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数ヶ月前から雑誌などで、「ついにレクサス日本上陸」 とかの記事があって、私も注目していました。

よく分からなかったのですが、自分としてはトヨタが海外で絶賛を浴びていた高級車を逆輸入するんだなあと理解していました。

まだディーラーを覗いていないのですが、雑誌やネットでの解説をよく読むと、昔からあるアリスト、アルテッツア、それにソアラの3車種を少しだけ化粧直しをして、レクサス・ブランドで売り出すような印象を受けました。

実は今まで 「全く新しい高級車種の登場」 と期待していたのですが、要は既存の車種を、名前だけ変えて別の販売ルートに乗せるだけの事なんでしょうか?

あのトヨタがそんな意味のない事をするはずがないと思うのですが、どうもよく理解できないので教えて下さい。

レクサスって、在庫車を処分するために作った販売ルートのように感じられてなりません。

それともうひとつ、「海外で絶賛を浴びていた高級車」 というのは、そんな車が別にあるのではなく、要は上に挙げたような既存の車種だったんでしょうか?

A 回答 (13件中1~10件)

 はじめまして、



 レクサスですが、何人か言われているように、トヨタが米国にて展開している、販売チャンネルです。
 ご存知かと思いますが、米国の自動車会社は、車のグレードに合わせて、販売チャンネルを変えています。
GMであれば、高級車は、キャデラック、大衆車は、シボレー、フォードであれば、高級車はリンカーン、大衆車はフォード、という感じにこれに対抗すべく、日本の自動車会社も、トヨタであれば、高級車はレクサス、大衆車はトヨタ、ホンダは、高級車はアキュラ、大衆車はホンダと取扱う車種によって販売チャンネルを変えたわけです。この状況においてレクサスは、米国で大成功をしたわけです。

 疑問点についてですが、

 >トヨタが海外で絶賛を浴びていた高級車を逆輸入・・・
 レクサスで販売していた車種は、ほとんどが日本のトヨタで販売している車種です。例を挙げると、LS(セルシオ)、GS(アリスト)、SC(ソアラ)、LX(シグナス)、RX(ハリアー)等です。(細部が日本で売っているものよりも高級になっているものもあります。)米国レクサスでしか、販売していなかった車は、そんなにありません。(ソラーラとか)よってこれらの車が、絶賛を浴びていたのです。

 >化粧直しをして、レクサス・ブランドで売り出す・・・
 SCは除いて、今回販売された、GS、ISについては、新型車です。日本でのレクサス展開にあわせて、開発されたといってもいいのではないでしょうか。(米国のほうが早く発売してましたが・・・)よって化粧直し程度の変更ではありません。まぁ、旧をつければ、アリスト、アルテッツアですが。セルシオについても来夏くらいには、LSとして販売されるそうです。

 >既存の車種を、名前だけ変えて別の販売ルートに・・・
 一見そのように見えますが、トヨタにすれば、本気で対ベンツ、BMWです。来夏発売される、LS(セルシオ)は、1000万円近くになるそうです。そうなると値段的に見ても、Sクラスや7シリーズにLS、Eクラスや5シリーズにGS、Cクラスや3シリーズにISをぶつける構図になるわけです。

 >在庫車を処分するために作った販売ルート・・・
 これは全く持って、当てはまらないでしょう。レクサスというブランドイメージを、認めさせるため、店舗の高級感は当然として、レクサスの店員は、冨士スピードウエイにあるトヨタの研修施設で、接客のいろはを徹底的に教育されるそうです。また、店舗にはレクサスオーナー専用のラウンジも設けられているそうです。レクサス車に乗ることそれがステータスなのです。っていう販売戦略でしょう。

 >「海外で絶賛を浴びていた高級車」というのは、そんな車が・・・
 これについては、その通りですね。ハンドルが右か左かの差はあるにせよ。基本的に日本のトヨタで販売されていた車種であったことに違いはありませんね。
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この回答へのお礼

とても詳しくご解説いただいて、有難うございました。 アメリカでのブランドの構造が理解できました。 それとレクサス車について何となく分かってきたような気がしてきました。 たとえば 「GS=アリストの後継車」 ではあるが、 「GS=アリストそのもの」 ではないという事になるんでしょうねえ。

お礼日時:2005/10/24 10:55

レクサスとは、トヨタが北米で1989年に起こした高級ブランドの事です。


北米においては、BMWやメルセデスと同等かそれ以上のブランドとして認知されています。
日本においてのセルシオ、アリスト、ハリアー、アルテッツア、ソアラが北米において、レクサスの名前で販売され続けていました。
北米の自動車市場においても日本と同じように、BMWやメルセデスは超高級ブランドで、トヨタのブランド力では確実にそれらのブランドに勝つ事は出来ないため、トヨタが、レクサスという別のブランドを起こして、BMWメルセデスに対抗したのです。そして、販売するクルマは、アメリカ的な高級感を演出したクルマがメインで、アメリカにおいては、BMW、メルセデス以上の評価を受けたのです。

トヨタの戦略では、海外でブランドイメージを築いてから、日本の高級車市場に殴り込みをかけるつもりで北米で評価をひきさげて、日本上陸となった訳です。
ですから、クルマは、セルシオだとかアリストだとかと何も変わらず、ただレクサスというブランド力だけで売っているクルマです。

早い話、今まで高級車は、ドイツ車の独占市場で、日本車には全く入る隙がなく、そこに、トヨタではなく、レクサスのエンブレムをつけて、ドイツ勢のシェアを奪おうとするのがトヨタの戦略です。トヨタのマークをつけている限り、クラウンであってもトヨタはトヨタですが、レクサスとは、海外で、BMW、メルセデスと同等のブランドと評価されているので、日本においても同じ程度のブランド力として評価されているのです。

同じような例で、日産は、インフィニティーという海外において高級ブランドを所持していて、シーマ、フーガ、スカイライン、セフィーロなどは、インフィニティーとして海外では売られています。また、インフィニティーFX35は、日本では販売されていませんが、その抜群なスタイルから人気があり、日本でもたまに、左ハンドルのままインフィニティーのエンブレムで走っています。ホンダも同じくアキュラという高級ブランドを持っていて、日本、ヨーロッパ版アコード(アメリカ版アコードは、日本で言うインスパイアーです。)やインテグラ、MDX、レジェンドなどが海外においてアキュラで販売されており、どれも、大衆車メーカーから切り離された高級ブランドとして、海外で売れています。

日本車とは、元々安いけど長持ちする、燃費が良いなど、どちらかと大衆車に必要な条件を満たしていると特に北米で考えられていますので(日本でもそうです。)、その印象のままでは、高級車を売る事が出来ないのです。(というより、誰も見向きもしてくれませんから。)
例えば、レクサスGS(旧アリスト)をアメリカでトヨタのマークをつけて売って、それと、BMW5シリーズを比べてくださいと言われても、所詮は、安くて壊れない燃費の良いクルマでしょとしか思われない訳です。で、それを取っ払って、日本車の信頼性と日本が提案する新しい高級車の形として、このようなブランドが始まったのです。ですから、一緒と言われれば、確かに同じクルマですが、ブランドとしての成り立ちが違う訳です。
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この回答へのお礼

とてもよく理解できました。 有難うございました。 最終的には日本のユーザーの気持ちしだい、という事になると思いますが、何十年もかけて築いてきたドイツ車の高級イメージに並ぶには、大変な努力が必要になるでしょうね。 頑張ってほしいものです。

お礼日時:2005/10/24 11:07

考え方としては、「レクサス」、という社名の別法人ができ、トヨタに高級車の生産委託をし販売する、とすると解り易いと思います。

過去に、「トヨタ」「トヨペット」「ニッサン」「ダットサン」、等のブランドがありましたが、例えば登録台数でトヨペットやダットサンは使われなくて、トヨタやニッサンが使われていました。車検証にもレクサスと載るので、登録台数は「レクサス○○台」、「トヨタ××台」、「ニッサン△△台」という様になります。

レクサスは高級車のブランドなので、ヴィッツ級の車を販売する事になっても、100万位高くして、外観、内装、走り、等を独自なものにし、高級感のあるコンパクトカーになると思います。
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この回答へのお礼

有難うございました。 車検証にはレクサスと記載されるのですか。 トヨタとなると思っていました。 参考になりました。

お礼日時:2005/10/24 10:45

レクサスというのは、トヨタが海外(北米)で展開しているブランドで、主にトヨタの高級車(レクサス,ソアラとか)を扱っています。


またクルマにも店にも基本的にトヨタの名前はつきません。
高級車でない(カローラとか)のは普通にトヨタのブランドで売られています。
そして北米においてレクサスは成功しており、トップクラスのネームバリューがあります。
で、このネームバリューを日本において高級外車を買うような層を取り込むのに利用しようというのがトヨタの目論見でしょう。
こと日本においてはトヨタというのは高級なイメージはありませんから。

車については、ソアラはともかくアリスト(GS)、アルテッツア(IS)はモデルチェンジした新型のはずです。
また今回からはアリストやアルテッツァという名前はつかないので、
日本国内ではまったくの新型車扱いでしょう。

>それともうひとつ、「海外で絶賛を浴びていた高級車」 というのは、そんな車が別にあるのではなく、要は上に挙げたような既存の車種だったんでしょうか?
これについては、上に書いたようにGS、ISともに新型車です。
そのため海外の評論家が絶賛していたとでも言うことではないでしょうか。
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この回答へのお礼

有難うございました。 お礼が遅くなり申し訳ありません。 ところで、アリストとGSは違う車になっているという事なんでしょうか。 写真で見ると何だかライト周りだけチョコッと細工しただけのように感じたものですから ・・

お礼日時:2005/10/24 10:43

聞いた話なので誤報があるかもしれませんが、、、。


トヨタのアメリカ名だと聞きました。また、セルシオ、などの車種名は無く、ドカティ(イタリアのバイクメーカー)のように、ドカティ100、ドカティ200(数字は適当です)のように、番号や記号で車種指定するそうです。レクサスのアリスト、というのは間違いになるそうです。確かに日本人はVIPって言葉が好きですよねー。レアモノ、とか。ちなみにトヨタはヨーロッパではアベンシス、という会社名になります。ま、ラリー車仕様の私にとっても、一生無縁な場所となるでしょう、、、。
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この回答へのお礼

有難うございました。 セルシオは元々アメリカで 「トヨタレクサス」 という名前で販売されていたと思います。 それが日本に輸入される時にどういうわけか今のような 「セルシオ」 になったと聞いています。 本当にややこしいですよね。

お礼日時:2005/10/20 15:33

1000万円クラスの車だとメルセデスやBMWが圧倒的に強くて、トヨタと日産とホンダが束になってもかなわないという状況です。


そもそも日本車だと1000万円クラスの車がないですし。

高い車ほど売れれば儲けは大きいですから、1000万円クラスの車を売れるように、メルセデスやBMWに対抗として、既に海外で成功しているレクサスというブランドを国内に持ってきたわけです。

私の想像ですが、1000万円クラスの車だけを売るのだと厳しいので、
メルセデスやBMWが安物の車としてCクラスや3シリーズを売っているのと同じように、
レクサスもISはエントリークラスの安物の車として売っているだけで、
レクサスを立ち上げた目的はセルシオの後継モデルを1000万円クラスの車として売ることだと思います。
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この回答へのお礼

メーカー毎に色々な戦略があるんですねえ、有難うございました。

お礼日時:2005/10/20 15:30

簡単にいうと、、、(たぶん)



TOYOTAの海外バージョンの会社のことです。。
NISSANで言うとインフニティですね!
そんな感じです。

エンブレムも違くけっこうかっこ良いですよ。
例としては、アリストのレクサス?バージョンもあります。
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この回答へのお礼

なるほど、有難うございました。

お礼日時:2005/10/20 15:29

トヨタがレクサスを展開するコンセプトは他の方から出ているようですので、こんな感じで考えてもらえば分かると思います。



現在、ある程度お金を持っている人はトヨタでもクラウンやセルシオに乗っています(中には例外の若者等もいますがね)。でも、お医者さんや会社の社長などはベンツやBMWに乗っている事が多いですよね?それはやはり外車=お金持ちのステイタスみたいなものが絶大で、たとえ性能が同じでも日本車の最高級車種はそれに比べると1枚も2枚も落ちた認識です。

そのステイタスを得るために(=ベンツなどを買っている人たちをターゲットに)トヨタが高級ブランド車を立ち上げたという事です。その為には、トヨタという名前で売ると大衆車のカローラ等を販売しているという安っぽさが付き纏ってしまうので、対外用ブランドのレクサスとして販売します。一般ピープルはトヨタ、金持ちはレクサスで!という差別化みたいなものに金持ちは好みますからね(VIPという言葉も好きですし...)。

現時点では「無謀な挑戦」、「所詮、日本車は日本車」という否定的な意見が多く、私も何となくそんな気がするのですが、10年くらい経ったらメルセデスやBMWと肩を並べているかも知れません。何せ作ってるモノや技術力は間違い無いし、今度はいかにゴージャスに!みたいな感覚でしうから可能性は無いとは言えませんね。ただレクサスが成功したら、私にとっては一生無縁の場所となりそうですね。
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この回答へのお礼

有難うございました。 
外車=お金持ち、あるいは高級車、こういったイメージが出来上がっているので、国産車は苦しいと思います。
みなさんのご意見を聞いていて何となく分かってきたのですが、「トヨタの車種の中で高級車に分類されるものは、今後はレクサスという販売ルートで売る事にした」 と考えればいいように思うようになりました。  別に特殊な車を扱うわけではなく、同じ車だけど、少し高級仕様にして販売店が変るだけという事なんでしょうね。

お礼日時:2005/10/20 13:24

いつだったか「ガイアの夜明け」という番組で、トヨタのレくサス戦略を扱っていましたよ!それ見ればよくわかりますよ。


トヨタのレくサスを販売するにあたってかなり販売店側にもお店の内装から接客態度にいたるまで注文して力いれてるみたいです。海外ではかなり前からやってたみたいですが・・。
確かにアリストやアルテッツアの名前変えて販売してるように見えますが、レくサスの製造時にはミリ単位の検査やブレーキなどの性能の向上などかなりトヨタが力入れてるのは間違いないと思います。販売店側の人たちに対して試乗会をしてましたからね。販売店側の人たちも試乗会前は名前変えて販売してるだけだろうみたいな態度でしたが、試乗会のあとはかなり好印象もってた感じでした。さっき言った番組みるとトヨタの国内の高級車のシェアに乗り込もうと意気込んでる姿がよくわかりますよ!
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この回答へのお礼

有難うございました。 その番組、途中から見た覚えがあります。 かなりコストをかけて新しい分野に挑戦している姿を特集していましたね。 ただ肝心の車なんですが、どうも理解できなくて ・・・ 今までのアリストやアルテッツアの化粧直しバージョンという感じがして仕方ありません。

お礼日時:2005/10/19 17:13

ごく簡単に言います。


 トヨタは「TOYATA」以外のブランドを持とうとしているのだと思います。すでに「TOYOTA」ブランドはは安くて品質の良いクルマを世界中に認知する事に成功しました。
 しかし世の中にはそれだけで満足できない人もいるわけです。安くなくても良いからもっと高級感あふれる、趣味性の高い、もっと品質のいいクルマを求めている人もいます。そんな人たちに取って品質はそこそこ良いけど安いイメージのある「TOYOTA」ブランドはむしろ邪魔なのです。
 
>あのトヨタがそんな意味のない事をするはずがないと思うのですが
 一つのブランドイメージを確立する事さえ四苦八苦しているメーカーが多い中、トヨタは二つ目のブランドを手に入れようとしているのです。
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