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過酸化水素水は、金属イオン(Fe,Ni,Cu)の共存下では、分解が進んでしまいますよね。ネットで調べてみると、金属イオンの存在の有無にかかわらず、その分解を抑制するための安定剤としてリン酸やHEDP(有機リン酸系のキレート剤)を添加するらしいのですが、その時の機構はどのようなものなでしょうか?
HEDPの場合は、キレート作用があるようなので、錯体を作り金属イオンが触媒として働くのを抑えるのでしょうか?けど、リン酸にはキレート作用はないようですし・・・。
逆に言えば、理想的に不純物金属イオンを除去できれば、分解は抑えられるのでしょうか?またあるいは、リン酸や、HEDPが過酸化水素に直接的に働くことで、分解を抑制するのでしょうか?
どなたか、知見をお持ちの方いらっしゃいましたら、お教えください。

A 回答 (2件)

私が調べた限りでは見つけられなかったのですが、


リン酸イオンと金属イオンが液中で以下のような構造をとっているとしたら
キレートといえますし、マスク効果も(ある程度)期待できると思います。

   O
   ||
   P
 /|\
O  O  O
 \|/
   M

   O
   ||
   P
 /|\
O  O  O
 \|/
   M
 /|\
O  O  O
 \|/
   P
   ||
   O
 *価数は省略
(もしかしたらリン酸イオンによる3(又は6)配位ではなく2(又は4)配位かもしれません)

また、pH低下による過酸化水素の安定化の効果もあると思います(実際、リン酸系以外の酸も安定剤として使われています)。

http://www.drugsinfo.jp/contents/qanda/ka/qaka4. …
(「オキシドール(oxydol)」の項を参照)
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>リン酸にはキレート作用はないようですし・・・。


ありますよ。ポリ燐酸。

私は変な錯体を造っていると思っていますが.うまく絵がかけませんので他の構造でしょう。多分。
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