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「虚業」と「実業」の線引きがイマイチわかりません。
広辞苑によると

■実業
・農業・工業・商業・水産などのような生産・経済に関する事業。
■実業家
・商工業・金融などの事業に携わる人。

となっています。

また、「虚業」については

・堅実でない事業。実を伴わない事業。<広辞苑>
・「実業」の対義語。大衆を騙くらかす胡散臭い事業。「土地ころがし」や「ねずみ講」など、具体的価値を生み出すことのない、実体なき事業を指す。皮肉やあてこすりの意味で使う罵倒語の類。
金融業やサービス業もこう称されることがあるが、特定の事業を指す言葉ではなく、使用される範囲に明確な線引きはない。<はてなダイアリー>

となっています。

この場合、金融業などのサービス業は、「虚業」と考えられがちですが、「サービス」という「価値」を提供している点で、「虚業」とは言い切れないと思うんです。

では一体「虚業」とはどんなものを指すのでしょうか。
「ねずみ講」の様なモノを言うのでしょうか。

入会者、紹介者特典付きのクレジットカードの勧誘や保険の勧誘なんかも「ねずみ講」になるんでしょうか。

そこら辺の線引きができなくて悩んでます。
「これは虚業だ!」と言い切れる業種などありましたら教えてください。

また、「虚業」「ねずみ講」「実業」の区別についても宜しくお願いします。
まとまりの無い質問ですみません。

A 回答 (2件)

「実業」の対義語は「金融業」です。



これは、健全な経済社会を考えた時、衣食住その他の供給と消費が社会の中で、不満なく循環しているものである。
そこの主役は、額に汗して働く実業であり、お金は、そのなかの潤滑油であり、「金融業」は、社会の黒子である筈である。
額に汗して働かず、金利で寝て暮らしている人「金融業」は、社会のはみ出し者でしかなかったのです。サービス業は、それに近いグレーゾーンの職業だったのです。
理想社会は、「実業」が主役、「金融業」が黒子なのです。
ところが、現在は、「実業」で循環するお金の7~8倍のお金が「金融業」で循環しています。
そうです、寝て暮らしている人が多いのです。
バブルなのです。恐慌間近なのです。

虚業は、寝て暮らしている金融業を揶揄して言う言葉です。
道徳に反することを、批判して言う言葉なのです。

「これは虚業だ!」と言い切れる業種などありましたら教えてください。
 これは、無いのではないかと思います、税務署では、泥棒からも税金を取るそうですから。
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この回答へのお礼

税務署は泥棒からも税金を取る・・・。
つまり国としては「虚業」とか「実業」とかは区別してないって事ですよね。
それに税務署自体が「虚業」だという皮肉も含んでいるんでしょうか。

考えれば考えるほど、「虚業」と「実業」と区別する事に意味があるのか疑問に思えてきました。

ただ、Bronerさんが仰る通り、確かに「お金」と「金融業」は、あくまで社会の「潤滑油」であり、「黒子」である。そう考えると、とてもしっくりきます。

もっと額に汗して働く実業が主役になってもいいのに・・・と思えてきます。(今は黒子の方が主役になってるように見えますから)

しかし、実業を始める時にも運営するにも、運転資金としてお金って必要なんですよねぇ。

そう考えると、実業と金融は対義語でありながら、「対」で考えるべきものであるとも思います。

「虚業」という言葉は実業家が「揶揄する為に作り出した言葉」と認識しておきます。

実業家が金融業を指して「虚業」と言いたい気持ちはひどく同感する部分がありますから。

ただ、金融からの恩恵は十分に受けてますので威張って揶揄はしませんけどね(※金融業の方、ズタボロに言ってスミマセン)

金融の場合は数字を口座間で移動させ、フィーを取って成り立つ商売。
何かを生み出している訳ではないけど、「融通」というサービス価値を提供している。

「モノ」じゃないところがミソ。
やはりサービス業ってグレーゾーンですよねぇ。
こればかりは人の「主観」による判断に委ねられるとこでしょうね。

私の認識が正しかったかどうか分かりませんが、Bronerさんのご意見、非常に勉強になりました。
これでまた疑問が一つスッキリしました。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/04 11:58

虚業、実業は多分に主観的なものであり、職業分類用語ではありません。

従って、具体的にどの仕事が虚業かあげることは出来ないでしょう。ある特定の人が辞書にあるような商売をしながら、実業家を気取った言動をするから虚業家と言われるのであり、静かにその道で自分なりの商売を続ければ、虚業家とは呼ばれないでしょう。

職業の種類は時代によって大きく変わります。農本といわれて農業以外はたいして国に貢献しないと考えられた時代、製造業こそ真の事業といわれ、代理店で口銭を稼ぐ仕事が軽蔑された時代、そして今は楽天、ライブドアが代表するように、店舗なき強大代理販売業が
もてはやされる時代です。

「ねずみ講」
まず限られた市場規模にもかかわらず無限の市場と錯覚を起こさせるところから始まります。「親」が「子」や「孫」の販売の口銭を収入として受け取ることで成り立つので、入会者、紹介者特典付きのクレジットカードの勧誘や保険の勧誘ではこのような見返りがありません(あっても一回のみ)。従ってねずみ講とは呼べません。ねずみ講類似の商売でも破綻するまではねずみ講として摘発を受けることはないと思いますが現行法がどうなっているか分かりません。
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この回答へのお礼

虚業と実業は人の主観で決まる、極めて曖昧なことである事が分かりました。また時代によってもとらえ方は変化していくんでしょうね。
その点の疑問が晴れて、少しすっきりしました。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/02 15:58

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