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エンジンオイルの交換だけはちゃんとしたほうが言いといいますが、エンジンオイルはどのような役目を果たすのですか?なぜ、エンジンオイルが汚れていたら早めに交換したほうがいいのですか?
あと、エレメントもついでにわかる方がいたら教えてください。

A 回答 (2件)

潤滑、摩耗低減、シール、冷却。


主にこんな感じです。

エンジンは主に回転するパーツが殆どで、その他は上下運動ですね。
物が動くと摩擦が起こります。
摩擦が多くなると温度が上がります。
温度が上がると物質は溶け易くなります。
エンジンの回転する部分等は特に高温になりますので、それらを低減する為に潤滑油を使用します。
これがエンジンオイルです。

エンジンは燃焼と摩擦で高温になります。
エンジンオイルは高温状態を持続するとカーボンやスラッジなどが生成されます。(人間に置き換えると、血液にコレステロールが出来るような感じですね)

エンジンは、その構成パーツ類にこの潤滑油をポンプによって細い油路を通して送り続けています。

生成されたカーボンなどは、オイルと共にこの細い油路を使って送られますが、その送られたカーボンなどが、油路やエンジンの内壁その他に付着/堆積します。

これが原因で各部に正しくオイルを今日杞憂する事が出来なくなり、最後にはエンジンの焼き付きを起こしたりします。

それらを防ぐ為に、定期的なオイル交換が必要になります。

エレメントは、これらカーボン、スラッジ、金属粉などを濾過し、有る程度綺麗なオイルを各部に送れるようにしています。
ですから、オイル交換回数が極端に少ない場合は、オイル交換の度にエレメントも交換した方が良いですが、オイル交換を頻繁に行っている場合などは、オイル交換数回に一度程度のエレメント交換で十分ですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なぜ定期的にオイル交換が必要かわかりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/28 19:12

血液に相当する物です。



一般に、六つの機能があるとされています。

1 減摩(潤滑)
金属同士が高速かつ大きな負荷が掛かった状態で擦りあわされる
時に大きな摩擦が生じ、これにより軽度だとパワーロス、重度だと
焼き付きにいたる。これを防止する。

2 清浄
燃焼残渣つまり、カーボンやスラッジ等の燃えかすを速やかに洗い流し
て内部をきれいにする。

3 防錆(防食)
エンジン内部の錆び防止。燃焼に伴い発生する水蒸気や不純物が錆びの原因となる。

4 冷却
空冷式はもちろん水冷式でもオイルにより冷却が行われる。
オイルクーラーも冷却に貢献する物である。

5 分散(緩衝)
エンジンが円滑に動くため必要最小限のクリアランスがあり、高速回転
時にはこのクリアランスの間で衝突が起き、これを油膜によって衝撃緩衝し、騒音や局部の偏磨耗等を防止する。

6 密封
ピストンとシリンダーとのわずかな間隙から燃焼爆発のエネルギー、
圧が及び圧縮の漏れを防止する。

血液と似た機能があり、エンジンの生命維持に重要なものです。
量、質ともに一定のレペルを保持する必要があります。
エンジンが回る事によって劣化が起こり、機能が低下してきます。

エレメントは、オイル内の燃焼残渣等の不純物をろ過してきれいに保つのが役目ですが、ろ過し切れない微細な物質により汚れてしまい交換が必要になります。
血液は循環及び造血機能によりろ過再生していますが、エンジンにできるのはエレメントでろ過するだけで、汚れ以外の劣化には対処できません。そのために定期的に交換の必要があるのです。

エンジンオイル以外にもトランスミッション、デフ、パワーステアリング゜等オイルにより機能している物があり、それぞれ劣化しますので
交換が必要です。エンジンオイルほど劣化が進みませんので交換周期
は長くなります。

過去の質問と回答をご参照ください。

参考URL:https://okauth.okwave.jp/kotaeru.php3?q=1092604
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
エンジンオイルの役目は色々あるのですね。
人間でいう血液の役目があるんですね。
参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/28 19:14

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