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あるミステリー小説に出ていたトリックです。

身を晦ましたいと思っている2人、AとB。
2人とも家族とは疎遠で、無職。
年齢は同じぐらいで、性別も同じ。
2人とも運転免許証を持っていない。
第三者から見て、日常、2人には接点がない。
2人はお互い同意の下、AはBの名を騙り、BはAの名を騙り、同時期に新しく別の場所で賃貸住宅を契約し、引越しをし、住民登録をして新生活をはじめる。
その後、相手の名前で住民票を取り、運転免許を取得。
これでAの顔とBの名、Bの顔とAの名が一致することが、公的にも証明できてしまうようになり、完璧にお互いの人生が入れ替わる。

小説では複数人がシャッフルされる形で、斡旋業者がいるなど、もっと複雑なのですが、仕組みはこんな感じです。
たしかに現時点では、住民票の登録も、書類請求も、顔写真入りの身分証明は必要とされておらず、年恰好が同じならばできてしまいます。
運転免許を取得するにも、戸籍謄本と住民票があればいいだけですよね。

ネックになるのは、相手が騒ぎ出さないかだけで、お互いが同意しているのであれば、理論的にこのトリックは成立してしまいます。
運転免許証はもっとも有効な身分証明として使われている現在、こんなことできてしまってはかなり問題だと思うのですが・・・。

もしこれが、免許証も持たず、学校や会社などの組織に属さず、社会とあまり接点を持たず生活している人がいたとして、その人の知らぬ間に、上の方法で名前を乗っ取られたら、免許証を持っている乗っ取った人間の主張が通ってしまうなどということになりはしないのでしょうか?

こんな小説のように簡単にはいきませんよね?
何か防衛策があるのですよね?
自分自身はそんなトラブルに巻き込まれることはないと信じたいですが、万が一のことを考えるとして、自分でできる防衛策というのはありますか?

A 回答 (4件)

質問を読ませて頂いたところ、宮部みゆきさんの小説“火車”を思い出しました。


この小説では自己破産した過去を隠し、他人になりすまして生活している女性が登場していました。

さて、自分でできる防衛策とのことですが、私が読んだ小説でも質問内容と共通する部分がありました。
すなわち、
(1)家出した人や天涯孤独の境遇の人
(2)会社に勤めているなど社会に接点が無い人
(3)親しい友人などがいない人
(4)普段の生活で隣近所との接点が無い人
上記のような境遇でなければ必ず誰かが不審に思うことになります。

逆に考えると、仮に一人暮らしであっても、時々は親兄弟に連絡し合い、親しい友人や隣近所との交流を持ち、会社勤めなど社会に接点を持っていることが防衛策になるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
質問の元になった小説は、貫井徳郎氏の失踪症候群です。

たしかに(1)~(4)以外の人は誰かしら不審に思うときが来ると思います。
でも、免許証や写真入の身分証明書を持っていない人にとって、身分を証明することは意外に難しいようにも思います。
まして、相手は顔写真付きの正式な運転免許証を持っているのです。
家族や知人からの証言で立証していくのでしょうが、簡単に認められるものなのでしょうか?
質問の場合、AはBの名前で引越しをし、賃貸契約もAの顔をしたBとして契約し、生活を始めています。
そこで就職をしたとすると、大家や会社の同僚など、周囲の人間はAはB本人だと疑いもなく認識しているので、こちらも証言台に立った場合、どうなるのでしょう?
考えれば考えるほど、住民票や運転免許証などの管理をもっと徹底して欲しいと思ってしまいます。

お礼日時:2005/10/25 11:52

免許証のケースは、双子の方などは、そのまま通っちゃいますから事件にもなっていたような記憶が。


郵便物が勝手に転送されていたり抜き取られていたりして、他人の名を騙る者が犯罪に利用したり。
郵便物をやめてネットに移行するのもひとつの手ですが、最近はネット上でのデータ詐取もあり、より発見が難しくなっていますね。直接防衛がしにくくなっています。
そのために銀行預金の支払い限度額設定などの間接的な予防策がなされるようになっています。
本人の登録データは、本人がいつでも検証できるようになって欲しいですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
双子のケース、個人情報を悪用したケースなどは、想像の範囲だと思うんですね。
それらは「なりすます」の範疇を超えないので。
でも質問のケースだと、Aの顔・身体でBの名・経歴という人間を、国が証明してしまうということになるので、これを見破ることも、嘘を証明することも、なかなか手ごわいだろうなと思うんですよね。
ホントにこんなことできるのか、行われてしまっているのか、気になるところです。

お礼日時:2005/10/26 17:40

 このような事は現実的によくあります、犯罪として使われる事もありますしたまにニュースなどで見かけます。



 定期的に住民票を見るなどして内容が変わっていないか確認するなどの自衛策しか無いのが現実です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
結局、そのくらいしか自衛策はないんですね。
もうちょっと行政の管理を厳重にして欲しいものです。

お礼日時:2005/10/25 11:40
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
法に触れますが、Aの顔写真にBの氏名住所の記載されている運転免許証が発行されてしまっては、合法と認められたも同じのような気がします。
公的威力のある身分証明書を発行する場合には、もっと厳しい審査がないと怖いですよね。

お礼日時:2005/10/25 11:39

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