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アセトンは沸点52℃で常温で高い揮発性があると教科書に書いてあります。揮発性とは気体になることですよね?それなのに52℃が沸点とはどういうことですか?

A 回答 (4件)

沸点というのは、もちろん「その液体が沸騰する温度」なわけですが、この「沸騰」というのは、「その液体の蒸気圧が外圧(大気圧)以上になることにより、液体表面だけでなく、液体内部からも気化が起こっている状態」のことをいいます。



http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%CA%A8 …

逆に、液体の蒸気圧が大気圧未満の場合は、液体の表面からしか気化できません。
この気化が「蒸発」で、それが常温で起こる場合を特に「揮発」といいます。

http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%B4%F8 …


アセトンなどのように「揮発性が高い」といわれる液体は、大気圧未満とはいえ、それなりに高い蒸気圧を持っているため、沸点より低くても、液体表面からどんどん蒸発(揮発)していきます。
一方、温度が上がって沸点に達すると、今度は液内部からも気泡として気化する、つまり沸騰するというわけです。
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一般的に液体には飽和蒸気圧というものがあり、その圧力に達するまで液体は蒸発して気体になります。


水たまりが乾くのは、水が蒸発しているからです。
湿度何%というのは、飽和水蒸気圧に対してどのくらいの割合の水蒸気が空気中に存在するかを示しています。
アセトンの場合は、常温だと200mmHg程度の高い飽和蒸気圧を持っています。
水の場合は20mmHg程度です。
飽和蒸気圧が気圧(通常は760mmHg)と等しくなる温度が沸点です。
アセトンの場合は52℃、水の場合は100℃で飽和蒸気圧が760mmHgになります。
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沸点以下の温度でも液体が蒸発(気化)することは、No.1のご回答の例からわかると思います。



さらに付け加えるならば、沸点が低いほど蒸発しやすいと言えるます。また、気化するのに必要なエネルギーは物質によって異なっており、それが小さいものほど少ないエネルギーで気化する、すなわち気化しやすいということが言えます。
ちなみに、同じ重さの水と比較した場合に、アセトンを気化させるのに必要なエネルギーは4分の1以下ですので、かなり気化しやすいと言えるでしょう。
「高い揮発性がある」という記述は、こういった事実に基づいているわけです。
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分かりやすいように、逆に質問者さんにお聞きしますね。



水は100度で沸騰します。
でも干してある洗濯物は100度にならなくても乾きます。

どういう事でしょうか?
考えてみて下さい。
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