「火垂るの墓」が韓国での公開が取り消しに？

最近、「朝鮮日報」のサイトで知ったのですが、ずいぶん前に韓国で公開される予定だった「火垂るの墓」が反日感情で取り消しになったそうです。なぜですか。
この映画は大変優れた反戦映画だと認識していますが（最近は終戦六十周年のドラマとして実写化もされたようですし）、どう韓国の反日感情と関係するのでしょうか。
「日本が被害者と描かれた」という理由で・・・は納得出来ません。アメリカ人でも、日本人でも、韓国人でも、無辜な庶民は皆戦争の被害者です。なぜ韓国の方は日本でも被害者が存在することを不快に思うのでしょうか。
よく多くの韓国の方が日本のことをよく思っていないと聞いていますが、なぜアニメの映画に文句をつけたがるのでしょうか。韓国に詳しい皆さん、智慧を貸してください。

No.2 ベストアンサー 回答者： j99 回答日時： 2005/11/14 07:01

まず、反日感情がなぜいまだに続いているかというと、国策により日本は「加害者」であるという教育が行われているからです。

実際に被害を受けられた人々よりも後世の世代のほうが、日本を憎み、蔑んでいます。

この反日教育を行う理由は、為政者の都合によるものです。戦後日本も米国とともに仮想敵国・ソ連を打倒するために互いに協力し、小さなことには目をつぶっていました。外に敵がいたほうが国内をまとめやすく、現状の不遇も外的要因により起こっているものと思うので、為政者に矛先が向きにくいのです。憎しみは最も愛に近い感情ですが、それだけに都合よく利用されています。

このようにあくまで日本は「加害者」であり、為政者からすると「被害者」であってはならないのです。

歴史はその時代にもっとも経済的/政治的に力のあるものが紡いでいき、過去の歴史も都合よく変えていきます。

韓国が妥当な歴史観を持つには、まだ長い年月がかかりそうです。

この回答へのお礼

おはようございます。
なるほど。韓国政府に取って日本が被害者であることは邪魔なんですね。
あんまりこういう理由で納得したくなかったのですが、これが事実のようですね。
洗脳されてる韓国の子供達が可哀想に思えます。

お礼日時：2005/11/14 07:31

No.4 回答者： silpheed7 回答日時： 2005/11/14 07:24

まずはここを。

http://nandakorea.sakura.ne.jp/frame.html

ついでにこっちも。
http://3.csx.jp/peachy/data/korea/korea.html

参考URL：http://nandakorea.sakura.ne.jp/frame.html

この回答へのお礼

おはようございます。
リンクはとても参考になりました。
まだ全部読んだ訳ではありませんが、韓国や日韓関係の初歩的なことを知ることが出来ました。
ありがとうございました。

お礼日時：2005/11/14 07:59

No.3 回答者： patofu 回答日時： 2005/11/14 07:05

ひどいものは他にもありますよ。

ヒカルの碁というアニメはご存知でしょうか？それに出てくる幽霊が平安貴族の格好をしているので、
その着物は全てぼかしてあります。
ドラえもんにでてきた割烹着も韓国のものに書き換えられています。

普通のアニメですら、日本的なものは強引に排除されています。
まして日本人が被害者となり反戦を訴えるような、ある意味日本人に対してよい印象を与えるようなものはもっての外です。

韓国の小学生が言った「日本人なんて死ねばいいのに」という言葉は
この反日が自然発生的でなく幼い頃からの教育の賜物であることを示しており、
その子供たちに影響を与えるアニメーションは韓国政府にとっては洗脳に邪魔な存在なんです。

この回答へのお礼

おはようございます。
ヒカルの碁は知っています。ずっと前、台湾でも小・中学生を中心にブームになりました。私自身もテレビの放送を観ていました。まさか韓国では着物がぼかして放送されていたとは・・・。それにドラえもんまで・・・、これはちょっと極端ですね。
こんなにしてまで子供達に「日本」という国に好感を持たしたくなかったら、「火垂るの墓」のように公開・放送自体しない方がまだましなのでは・・・？

小学生がそういうけしからん発言を普通に口に出すのはやはり問題だと思います。韓国の政府にどうかして欲しいものですね。

お礼日時：2005/11/14 07:45

No.1 回答者： mn214 回答日時： 2005/11/14 06:53

“反日”という根本的な考えを維持したい、というのが政府の考えなのではないでしょうか。

日本でも太平洋戦争時には“鬼畜米英”と云って、アメリカ、イギリスは我々日本人と同じように血の通った人間では無く、鬼畜のような存在なのだ、だから奴らと戦うことこそ正義なのだ、という考えを一般人に教え込んで日本こそが正義なのだと云っていました。

韓国政府にとって、
自分達（韓国）＝正義　：　相手（日本）＝悪
という教えの中では、日本人にも正義があったという描き方は宜しくないと判断されるのでしょう。

韓国で叫ばれる“反日”が、実は政府主導によるものだということがよく解ります。

所詮は韓国という国は未だに情報統制社会であり、言論や思想の自由などは全く無い国だということですね。

未だに子供の頃からの反日教育をして、日本＝悪のイメージを国民に植え付け、洗脳する韓国政府の方針はいい加減に改めて欲しいですね。

この回答へのお礼

おはようございます。
実は自分は台湾人なので韓国や日韓関係の事情は詳しくないんです。
よく韓国の方が日本に文句をつける記事を目にすることがあるんです。で、まさかアニメにまで文句つけたがるなんて、ただただ唖然とするばかりでした。
少なくとも、私の周りの人は皆この映画を高く評価しています。
韓国は日本に次ぐアジアの先進国だと思っていましたが、子供を洗脳するような政府って所詮は中国や北朝鮮の政府と同じ程度なんですね。

お礼日時：2005/11/14 07:25