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【おすクラ 第3回】
クラシック曲のみなさんのおすすめを問うおすクラ。
あなたはどんな演奏を聴いていますか?

今回のお題はチャイコフスキーの第6交響曲。
この曲において、聴きどころはどこだと思いますか?
そして、あなたはどこの演奏を聴いていますか?(ついでにその演奏をどう感じるか書いてもらえるともっとありがたいです)

僕はこの曲を演奏会でやったことがあります。トランペットのトップです。さすがにしんどかったですが、吹き終わった時の達成感は十分ありました。
なお、今回は、回答者から出なければ、締め切る前に僕のおすすめを補足でお話ししたいと思いますが、まずはみなさんの価値観を教えてください。

この質問はクリスマスの頃に締め切られます。
では、お待ちしています。

A 回答 (3件)

こんにちは



自分は、演奏の経験は無いし演奏会で聞いた経験も有りませんのでCDを聞いた感想になります。

自分の聞いた事のあるCDはムラビンスキーのCDを2枚と朝比奈と小沢を持っています。
長い間、聞いていたのは随分前に千円くらいで買った安いムラビンスキーのCDなのですがこれが気に入ってしまいずっとこれを聞いていました。(もう一つの版よりやや早めの演奏)

一番最初から面白く聞けていたのが第1楽章です。
いろいろな物が凝縮されていて面白い楽章だと感じていました。
一楽章から自分のお進めを選んで見ると、1楽章の一番有名な旋律が2度目に出てくる前の所です。
管楽器がタータータターと木霊のように繰り返される所が好きです。

2楽章は、演奏の足元でティンパニ?の音が地響きのように鳴っている所が気になってしかたありません。

3楽章は、終楽章にした方がいいと思えるほど歯切れがいいですね。

実は、第4楽章が一番しっくりこないまま聞いていた楽章になります。
特に、出だしや中盤への盛り上がりなど何の不満もないのですが、終り方が終ると予想もしていないのにいきなり消えてしまうように終ってしまう所に不満が残ってしまいます。ただ、ここの所はチャイコフスキーの突然の死と重なってしまって意図的にこうゆう風にしたのかなとも思っています。

ここに来るとこれからと言う時に死んでしまったチャイコフスキーの気持ちを考えて悲しくなってしまいます。

この第4楽章の終り方が一番しっくり聞くことが出来るのが、ムラビンスキーのCDの中で早めのテンポの方のCDです。
このCDだと、なぜが緊張感を持ちつつ終わりに向かって進み、最後には演奏が終わった感じになります。

※このシリーズについての自分なりの考え
自分としては、他の人が色々な曲についてどう感じているか質問したり、お進めのCDを質問したりするのは、問題があるように感じないです。こうゆう色々な人が見てくれるサイトなのでいい事のような気もするのですが。
ただ、クラシック大好き人間の自分としては、書き込みが少ないのは寂しいですね。
回答者の立場で参加していますが、他の人の回答は大変興味が有ります。

この回答への補足

ご安心を。このシリーズは続きます。
しかし、この検索キーワードを利用するのはやめることにします。シリーズ化する意味がないという気もするので。

過去に使ったこのキーワードの削除を管理者に申し出ましたが、動いてはくれなかったので、次回からは使わないということで。
申し訳ありませんが、今後は僕のプロフィールからのぞいてみてください。

なお、これからは1ヶ月という長さでやるということはないかと思います。2週間くらいに期間を縮めますのでよろしくお願いします。
次回は、2002年1月15日までの期間で、「ショスタコーヴィチの5番のおすすめ」を出そうと思っております。

個人的に、チャイコフスキーで好きな演奏は、ゴロヴァーノフ指揮のソヴィエト時代の録音です。非常に突拍子もない演奏ですが、なぜか格好いいというものです。

ポイントは締め切った後に御覧になれる通りです。

補足日時:2001/12/23 20:04
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この回答へのお礼

初めて聴いた録音が、この曲はこうなのだと思わせてしまうという「すりこみ」の効果があるのですよね。これはどうしようもないことです。いろいろな録音を聴いていくうちにわけわかんなくなってきますけれどもね。

>一楽章から自分のお進めを選んで見ると、1楽章の一番有名な旋律が2度目に出てくる前の所です。
>管楽器がタータータターと木霊のように繰り返される所が好きです。
クラリネットソロに酔いしれる前に、こんな濃厚な部分があるんですよね。確かによい部分だと思います。

>2楽章は、演奏の足元でティンパニ?の音が地響きのように鳴っている所が気になってしかたありません。
ティンパニとファゴットとコントラバスだと思います。五拍子をテヌートで伸ばしていますが、あれにも強弱がしっかりついているんですよ。ここでトランペットの音を聴こうとする人はあまりいませんね。

>3楽章は、終楽章にした方がいいと思えるほど歯切れがいいですね。
チャイコフスキーの5番の終わり方と同じように終わるので、どうもフィナーレと同じように聴こえるようです。実際、ある指揮者が若い頃、この交響曲は3楽章までしか聴かず、4楽章が始まる前に止めてしまっていたという話も聴いたことがあります。

>終り方が終ると予想もしていないのにいきなり消えてしまうように終ってしまう所に不満が残ってしまいます。
静かに終わる交響曲って少ないですからね。何かこれ!という主張をしてほしいというのも一理あるとは思います。でも、これもまたこの交響曲のよさではあると思います。

>これからと言う時に死んでしまったチャイコフスキーの気持ち
ご存知ないかもしれませんが、チャイコフスキーは第7交響曲を構想していたようですよ。確かCHANDOSというレーベルから出ています(補筆完成版です)。もしよかったら聴いてみては。

>この第4楽章の終り方が一番しっくり聞くことが出来るのが、ムラビンスキーのCDの中で早めのテンポの方のCDです。
ムラビンスキーはいいですね。第4楽章を聴き終わった時に満足できるというのが嬉しいですね。

>※このシリーズについての自分なりの考え
嫌いな人もいるんだそうです。質問している僕としては「余計なお世話」なんですが、そういう人たちの言い分も聞いてあげないと、僕がただのわがまま人間になりますからね。次回はそういった「批判」に答えるという意味で「ショス5」なのです。
僕も素人さんを追い払うような発言を最初にしてしまったのがまずかったかもしれませんね。などなど反省を必要とします。
クラシック好きだけ集まるというのも問題があるので、その辺をなんとか改良できればな、と・・・
僕も多くの方の回答に触れられればと思ったのですがね・・・

ありがとうございました。

お礼日時:2001/12/23 20:39

おひさしぶりです。



私がいいと思うところは、第1楽章の展開部の入りです。第3楽章も好きですが、第3楽章は指揮者によってテンポがかなり違ってくるので(たとえばムラヴィンスキーの録音とメンゲルベルクの録音など)、どの指揮者でもそう大きな違いがないという点で再現部の入りです。

私が持っているのは古めのものだけです。具体的にはメンゲルベルク、ムラヴィンスキー(DG録音)、トスカニーニですね。メンゲルベルクはテンポを揺らしすぎで、最初聴いたときは驚きましたが、それも彼の芸風と思えば理解はできます。トスカニーニも、音は古いですが嫌いではありません。一番すきなのはムラヴィンスキーです。あのビシビシ感がたまりません。

昔めの録音&特殊な指揮者の録音が好きな私です。

この回答への補足

管理者より連絡あり。

この質問はコミュニケーション目的ではないか、微妙なラインであるので残してはおくが、という意見を頂きました。

僕は知的資産の形成と、後でそれを役立てる人のために(真実の正解のないことを)質問したつもりだったのですが、管理者よりこう言われることは残念なことです。
目的が管理者のものと異なるならば、今後このシリーズを続けてみても、削除されるおそれがあるようです。
管理者というのは最も古参の常連ですから、このサイトの歴史をよく眺めてきた上でそういうことが言えるのでしょう。

しかし、このような批判を頂くのでしたら、このシリーズはやめた方がよいのかもしれません。とりあえず、報告まで。

補足日時:2001/12/15 18:14
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この回答へのお礼

こんにちは。おひさしぶりです。

展開部の入り、というと、静寂が打ち破られるところですか? 違っていたらごめんなさい。ラッパとしては、「弦楽器や木管楽器よ、ちゃかちゃか刻むのに苦労するがいい! 俺はこれから音階を大音量で吹いてかき消してやるからな」という意気込みを見せているところですか?(→わかりにくい)

意外にもメンゲルベルクの根強いファンがいるんですね。僕はチャイ4でビビったのを覚えています。4楽章で。
ムラヴィンスキーはレニングラード・フィルを見事に統率してますからね。あんなに速いテンポでもアンサンブルが乱れない。これがさすがだと思います。だから聴いていて気持ちがいい、というのがありますね。

ありがとうございました。

お礼日時:2001/11/26 15:34

おひさしぶりです。

ブラ3以来随分とご無沙汰でしたが、いかがおすごしでしょうか。
さて、私はこの曲についていろいろ思い出があります。
出だしの「金ね~よ~、わびし~よ~」から始まり、第3楽章の「コンパだビールを飲も~」など替え歌をいろいろ作りました。
さて、聞き所というとやはり第一楽章の第二主題(一番有名なところ)かな、メンゲルベルクや芥川也寸志の指揮は絶品だと思います。芥川はメンゲルベルクの影響を受けたそうですが。
あと、第一楽章でファゴットのppppppの部分で普通はBクラリネットで演奏するのが普通ですが、ケンぺ指揮のウイ-ンフィルは楽譜通りファゴットで吹いていました。(でもクラリネットから受け継ぐのであればやはりBクラリネットのほうが自然ですがね)
私はビオラですが、弾くほうとしては第4楽章の方がいいなと思います。
ドボ8の時にも書きましたが、わりとゆっくり目の演奏が好きなので家にあるレコードではバーンスタインのウイーンフィルが好きです。メンゲルベルクもありますが、CDではないのでほとんど聞きません(聞けません)
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この回答へのお礼

第2楽章は「しーおーくーりーがーきーたーよぉ」ですか?

聞きどころ、確かにCMで使われるのはそこですね。情感たっぷりに歌いこめるからこそ、山ですね。
メンゲルベルクのは最近いろいろなCDが復刻されたので、手に入れることは容易くなりました。
芥川さんの演奏はまだ聴いたことがありません。いずれ聴いてみようかと思います。

>Bクラリネットで演奏するのが普通
僕がやった時もそうでしたが、でも、よく考えると、バスクラの出番って、そこしかないんですよね。
でも、その直後の速いパッセージではクラリネットは2本必要だったハズ。ということは、どうしてるんでしょうかね。

>私はビオラですが、弾くほうとしては第4楽章の方がいいなと思います。
そうですか? ビオラ弾きとしては1楽章の方が目立っていていいような気がしますけど。いや、むしろ目立ちたくない、というのもあるかもしれませんけど、その辺はどうなんでしょうね。僕は第4楽章は、「疲れ切っているので、弦楽器さんよろしく」です。ただし、最後の音をコントラバスだけが持っていくのであまり嬉しくありません。
僕の聴きどころを敢えて言いますと、3楽章の最後の方、主題が戻る直前に、トロンボーンとトランペットで掛け合うのが好きです。しかし、そんなところだけを注目しているのはどうか、とも思いますけど、吹き手としてはあそこがエクスタシーの絶頂で、以後はただつらいだけになります。

>バーンスタインのウイーンフィル
言い忘れていましたが、チャイコフスキーのこの曲は、誰かによってテンポを書き換えられているそうです。そのせいで、4楽章のテンポはもっと速く、そして、あまり揺れないものなのだそうです。そうしたことから考えると、悲愴という曲は随分曲げられて「ぼくらの悲愴」になったんだな、と思います。その「ぼくらの悲愴」の典型がバーンスタインと言えるのではないでしょうか。
その点、トスカニーニは感心されないようです。

ありがとうございます。次回もよろしくお願いします。

お礼日時:2001/11/23 22:53

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