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10月に脳下垂体腺腫の手術を経鼻法で受けました。
その後から、手術をした左の鼻の穴の奥が、擦り傷があるような感じでずっと痛く、最近気になって指を入れて見たら、鼻の奥の、左右の鼻の穴の間の軟骨の一部が、左だけちょっと出ているのです。
皮膚を突き破っているわけではありませんが、明らかに左の軟骨が少し出ています。
痛みがあるのも、その軟骨が出ている部分です。
これは手術の影響で出てしまったのでしょうか。
時間が経てば治るのか、もうこのまま治らないのでしょうか。
手術の後遺症として、諦めるしかないのか、治療で改善できるものなのかがわかりません。
先端巨大症だったんですが、その影響で、もともと気がつかないうちに左の軟骨が変形していたなんて事もあり得ますか?
鼻なので、手術を担当した先生に言っても仕方ないのかなという気がするのですが、耳鼻科を受診しても、意味はないですか?

宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

鼻腔の前の方は左右に分かれており,その中間にある上下に長く左右に薄い骨が鼻中隔です.


鼻中隔は完全に正中で真っ直ぐという人の方が珍しいくらいで,側方への偏移が著しくて支障がある(鼻中隔側弯症)程度の人もきわめて少数です.多少の凹凸は有っても支障ありません.

経鼻ハーディ法では鼻孔から1cmほど奥の鼻中隔粘膜を切開して粘膜の下を奥へ進み,(下垂体は正中にあり,正中にある鼻中隔は邪魔なので)鼻中隔の上部・蝶形骨洞(下垂体の下にある副鼻腔)に近い部分の骨および蝶形骨洞の上下の壁の骨を切除して下垂体へ進みます.
鼻腔に突出してるように見える部分は,折る様にして鼻中隔を切除した際に端の部分がささくれる様にしてわずかに残った部分ではないかと思います.(軟骨かもしれないし骨かもしれません)

突出したことは問題ではないと思います.(気になるでしょうが,さわるより放置した方がいいと思いますが耳鼻科医なら容易に除去できるかもしれません)問題は痛みが有る事です

痛みがあるのは粘膜に感染による炎症が有ると言う事だと思います.上に波及したら大変です.抗生剤内服で容易に治癒すると思います.

脳外科医は鼻腔の診察が苦手なので,耳鼻科受診の方が良いでしょう.脳外科医でも患部を充分に確認せずに抗生剤を処方することは可能ですが,普通は耳鼻科に紹介する事になるでしょう.
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この回答へのお礼

詳しく教えていただき、有り難うございました。
骨がでてしまった事に関しては仕方がないかなと思えますが、炎症があったらと思うと怖いので、一度耳鼻科を受診してみようかと思います。
有り難うございました。

お礼日時:2005/12/01 16:18

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