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はじめて質問させていただきます。よろしくおねがいします。

普通、熱化学方程式の融解熱・蒸発熱は、たとえば水の蒸発熱ですと、
H2O(液)=H2O(気)-44kJ(数字は、本来小さい文字です)
とあるのに、ある参考書を読むと、「融解熱・状態熱は、吸熱だが絶対値で表す」と書いてあります。
疑問は、熱化学方程式の融解熱・蒸発熱を絶対値で表す理由がよく分からなくて、何でなのかな…と思っています。

分かる方が居ましたら、よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

No.2の補足です。


水と水蒸気の間の変化を表す熱化学方程式は、
H2O(液)=H2O(気)-44kJ または
H2O(気)=H2O(液)+44kJ
と表すことになります。ここで、符号を逆転させることは出来ません。

ただし、「気化熱」とか「凝縮熱」という言葉を使う場合について、たとえば上式では「水の気化熱は44kJである」ということを表していることになり、下式では「水の凝縮熱は44kJである」と言うことを表していることになります。
言い換えれば、44kJの前の符号が、上式では-であり、下式では+になっていますが、それぞれが表す「気化熱」と「凝縮熱」はいずれも「正の値」になるということです。現実問題としてそれらが負の値になることはありません。

別の表し方をすれば、
H2O(液)=H2O(気)-気化熱 または
H2O(気)=H2O(液)+凝縮熱
になるということです。ここでは気化熱」と「凝縮熱」はいずれも「正の値」です。それらの前の符号の違いに注して下さい。
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この回答へのお礼

w-palaceさん、補足説明もしていただき、どうもありがとうございました!詳しく説明していただいたおかげで、私でも分かって、胸のつっかかりが取れました。

お礼日時:2005/11/11 15:50

それは言葉の定義の問題です。


物が融ける時に、熱を「吸収する」のは自明のことなので、融解熱というのは熱を吸収する場合に正の値になるように決められています。
同様に、物が蒸発する時に熱を「吸収する」のも自明なことなので、蒸発熱というのは熱を吸収する場合に正の値をとるように決められているからです。

凝縮熱や凝固熱では、熱を発生することが自明なので、熱を発生する場合に正の値になります。

要するに、化学的に自明なことに基づいて、便宜的にそのように決められているということです。

この回答への補足

w-palaceさん、回答して下さり、どうもありがとうございます。
ですが、ちょっとよくわからなかったです…。
(せっかく答えて下さったのに、申し訳ないです)。

もしかしたら、「融解熱というのは熱を吸収する場合に正の値になるように決められています」というのは、融解・凝固(あるいは蒸発・凝縮)の際に発生する熱量の大きさを|a|として、

H2O(液)=H2O(気)+|a|kJ
(a≧0のとき、|a|=a)
(a<0のとき、|a|=-a)
より、

問題の蒸発熱の場合は、絶対値の内部が負だから、マイナスをかけて正の値にした、ということでしょうか…。

補足日時:2005/11/11 06:37
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「融解熱・状態熱は、吸熱だが絶対値で表す」というのは、たとえば書かれている熱化学方程式の場合、



H2O(液)=H2O(気)-|44kJ|

といったことになる、という意味でしょうか?
絶対値といえば正の値を返しますが・・・吸熱反応の場合はどう表せと言いたいのでしょうか。

高校で習っている限りではこういったことは聞いていません(1週間ぐらいに復習で再学習した際にも)。

ただし自信はありませんm(_ _)m

この回答への補足

回答して下さり、どうもありがとうございます(>_<)

>H2O(液)=H2O(気)-|44kJ|
>といったことになる、という意味でしょうか?

私の説明不足です…;お手数かけてしまってすみません。
テキストには説明だけしか書いておらず、方程式が無くて、「一体どういう意味合いの式になるのかな…」と思いました。
確かに、蒸発熱と凝縮熱(または融解熱と凝固熱)は、発生する熱量の絶対値の値は等しいとのことでしたが…「絶対値で表す」という表現ですと、どういう意味なのかよく分からなくなってしまいました(-_-;)

補足日時:2005/11/10 22:08
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この回答へのお礼

解決しました(^-^)。gonna_wanna_1988さん、回答していただき、どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/11/11 15:52

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