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今年ノーベル賞を受賞された野依教授の研究された内容について『サル』でも
わかるように、噛み砕いて教えていただけたらと思っています。
一応、子供ニュースなどで検索してみたのですが、なかなか見つかりません。
どなたかわかりやすく教えてください。若しくは、わかりやすく解説している
ページをご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただきたいと思って
ます。

A 回答 (6件)

下記のサイトに行って関連の情報を見て、分からないところは・・・私にでは


なく(^^;)そのページの掲示板で質問すると、管理人さんが説明してくれるこ
とでしょう。本当に化学を知らない人に一からちゃんと説明するにはしんどい
ことかもしれません(単なる独り言)。

参考URL:http://www.chem-station.com/
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。そちらのページにもアクセス
してみましたが、難しそうですね。

お礼日時:2001/11/23 22:54

あまり詳しくないけど、知っていることだけ書いてみますね


プラスチックには、同じ分子構造なのに生分解するものとしないものがあります。
生分解するものは主にバクテリア合成するものです。(微生物が体内で生成する高分子物質など)
一方化学合成で同じ分子配列のものを作ると分解せずにいつまでもそのまま残ってしまいます。
これは薬品などでも同じで、天然のものは薬になるけれども、化学合成したものは同じ分子配列でも薬にならないと場合がたくさんあったのです。
この原因として、分子構造には鏡のような性質があり、右側と左側で対称となるものが、左側の構造の場合のみ薬として有効であったり、左側のものだけが自然界で生分解できたりすることが分かってきたのです。
ところが化学合成を普通に行うと、左右それぞれのものが出来上がるのです。
同じ構造なのだから右でも左でも同じ反応を示すのは、あたりまえのことなのです。そこで野依教授が研究されたのは、その左右対称に出来てしまう合成を触媒を介在させることで自然界と同じように左側の構造を作ることが出来ないかということでした。今回ノーベル賞の対象となった研究はその触媒を使った合成の成功によるものです。この研究の結果、今まで植物などからしかとることの出来なかった薬などを化学合成することが出来るようになりました。
(左右の記憶があいまいなので、申し訳ありません)
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この回答へのお礼

「キラル触媒による不斉反応」とか書いてあったので、どの文字を
とってもひとつもわからないのです。子供に教えてくれと言われ
困っていました。もう一度kokirikoさんからの回答をよく読んで
みます。ありがとうございました。

お礼日時:2001/11/22 19:50

どのくらいかみ砕いたものがよいのか分かりませんが、こんなのもありました。


http://www.joy.hi-ho.ne.jp/tukihara/science/0015 …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。『左手と右手』わかったような気もします。
もう一度よく読んでみます。凡人には無理かな?

お礼日時:2001/11/22 20:01

恥ずかしながら最近自分もココで同様の質問をしてました。


お役に立てれば幸いです。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=171107
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この回答へのお礼

私は、高校生の化学の授業しか受けていないのでそれもかなり
苦手な方でしたので、何を読んでもちっとも理解できずにいます。
なんとなーくわかればよかったのですが。一般人には無理でしょう
か? ありがとうございました。

お礼日時:2001/11/22 19:52

先に書いたものは分かりにくかったですね。


あくまでもたとえ話です。ABという物質があったとします。
物質Aと物質Bから出来上がっている物質ABは植物から抽出できる物質で薬として有効なものだとします。この場合AとBを化学反応させるとABが出来ることが分かっているのですがAとBを反応させると物質ABだけではなく物質BAも出来てしまうのです。ABとBAが性質が同じならばよいのですが、BAは有害であるとすると化学反応を起こすときにABだけを作成できれば良いわけです。
このときABを左、BAを右と呼びます。ABだけ作ることが出来ればよいわけですから、化学反応を起こすときにBAの生成を阻止できれば良いわけですね。
野依教授は反応の際にBAにのみ反応する触媒を作る方法を確立しました。
AとBを反応させる際にBAが出来なくする触媒を添加することでBAを作ることなくABを作成することが可能となりました。
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この回答へのお礼

今度は確実にわかったような気がします。「BAが出来なくする触媒」が
『キラル触媒』なのでしょうか?
たびたび、無知な私にお教えくださってありがとうございました。

お礼日時:2001/11/23 12:17

こんな例え話はいかがでしょうか?



養殖業者(化学者)たちは、大衆魚(安価な原料)を飼って高級魚(有用な生成物)に
育てる工夫をこらしてきました。水温や潮流(反応条件)に気を配りながら、
特製の餌(試薬)を与えるのです。○を餌にするとイワシは鯛になり(例えですよ!)
△を与えると秋刀魚はブリになります。ところが、アジをヒラメに育てる時に
困ったことが起きます。アジ100尾からヒラメ50尾とカレイ50尾の混ざり(ラセミ)
になってしまうのです。ヒラメとカレイを分ける作業(光学分割)は手間がかかり、
ヒラメしか売れなかったりすると、せっかく育てたカレイ50尾が無駄になります。
やがて、100尾ともヒラメに育てる餌☆や100尾ともカレイに育てる餌★が開発され
ましたが、高価な☆や★(キラル試薬)が100尾ぶん必要(量論的不斉合成)です。
そして、普通の餌100尾ぶんに、栄養剤※(キラル触媒)をほんの少し加えることで、
100尾ともヒラメに育てる技術(触媒的不斉合成)が生まれたのです。

「ヒラメとカレイは別の魚じゃないか」と言えば元も子もありませんが、光学活性や
キラル(不斉)の概念を説明するときの定番「右手と左手」と同じことを指しています。
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この回答へのお礼

専門用語も交えながらとてもわかり安く解説していただき
楽しく読ませて頂きました。『ヒラメとカレイ』素晴らしかったです。
感謝いたしております。

お礼日時:2001/11/23 22:51

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