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どうも納得のいかないことがあります。
友達がたまに、自分の家にあるCDの数々を見て「一応王道は揃っているんだね」といわれます。
たぶん、「有名どころ」「知名度がある」という意味で使っているのでしょうが、辞書を調べてみても「近道、楽な道、仁徳」としか書かれていません。
本当のところどうなのでしょうか?このような使い方でいいのでしょうか?

A 回答 (8件)

文意からすると貴方のお友達は、最近の言葉で云うところの[メジャー]と言うのを【王道】と勘違いしているのだと思います。



【王道】というのは元々[真っ当な徳を以って納める政治]というような[儒教]に影響された政治思想の意味で使っていました。

質問で引用されている「近道、楽な道、仁徳」と言うのは[royal road]を明治以後に訳した言葉で少しニュアンスが異なります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました!
ところでNo.3さんが言っていた

>こういったところでよく使われる「王道」の
意味だと、「昔からあるもの、多くの人が好んでいるもの、有名であるもの、、、」

これと同じ感じで友達は言ったのだと思います。
実際、CDのコレクションはディープパープルやレッドツェッペリンなど
ハードロックなら昔から定番中の定番ものが多数ありましたし。

…やっぱり違ってますか?

お礼日時:2001/12/06 18:26

その使い方は間違いです。


質問を拝見して、そのセリフにはかなり違和感を覚えます。

「王道」という言葉は主にその方法等について使われる言葉であって、
そのお友達がCDコレクションに対して言っているのであれば
明らかに間違った使用法をしています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました!
ところでNo.3さんが言っていた

>こういったところでよく使われる「王道」の
意味だと、「昔からあるもの、多くの人が好んでいるもの、有名であるもの、、、」

これと同じ感じで友達は言ったのだと思います。
実際、CDのコレクションはディープパープルやレッドツェッペリンなど
ハードロックなら昔から定番中の定番ものが多数ありましたし。

…やっぱり違ってますか?

お礼日時:2001/12/06 18:25

こんにちは!



私は、その友達が言った言葉も少し??といった感じですね(笑)。
だって、この場合はとくにCDという事で、そういった音楽などの芸術系って
人それぞれ価値観が違うものなので、「王道」というカテゴリーにはあてはめる
事ができない分野だと思いますよ。

まあ、でもその友達の言いたいニュアンスはもちろんわかりますけど(笑)、
この場合だとその「王道」の基準はあくまでその友達の独断でしょうね、、、。
きっと人気のあるアーティストのものだったり、売れ筋のCDが置いてあった
のかな??

辞書には出ていなかったとの事で、私ももともとの意味というのは存じませんが、
だいたい「王道」の反対語として「邪道」が使われますよね。
例えば、よく聞くのが食べ物に関してですが、大阪や広島名物のお好み焼き、
昔からある具と味付け、調理法が「王道」、一方で最近では少し変わった具などを
入れて話題を呼んでいるものが「邪道」と言われたりしますが、まあこれは
「王道」を愛している人がこのようなものを「邪道」と呼ぶわけで、
一概には言えないですけど、こういったところでよく使われる「王道」の
意味だと、「昔からあるもの、多くの人が好んでいるもの、有名であるもの、、、」
かなー。そのものに対する一番「標準的なところ」ではないでしょうか。
これをしとけば間違いない、みたいな。

間違ってたらごめんなさいね。
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>ところでNo.3さんが言っていた


>
>>こういったところでよく使われる「王道」の
>意味だと、「昔からあるもの、多くの人が好んでいるもの、有名であるの、、、」
>
>これと同じ感じで友達は言ったのだと思います。

No.3さんが引き合いに出している「邪道」の反対語は「王道」ではなく、「正道」です。つまり、「昔からあるもの、多くの人が好んでいるもの、有名であるの、、、」ではなく、「道理にかなったもの、正しいやり方」という意味ですね。

ここからは、私的意見ですが、
『だいたい「王道」の反対語として「邪道」が使われますよね。』じゃなくて、
『だいたい「邪道」の反対語として「王道」が使われますよね。』と言うべきでしょう。そして、本来「正道」であるところを、「王道」が誤用されたのが、定着してしまったと見るべきではないでしょうか。
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この回答へのお礼

わかりやすいご意見ありがとうございました。
やはり誤用のようですね。
でも、けっこうTVとか見ていても(バラエティ系)、「王道」が
>「昔からあるもの、多くの人が好んでいるもの、有名であるの、、、」
といった感じでたびたび使われているような気もします。…僕だけですかね。

お礼日時:2001/12/06 19:24

>ディープパープルやレッドツェッペリンなどハードロックなら昔から定番中の定番もの



もちろんご存知でしょうが、ハードロックを聴く人は「ハードロックかくあるべし」という信念を持っている人が多いですよね。
ツェッペリンやパープルはそういう人の中でも真っ当なものという評価が定着していますから、そういう意味で「王道」と言ったのでしょう。
「有名」や「知名度」ではなく音楽的に正統的なハードロックであると。
だからどんなに知名度があってもポイズンやジャーニーじゃ「王道」とは言われなかったと思いますが。
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grandさんのおっしゃっていること、正にそのとおりだと思いました。



蛇足です。
「近道、楽な道」は、ユークリッドが、王さまに、「幾何学を学ぶのに手っ取り早い方法はないか?」 と尋ねられて、「幾何学に王道なし」と答えた。という故事から来るものだと思います。

「仁徳」の方は、中国の王道と覇道から来ているのだと思います。そしてこちらが、zikutさんのお友達が用いたものだと思います。おおよそのニュアンスは、
正道を通って王位につく道。→王道
邪道を通って王位につく道。→覇道

正統的なハードロック。ツェッペリンやパープル。→王道。
産業ロック。→覇道。
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「王道」という言葉は、もともとは政治の仕方を示す言葉で「王たるものが仁義の徳にもとづいて行う政治のやり方」という意味です。

(この反意語は「覇道」で力ずくの政治を意味します。)これが本義であり、ここから「王たるもののために特別に作られた道・方法」という意味が生じます。

「学問に王道なし」という場合もその原義から解釈するよりもこの転じた意味から解釈すれば、「王の為の(特別に作られた)易しい道はない」と正しく解釈できます。で、王道という言葉として使用できるのはここまででしょう。

なお、この場合の「道」というのは「道徳的にあるべき理想」のことであり、転じて「やり方・方法」であり、人によって異なる考え方や基準、集まったものでないことは言うまでもありません。

ここでzikutさんの疑問に戻りますと
「一応王道は揃っているんだね」という使い方は以上より明確な間違いです。
言葉は話者がその意味を取り違えていても、その発話された状況・前後の文(言葉)の意味・聞き手の解釈力などによって言いたいことは伝わります。しかし、だからと言ってその使い方が正しいわけではありません。解釈できるからと言って新しい意味を付け加えていくと、同じ言葉に対する互いの了解が食い違ってきて混乱が生じます。

また、その場における適切な言葉を知らないために、誤用を誤用と感じないのかもしれません。この場合においては
「標準的なものは揃っている」
「スタンダードなものは揃っている」
「定番が揃っている」
「正統的なものが揃っている」
などが適当な言葉ではないでしょうか。
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なんだか難しい話になってますが、「ロックの王道」というのは本来の言葉の意味に関係なく、もう決まり文句になっている言葉だと思うのですが…


「ロックの王道」で検索かけるとかなりの数がヒットしますよ。
だから「王道」そのものの意味だけを追っても仕方ないような気がします。
実際「ロックの王道」という表現は、「有名どころ」「知名度がある」という意味で使われていると思いますし、この場合はそれが特に間違いというわけでもないのでは?
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