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 以前、京都か奈良のお寺参りで、宝物館だったと思うのですが、身体の青い約40センチぐらいの大きさの、大威徳明王(5大明王の一つ)の木造を観たのですが、何処で観たのか忘れてしまいました。
ご存じの方がおられましたら教えてください。
 
 かなり素敵な感じだった印象が残っておりますし、最近、大威徳明王様にご縁があるとも言われましたので、また、お参りしたいと思っていますが、10年ぐらい前に拝観しただけだったので、どのお寺だったか忘れてしまいました。
 よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

 お求めの回答にはならないと思いますがお許しください。


 思い出されるヒントにでもなればと書き込みいたします。

 「京都か奈良」、「身体の青い」、「約40センチ」・・・これらを手がかりにして調べたのですが、
http://www.daikakuji.or.jp/bunkazai/butuzou/myoe …
この大威徳明王ではありませんか?

 密教に於いては文殊菩薩の化身ともされている大威徳明王は、通常六面六臂六足で水牛に跨っておられます。そしてほとんどが五大明王の一尊として存在しています。
 五大明王全尊揃っているのは、京都では東寺・大覚寺・醍醐寺、奈良では不退寺・宝山寺とあります。
 これとは別に単体で造像されたと思われるものが醍醐寺と唐招提寺にあります。

 「青い」という特徴は、「明王」の一般的な特徴でもあって、憤怒の感情を表わす「青黒い」彩色がなされることが多いので、あまり有効な手がかりとはなりえません。

 そこで今度は「約40センチぐらい」とされる大きさを見てみると、
醍醐寺の大威徳明王像が     80.3cm
東寺(教王護国寺)の像が    100.9cm
大覚寺          が     58.1cm
不退寺          が     99.0cm
宝山寺          が     11.5cm(厨子入)
と資料にありますので、水牛に跨っていることを考えれば大覚寺のものを「約40センチぐらい」と思われたのではないでしょうか?

 残念ながら全部の像のイメージを確認できていませんので、あくまで私の想像に過ぎないのですが・・・・・。

 それにこの大覚寺の大威徳明王像もあまり「青い」という感じでは無いのも気になるところです。

 参考までに東寺の大威徳明王像は↓です。
http://www.linkclub.or.jp/~bitte/hotoke/BUTUZOO/ …
これは100センチもあるということだし・・・ちがいますよね?

 以上、だらだらと申し訳ありませんでした。
 巡り合えるといいですね。
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この回答へのお礼

 有り難うございます!
大変参考になりました。一応、小生も、検索を試みたのですが、発見できませんでした。
 確か宝物館だったと思うのですが、ガラス越しに拝観した記憶が有ります。
 身体が青に彩色され、ほかの部分の色もきれいでほとんど痛んでおりませんでしたので記憶に鮮明に残っているのだと思います。
 多分、大事に保管されて、普段は仕舞われていたのかもしれません。
 
 一応、醍醐寺と大覚寺に行ってみる事にします。
 二つとも過去に行った記憶がありますので。
 
 本当に有り難うございました。

お礼日時:2005/11/06 20:15

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