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活性酸素の一つであるヒドロキシラジカル(OH・)と水酸化物イオン(OH-)は点電子図で表記すると両方とも不対電子を一つ持ったもので、構造上同じ物なのに、ヒドロキシラジカルは体内を酸化するもので、水酸化物イオンはマイナスイオンということで抗酸化作用があると言われています。なぜ、構造上同じなのに性質は真逆になっているのでしょうか?教えてください

A 回答 (3件)

電子配置等に関しては、No.2のご回答のとおりであり、両者は別のものです。



高校などの化学でよくでてくるのは水酸化物イオンであり、ヒドロキシラジカルよりも安定です。
その理由は、水酸化物イオンがオクテット則を満たしている(すなわち酸素原子が希ガスの電子配置になっている)のに対して、ヒドロキシラジカルは電子が1個少ないからです。
電子が1個少ないからこそ、水酸化物イオンに存在した負電荷が解消され、不対電子が生じているわけです。

上述のように、ヒドロキシラジカルは不安定であり、それは水酸化物イオンと比較して電子不足であることに起因します。
したがって、ヒドロキシラジカルは、他の物質から電子を奪う(すなわち他の物質を酸化する)ことによって、より安定な水酸化物イオンに変化しようとする傾向が強いために酸化剤として作用します。
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つっこみどころ満載ですねえ.



> 活性酸素の一つであるヒドロキシラジカル(OH・)と水酸化物イオン(OH-)は点電子図で表記すると両方とも不対電子を一つ持ったもので、構造上同じ物

そもそも構造上同じでないです.ラジカルの方は不対電子を持つのはその通り.酸素原子はオクテットを満たしていないため,電子を求める(あと一つあればオクテットが完成する)性質があり,その電子を受け取った後の状態が水酸化物イオンです.この状態で酸素原子はオクテットを完成しています.

> 水酸化物イオンはマイナスイオンということで抗酸化作用があると言われています。

いわれていません.
世の中のマイナスイオンは意味不明です.少なくとも水酸化物イオンには抗酸化性などありません.また世の中でいうところのマイナスイオンは化学でいうところの陰イオンとは違います.

現状,マイナスイオンの効能云々は擬似科学でしょう.ほんとうに効果があることが今後証明されないとはいえませんが,現状は万人が納得できるようなきちんとした証明はないと思いますね.
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ラジカルは反応性の極めて高い不対電子を持っていますが、水酸化物イオンはこれに他からもらった電子が1個ありますので、不対状態は解消されているはずです。

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