欧米型経営について調べる必要があるのですが、
一言で欧米型経営と言ってもどうのような物があるのかわかりません。
どのようなものが当てはまるのか?
日本的な経営(?)とはどのように違うのか?
どなたかお教え願えないでしょうか?
経済についてはど素人なもので、具体的に質問することもできないのですが、どなたかお応えくださると幸いです。
どうか、よろいしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

私は専門家でも学者でもありませんから専門家の方から解答が来るまでの<つなぎ>としてお読み下さい。


 欧米型と日本型での違いとして最初に上げられるのは資本と経営の分離です。欧米では株主が経営者を解任することがあるほど徹底しています。翻って日本では簡単に経営者がクビを切られことはありません。それは日本の場合は株式の持ち合いと言われるように仲の良い企業同士がお互いに株を持ち合っているので資本と経営の分離が完全に分離されていないからです。
 資本と経営の分離がもたらす長所は経営に対するチェック機能があげられます。反対に短所は短期的に利益をあげなければならないことです。経営者は企業において一番エライ人ですから企業内の人が社長に意見を言ったり、ましてや辞任を求めたりはできません(三越百貨店の岡田社長のようにまれにありましたが・・・)。そういう時に株主によるチェックができるのです。このように資本と経営が分離していると株主(資本)が経営者に対してドラスチックな対応ができます。短期に利益を上げるためにもドラスチックな対応は重要なのです。
 このようなドラスチックな対応は経営側と労働側の関係についてもいえます。いわゆる人員削減です。これも欧米型といえるでしょう。日本では数年前まで現在のように人員削減が頻繁に起こることはありませんでした。
 また、欧米型は企業の取引先に対する対応にもドラスチックなものがあります。より品質の良い、安価な部品を供給できる業者にいつでも乗り換えるのです。日本でしたらつき合いが長い取引先という理由で取り引きを打ち切られることはあまりありませんでした。逆にいうと新参者が入るのはとても難しかったのです。
 取引先と言うことで考える時日本固有のものに<系列>というものがあります。これは親会社が初めから一次子会社、二次子会社と部品を供給するシステムを作ったものです。80年代に日本が経済の絶頂にいた頃日本は「Japan as No.1」と世界から賞賛されていました。その時に<系列>という言葉はそのまま<ケイレツ>と英語になったほどです。しかし、この日本型の経営も現在のグローバル経済においては通用しなくなってしまいました。コストが掛かりすぎるのです。それで欧米型へと変換を求められているのです。良い例が日産のゴーン社長のような経営です。取引業者に対し納入単価の引き下げを強引に求めたり、工場閉鎖に伴う人員削減など全て欧米型といえます。
 最後に、果たして欧米型が日本型より全てにおいて優れているかというと・・・。
 ソ連が解体し、共産主義が消滅してしまった現在では世界は市場原理に基づく経済が支配しています。確かに今の時点では欧米型が主流になっています。欧米型に変えていかなければ企業として生き残っていけないかもしれません。しかし、そこには「人間の顔が見えない」と言う識者もいます。私は人間の顔が見えない社会が永久に続くとは思えません。資本主義も完璧ではありません。ですから市場経済一辺倒も修正されていくでしょう。
 現在、NPOが数多く設立されています。このNPOがこれからの社会の入口になるような気がしています。
 以上です。ありがとうございました。役に立てば幸いです。   
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