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こんにちは。お世話になります。
昨晩、アニメ夜話でウテナのことをとりあげていて、
作品の中に多くの暗喩があるということが論じられていて大変面白かったです。
で、思い出したのですが、テレビ版のウテナのラストシーンで、
ウテナにたくさんの剣が矢のように降ってきて、ほとんど死んだ?と思わせる場面がありましたが、
あのときの剣が降ってくる意味はなんでしょうか。
たしか、アンシーがウテナとではなくて、1人で兄を捨てて出ていくんですよね。 ウテナがいなくなってしまう意味は何でしょうか。
自分で考えてみたのですが、いまいちはっきりしません・・・。
皆様のご意見お聞かせくださいませ。

A 回答 (1件)

本放映を見ていただけのうろ覚えの記憶であることを先に書いておきます。



まず「沢山の剣がウテナに降ってくる」ところですが。
その前にまず、アンシーが沢山の剣に貫かれている描写があります。
あれは確か暁生のために「王子様」に向けられる様々な悪意とかそういったものを全てアンシーが身代わりになって受け止めていた、だったと思います。
(この辺がかなりうろ覚えなので間違っている可能性・大です)

そのアンシーを救おうとウテナは頑張っていたわけです。
アンシー自身からも助けを拒否されたのに(アンシーに背中側から剣で刺されましたね)、それでも助けようと手を伸ばしました。
昔、王子様に助けられた彼女は「王子様になるんだ」とずっと思っていたわけですから「とらわれのお姫様」を救うのは当然の行為だったわけです。

アンシーの兄・暁生はそんなウテナの剣を使って薔薇の扉を開けようして、結局できなかった。
(ウテナを利用したのは昔の自分(王子様)によく似ていたから、彼女なら扉を開けられるかも、と考えていたからだったかと)
剣を失ったウテナはそれでも立ち上がって、一生懸命扉をこじ開け、中にいるアンシーに手を伸ばし、しかし結局はすんでのところで手を掴むことが出来なかった。
つまりは「お姫様を救えなかった」わけです。

それでも彼女はアンシーを救うために、アンシーの代わりに全ての剣を自分が受け止めた、のだろうと解釈しました。
そしてアンシーの代わりにウテナが全ての剣を受け止めたので、アンシー自身が今度は自由に動けるようになったんです。
だから今度はアンシーがウテナを救うために旅立ったんですね。
それでアンシーは「待ってて、ウテナ」と言うわけです。

ウテナは「ごめん、結局『ごっこ遊び』になっちゃった」と(剣に貫かれる前に)アンシーの手を掴めなかったことを謝ってましたが、でもウテナのおかげでアンシーは自由になったわけですから、ある意味救っているんじゃないかと思います。
棺の中に閉じこめられていたアンシーは棺の中から出たわけですし。

しかし暁生には何が起こったのか全く分かっていなかったんですね。
アンシーが自由になったこと、ウテナが代わりに剣を受け止めていることなど。
世界の果てを知ってるとかなんとか言ってましたが(うろ覚えですが)結局彼には本当の事は何一つ見えてなかったのかもしれません。
だから何が起こったのか気づくことが出来なかった、とか。

細かいところとか本当にかなりうろ覚えなので自信ないです(^^;
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この回答へのお礼

御回答いただき、ありがとうございます。
御礼がおそくなってしまい、申し訳有りません。

なるほど、ウテナはアンシーの身代わりになった・・・。
そういえばアンシーは最後すっきりした顔になったましたね。
途中何回か見逃していた回もあるので、これを機にまた観たいと
思いました。アニメは『なりのトトロ』を観たぐらいで、全然
詳しくないのですが、ウテナだけは面白くて毎週見ていました。
DVDとか、出てるんですかね・・・

お忙しい中、丁寧にお答え下さって、ありがとうございました!!

お礼日時:2005/10/28 17:09

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