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スーツの生地についての質問です。秋冬用を購入します。

スーツを選んでいたら、生地に毛100%のものや
毛50%とポリエステル50%、毛99%とポリエステル1%などがありました。

自分がもっているスーツを見たら、毛100%が1着(秋冬用)、毛75%とポリエステル25%(春夏用)のが1着ありました。

そこで質問なのですが,,,
・春夏・秋冬用で 生地の割合が違うものなのでしょうか?
・ポリエステルが入っているものと、入っていないものの違いはなんでしょうか?
(同じブラックでも若干色が違うとか、着心地が違う、触った感触が違う等の違うがあるのか)


分かる範囲でいいので教えてください。
また、どんな構成の生地がおすすめとかあったら教えていただけないでしょうか。

A 回答 (1件)

>・春夏・秋冬用で 生地の割合が違うものなのでしょうか?



⇒春夏と秋冬では、生地の厚み、織り方などの違いがあるだけで、ウールとポリエステルの混率という点では、特に違いはありません。

ただ、春夏用の方は、ウール100%より、ポリエステル混の方が多い傾向にはあります。
理由は、ポリエステルの特性が、夏物の方に生かしやすいことにあります。

強度が高い=薄い生地で痛みやすい夏場に適している、吸水率が低い=サラッとした着心地、などです。

同じ意味で、麻地も、夏用に使われることがあります。

>・ポリエステルが入っているものと、入っていないものの違いはなんでしょうか?

(1)価格:ウールに対して、ポリエステルは生地の価格で半額以下です。当然、製品での価格にはね返ってきます。

(2)着心地:秋冬・夏用とも、ウールがたくさん入っているほど、着心地が優れています。
ウールは、肌触りも優れている、吸水性も高いなどからです。

(3)強度:ポリエステルの方が強いのですが、ウールでは弱いということはありません。

(4)しわ:ウールはしわになっても、復元性が高い。ポリエステルは、取れにくい。

(5)色:ポリエステルは発色性がいいので、光沢感の求められるカジュアルブルゾンやスポーツ衣料には適しているが、スーツとしては、逆に安っぽくなる。

・・・などなど、書ききれませんが、結論としては、予算が許す限りは、スーツにはウール100%がいい、ということです。
最低でも、ウール75%以上は欲しいですね。

尚、ポリエステル(ナイロンの場合もあります)の混率が1%というものは、ウールの型崩れを防ぐために微量の合繊を入れているので、基本的にはウール100%と変わりありません。

購入する際には、内ポケットなどにタグが付いていますので、そこで「混率、製造国」を調べる習慣を付ければ、価格との関係が分ってきますよ。
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この回答へのお礼

超詳細な回答ありがとうございます。私のためにこんなに書いていただき、嬉しいです。

非常に参考になりました。さっそく、教えていただいたことを参考に見てこようと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/15 12:30

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