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いつもは透明色の液に低圧紫外線ランプを照射して、
実験していますが、
今回は”紫色(紺色に近い)の液”を低圧紫外線ランプで照射して、行おうと思います。

光は液の色によって、反射、吸収が変わるから、
低圧紫外線も、液の色によって変わると思います。
そこで、低圧紫外線照射下で、紫色(紺色に近い)の液では、紫外線は吸収し、反応が進むのかどうか教えてください。

A 回答 (1件)

低圧紫外線ランプということは、254nmと185nmの紫外線と解釈しておきます。


従来透明であった試験液を、紫(紺)色の試験液に変更した場合ですが、この紫色は、着色しているのですよね。発光しているのではないですよね。
紫色に着色している場合、主に黄色(570nm)付近を吸収していることになりますので、紫外線は吸収せず、従って反応にはほとんど影響しないのではないでしょうか。
ただし、あくまで目で見える色の影響の話です。その紫色の液体が、紫外領域に吸収を持つかどうかは、色からは判断できません。吸収スペクトルを見ないと分かりません。
逆に黄色い液体だと、紫色付近(370nm)から、さらに紫外域まで吸収する場合もありますので、紫外線吸収に影響するかもしれません。


どういう実験をされているのか分からないのですが、液体に溶かした物質Aが紫外線を吸収して反応するような場合ですと、その物質Aが紫外線を吸収しないと反応は進みませんので、液体が紫外線を吸収してしまっては、反応が進むのかどうかは分からないですね。
液体からその物質Aへエネルギーが伝達されなければ、反応は抑制されるかもしれませんね。うまくエネルギー伝達される場合でしたら、反応は促進されるかもしれません。
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この回答へのお礼

返答が大変遅くなりまして、申し訳ございません。
吸収スペクトルを見て、影響があるかどうか
見てみたいと思います。

詳しい説明有難う御座いました。

お礼日時:2005/11/01 08:19

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