アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

かなり前に解散してしまったオフコースですが、アルバム"We are"や"over"を出した頃から盛んに解散説がささやかれるようになったと記憶しています。
なぜ解散説が流れるようになったのか、いまさらながらに気になります。
確かに当時の楽曲の歌詞を見ると、小田さんと鈴木さんの対立を想像させるようなものもあるように思えますが、それだけの理由からでしょうか?
また解散の理由についても何か知っていましたら教えてください。

A 回答 (2件)

結論としては鈴木さんと小田さんの対立ですが、小田さんはインタビュー等では解散の理由をハッキリと明言していません。



「オフコース解散の真実」山際淳司著/飛鳥新社刊(1982年)という本があります。それの書評をたまたまネットで見つけました。解散の理由のヒントが隠されているとおもいます。

ぜひ、参照してください。

参考URL:http://www.mmjp.or.jp/three_and_two/giveup.html
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。書評はとても参考になりました。そして結局解散の理由(絶頂期に鈴木さんがなぜ脱退したいと言い出したか?)は明確になっていないこともわかりました。

お礼日時:2005/10/23 18:04

「自信なし」のくせに、長くなります。



今年の初め?に、NHKアーカイブで、昭和56,7年当たりにoverを製作していた頃のオフコースを取り上げた、「若い広場」という番組が再放送されていました。

リアルタイムで、その番組の終了あたりだけを見ていた私は、狂喜乱舞でその番組を録画しました。

番組は、We areで確固たる地位を築いたオフコースが、いよいよニューアルバムを作る、というところから、アルバム完成までの日々の、実に生々しいドキュメンタリーでした。

NHKとしては、当時意図してはいなかったのでしょうが、この時期がまさに、オフコース解散へのカウントダウンが始まった時期であったのです。番組の中に、その鍵となる場面がいくつも見られます。(現在の目で見れば、ですけどね。)

We areツアーが終わって初めてのミーティングで、メンバーは口をそろえて、
「もう、前(We are)みたいなアルバム作りは、二度としたくない」と確かめ合ってから、作業に入っているのです。

番組中に、「煮詰まる」という言葉が何度も聞かれたように思いますし、実際、「まさに、これは、煮詰まっているんだな」と思われる場面が続きました。

結果として、「We are」以上に難航したレコーディングになってしまったことは、誰の目にも明らかでした。メンバーは始終疲れていました。見ているこちらの心も痛んでくるような、サウンド作りの苦労の連続です。

個人の対立は浮き彫りにされてはいませんでした。でも、明らかに、「こんなに疲れるレコーディングは、もう嫌だ」という時間が果てしなく続いているようでした。そんな雰囲気が、鈴木さんの脱退、そしてやがて来る解散へとつながっていった原因のひとつになっているように感じました。

今から20年以上前のレコーディングです。
今のように、コンピュータに取り込んで、あとで自由に切り貼りするような時代ではなく、たとえ多重録音といえど、一回の演奏に要求される緊張感は並ではなかったと思います。また、あれだけ音楽的に高いものを求めていたグループですから、質が高くなるほど、そのための労力も増していったのではないでしょうか。

ただ、十数年ぶりに聴いた「over」の音は、カルチャーショックといってよいほど、すばらしい音でした。現在聴くことができない、クオリティの高いサウンドを、当時私たちは聴いていたんですね。

余談ですが、番組でオフコースのメンバーが出てきた「オフコースカンパニー」の事務所のあるアパートみたいな建物(和合ハイツ?)、どこかで見たことがあると思ったら、なんと、山下達郎さんが当時使っていた事務所と同じ場所でした。あの時代の活躍から考えると、ずいぶん質素な場所で、どちらも営業をしていたんですね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。個人の対立というわけではなく創造していく作業の大変さに耐えられなくなったという事でしょうかね...。
私も当時オフコースのアルバムを夢中で聞いていました。最近になってWe are以降のアルバムを聞きなおしたのですが、今聞いても完成度の高いものだと感じました。アルバムタイトルをつなげるとWe wre overとなり、しばらくして鈴木さんが脱退、その後のアルバム名がthe best year of my lifeだったので、小田さんと鈴木さんの対立があったのかなと気になってしまいました。そういう目で曲を聞き出したら、僕らの時代なんかも"もうそれ以上立ち止まらないで"、僕らと一緒にやっていこうよという鈴木さんへのメッセージにも聞こえますし....。
アルバム作りって素人の想像も及ばない苦労があるんでしょうね。

お礼日時:2005/10/23 15:26

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!