
まったく興味がない分野を論文で扱うことはかなりの苦痛を伴いますよ。
まぁ手をつけてみたら興味が湧いてくるということもあり得ますが。

ゼミの教官が専門家なら、ここで聞かないで教官に相談するべきです。
まず論文で扱うテーマを自分で決めた段階で相談すれば、
そのテーマで論文を書けそうかは教官が判断してくれるでしょう。

akaron712さんの考えるユダヤ人問題とは何ですか?
ユダヤ人は常に問題視されてきたので、一口にユダヤ人問題といっても様々です。
たとえば「ユダヤ人とは誰か」という問題も立派なユダヤ人問題です。
なので、まずは具体的かつ小さなことから、たとえば時代や地域を特定してテーマを絞り込みましょう。
ユダヤ人問題といっても、テーマや焦点の当て方によってはサルトルやアーレントの知識など必要なくなるからです。
つまりテーマを決めることができれば、読むべき文献もはっきりしてきます。

ユダヤ人問題を扱った文献は溢れていますので、ユダヤ教一般に関するものを挙げておきます。

『ユダヤ学のすべて』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4403250 …
『わかるユダヤ学』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534034 …
『イスラエル』http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4560055 …
『ユダヤ思想』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4560054 …
『ユダヤ教の歴史』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4560057 …

それと、たとえばイスラエル政府の公式見解を見るというなら別ですが、
論文を書くときサイトは使い物になりませんよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。私が考えているユダヤ人問題は、文化本質主義を中心に論じるつもりです。本質主義、原理主義(ユダヤの)を中心に書き、最後のところでシオニズムについても触れられればと考えています。

>まず、ゼミの教官の専門分野を卒業論文で扱わなければならないという必然性はありません。
しかも、ユダヤ人問題に興味があるのなら別ですが、
まったく興味がない分野を論文で扱うことはかなりの苦痛を伴いますよ。
まぁ手をつけてみたら興味が湧いてくるということもあり得ますが。

確かに、ゼミの教官の専門分野を卒論で取り上げる必然性はありません。しかし、短期間でもしっかり勉強して、少しでもゼミの教官から学べることがあれば、自分のゼミの教官から教わりたいと思い、今回の卒論のテーマを決めました。テーマによっては、他の教官の所へ行く事もあるらしいので。私はユダヤ人問題に全く興味がないわけではありません。むしろ興味はあります。しかし、薄学なゆえにしり込みをしてしまい、ここで質問をさせていただきました。dddluidddさんのおっしゃる通り、サイトより、文献を読むことが大切ですね。短い期間でどれだけできるか分かりませんが、頑張って取り組みたいです。たくさん参考文献挙げていただいてありがとうございます。参考にさせていただきます☆

お礼日時:2005/10/13 13:15

お邪魔します。



エマニュエル・ラヴィスス

確か、ユダヤ系の哲学者です。生きていれば80代です。
名前が出ていませんでしたから、ご参考までに。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>エマニュエル・ラヴィスス

恥ずかしながら、知りませんでした。参考にさせていただきます。ありがとうございます☆

お礼日時:2005/10/13 13:25

ユダヤ人を取り扱うことは、紀元前から始まる歴史的背景を究明しなければなりません。

国がないから蔑まされたのか、民族的気質ゆえにか。蔑まされる原因が当初、ユダヤ人にあり、幾多の事例が絡み合って、ユダヤ人が排斥される現状が続いているのか、否か。

歴史的背景を探るにも、(多数の)非ユダヤ人はユダヤ人を嫌いまたは憎んでおり、ユダヤ人は柔和にあるいは激しく反発する自己弁護を繰り返しますが、自民族の本質を隠す傾向にあり、外部に表しません。歴史的資料は捏造、隠蔽されているのが常であり、単純に信頼を置くのは誤りです。出版されるほぼ全てのユダヤに関する著作は、それぞれの立場からの、思想、感情からユダヤ問題を取り扱っており、本質を見極めるのは短期間では、無理です。

まずは歴史から探っていき、数々の信頼ならぬユダヤを扱った著作を高度な読解力で読み解き、高度な思索力で、隠された何かを解き明かす。これは歴史学になります。歴史的文献を探し、読破するのさえ、骨折れる仕事です。歴史的事件の数々がユダヤ人に関係あるのかないのか、探ることも外せません。

生半可に、ユダヤ問題を扱うと、ほかの者のように誤った見方・捉え方をするのが落ちです。到底、理知的態度とは言えないです。中道においてユダヤ問題を観て、正体を明かすのならば、限りある時間の中で、研究しなければならないので、生涯の課題と捉えなければなりません。それほど難しい問題に取り組もうとしているのです。

しかし、ゼミの課題ならば、たくさんのデータをまとめて列挙して、真似がない独自のユダヤ人像を述べることが出来れば、教官は調査力とユニークなユダヤ人像に評価を与える可能性は多いにありです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。やはり想像以上に難しいことがよく分かりました。

>生半可に、ユダヤ問題を扱うと、ほかの者のように誤った見方・捉え方をするのが落ちです。到底、理知的態度とは言えないです。中道においてユダヤ問題を観て、正体を明かすのならば、限りある時間の中で、研究しなければならないので、生涯の課題と捉えなければなりません。それほど難しい問題に取り組もうとしているのです。

中途半端になって、分けの分からない論文になるのだけはどうしても避けたいので、範囲を絞りつつ、たくさんの文献を読みこなさなくてはならないという壁にあたっております。教官も時間が短いので、できるだけ狭い範囲でとおっしゃっています。flashprim さんのアドバイスで一層身が引き締まりました。気を入れなおして取り組んで行こうと思います。ありがとうございます☆

お礼日時:2005/10/13 13:22

他の質問の回答を見れば分かりますが、哲学板は、gooの中でも、特別レベルが低いです。

ユダヤ問題が専門の先生のゼミに属しているのに、こんなところで質問するのは、専門医にかかっているのに、怪しげな民間療法に頼るようなものです。馬鹿なことはやめて、先生に質問すべきです。先生の方だって、学部の学生にたいした知識は期待していませんよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。小さなことでも今の私には、とても参考になるご意見ばかりだとおもいます。もちろん先生にも質問をしますが、私の知識が浅いために、皆さんのアドバイスを参考にさせていただいている次第です。アドバイス、ありがとうございます☆

お礼日時:2005/10/13 13:01

ご質問とは直接関係がない、素人のいい加減な感想ですが、ユダヤ人問題というのは国(国家)と個人の文化の間の問題だと思います。

文化とは別に国が成立してくる過程で起こる問題はよく国境の周辺で生じていると思いますが、ユダヤ人の場合はそれが空間的にではなく、時間的に生じたところが特異的な感じがします。この辺に新しい切り口はないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>ユダヤ人の場合はそれが空間的にではなく、時間的に生じたところが特異的な感じがします
空間的ではなく時間的というのは確かにそうだと思います。私が読んでいるユダヤ人というサルトルの本の中にもそういった一節がありました。参考にさせていただきます。ありがとうございます☆

お礼日時:2005/10/13 12:57

>大学で専攻してきた学科が専門とずれているため



この一文の意味がよくわからないのですが,
大学での御専攻はどの分野なのでしょうか?

ひとくちにユダヤ人問題と言ってもさまざまな切り口があります。
文学,史学,政治学,社会学,宗教学など
学問によって問題の立て方や論証の進め方に固有の方法論があり,
それぞれの方法論に則った論文が求められるはずです。
それによって読むべき基礎文献も変わってくると思いますし。

いずれにしてもテーマを広げ過ぎないことが肝心でしょう。
『ユダヤ論の系譜に見る日本人のユダヤ観の変遷』なんて感じで
手の届くところに引き寄せて論じるのがお勧めですが。

参考URL:http://www.myrtos.co.jp/index.html?url=http://ww …

この回答への補足

>大学で専攻してきた学科が専門とずれているため
分かりにくくてすみません。私の大学は小さいので学科が三つしかなく、担当教官の先生で学科が選べます。つまり、一般教科で哲学に興味があれば、学科に関係なくても哲学のゼミを選考できるというシステムです。

補足日時:2005/10/13 12:41
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。お礼が遅くなってすみません。風邪で寝込んでまして・・。私の専攻しているのは経済です。だから全く卒論とは異なってしまうのですが・・。私が論文の切り口として考えているのは、政治学、哲学的観点からを考えています。今はサルトルのユダヤ人問題を参考にしています。
>テーマを広げすぎない事が肝心でしょう
そうですね。どこまで絞れるかが重要ですね。ご意見と参考URL参考にさせていただきます!ありがとうございます☆

お礼日時:2005/10/13 12:52

直接役に立つかはわかりませんが、色々と宗教や歴史の背景を知ることが出来るので参考にどうぞ。



阿刀田 高 (著)
「旧約聖書を知っていますか」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101255 …

「新約聖書を知っていますか」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101255 …
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この回答へのお礼

早速のお返事ありがとうございます!宗教や歴史の背景なども勉強不足なので、早速読んでみようと思います。ありがとうございます☆

お礼日時:2005/10/11 13:48

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