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こんばんは。
現在鉄骨マンションに住んでいるのですが、上からの物音が良く響き困っています。
鉄骨というのは骨組みは鉄筋でも壁や天井、床はボードを使って組み合わせているものですよね、ぶっちゃけ。
それに対して鉄筋コンクリート(RC造)だと作りから壁、天井それに床に至るまでコンクリートで出来ていますよね。
そこでお聞きしますが鉄骨と鉄筋、遮音性が高いのはどっちでしょうか。
とあるサイトには鉄筋コンクリートだと50db音が軽減すると記載がありました。
http://homepage2.nifty.com/k-kstudio/syaon.html
まさか鉄骨のマンションでここまで音がするとは思いませんでした。
これなら前に住んでいた木造アパートと代わりがありません。
で、鉄筋コンクリートが優れていると分かった場合は引っ越しを検討しております。
どうか素晴らしきアドバイスで悩める子羊を救ってあげてください。w
宜しくお願いします。

A 回答 (11件中1~10件)

一般に住宅の遮音性能は4つに分類されます。



1つは外部騒音に対する遮音性能でこれは主にサッシの遮音性能と換気扇などの開口部の遮音性能によって決まりますので、鉄骨・鉄筋コンクリートによる差は余りありません(壁部分の性能が良いため若干鉄筋コンクリートの方がよい)。

もう1つは隣戸間の遮音性能で、壁の遮音性能でほぼ決まります。一般に鉄筋コンクリート造で2重壁になっていない場合50dB程度の遮音性能がありますが(この程度でしたら通常の生活音はあまり気にならない程度に遮音される)、2重壁になっているもの(特にGL工法というタイプの壁)だと遮音性能が落ちることがあります。これに対して鉄骨造の場合はALCなど壁をコンクリート系の材料で造っている場合を除いて、一般的には40dB程度の遮音性能のことが多いので、隣戸間の壁の性能は一般的に鉄筋コンクリート造の方がよいです(壁の遮音性能はD-50等と表示され数値が大きい方がよい)。

最後に上下間(床)の遮音についてですが、これは重量衝撃音と軽量衝撃音と分類されています。
これは表面の柔らかさで低減できる音(軽量衝撃音)と、表面的な柔らかさで対応できないような重量のあるものにより発生する音(重量衝撃音)があるためで、軽量衝撃音は床の仕上げ材により対策とれますが、重量衝撃音は床の構造を変更するなど抜本的な対策をとる以外に改善できないものです。

軽量衝撃音の代表としては、スプーンなど軽量物のの落下音や椅子を引きずる音です。
これらは床の仕上げで低減できますので、鉄筋コンクリート・鉄骨造の構造種別よりも、フローリング、畳、絨毯などの表面の遮音性能により大きく代わります。

性能表示としては、LL-40等と表示されます。これはJISで定めた方法で試験した場合、下の階で聞こえる音の大きさを示していますので、数字が小さい方が遮音性が高いことを示しています。

重量衝撃音の代表例として人の足音や子供の飛びはね音があります。これについては、床の材料・重量や梁の間隔など構造的な仕様によりほぼ決まってしまうもので、構造により大きく代わります。

表示方法としてはLH-40等と表示され、これも数値が大きい方が遮音性能はよいです。

一般に重量のある部材の方が遮音性が高くなりますので、鉄筋コンクリート造の方が優れていることが多いですが、鉄筋コンクリート造でも騒音問題が発生している物件は多くあります。

なお、普通コンクリートフル充填の床で厚さ250mmというのが、一般的に存在する床仕様としては最高級のグレードで(一般的には200mm程度が標準)、これでもLH-45しか出ませんので、LH-40というのは、相当高級なものでないと見付けられないと思います。

また、コンクリートの床が300mm程度のものだと中に空隙のあるボイドスラブという工法のものがあるので、単純に床の厚さだけでは判断できませんし、床が2重床の場合遮音性能が低下することが数多く報告されているので、仕上げにより悪化することはあります(仕上げによりよくなったケースはあまりない)。

以上4つの遮音性能を総合的に検討しないと足音はしないが椅子を引きずる音がする、車が通る音がするなどという場合になることもありますので注意してください。

ところで、一般的に分譲住宅に比べて賃貸住宅は遮音についての検討が十分行われていませんので、賃貸住宅の遮音性能は悪いことが多いです。
また最近の住居専用物件でGL工法を採用したものは少なくなりましたが、古い物件ではGL工法の壁を採用したものがあり、鉄筋コンクリート造の建物でも隣戸間の音が問題になることもあります。
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この回答へのお礼

こんばんは。
かなり詳しいアドバイス、有難うございます。
また一つマンションについて知識が広がりそうです。

お礼日時:2005/12/04 00:49

騒音問題、私も以前悩まされたので参考になれば。



まず鉄骨と鉄筋ですがもちろん鉄筋(RC)のほうが圧倒的に遮音性が
いいです。壁にいくら防音材や吸音材を入れても間にコンクリや鉛
のような堅い物がないと意味がないんです。
またRC造にもラーメン構造と壁式RCがあり遮音性は壁式のほうがよ
いです。

はっきりいってアパートや鉄骨造は住める物件ではないですよ(笑。
プライバシー0で声は筒抜け、何をしゃべるにも声が漏れます。

私はいま壁式RCにすんでいますが、遮音性抜群で上下左右
音が漏れてきたことはありません。

鉄筋マンションと記載されていても実際は壁が石膏ボード
などといったうさんくさい鉄筋マンションもたくさんある
ので内見の際は壁を叩いて確認(となりが空部屋だったら
声をだしてもらったり、壁を叩いてもらったりすると確実です。)
したりしたほうがよいです
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この回答へのお礼

こんばんは。
アドバイス有難うございます。
騒音問題で悩まれていたのですね。
このような実体験に基づいたアドバイスはありがたいものです。
やはり鉄筋コンクリートの方が良いみたいですね。
確かに作りで差が出ますよね。
鉄骨でいくら手を加えてもコンクリートにはかないませんもんね。
今考えると鉄骨でも間にコンクリートのような固いものを使っていれば鉄筋コンクリートに少しは及ぶのではないかと思います。コンクリートをかませれば振動しませんし。
アパートや鉄骨造は住める物件ではないですよね。思わず頷いてました。w
木造アパート→鉄骨造マンションと来てどちらもそれほど変わらないのではと考えています。
変わるとすれば家賃が高くなるだけでしょうか。
なんだか馬鹿馬鹿しいです。
特に木造アパートは音が筒抜けでした。隣の襖を閉める音や上からの不快音が普通に聞こえてきていやな思いをしましたから。
今住んでいる鉄骨マンションは両隣がまだ入っていない新築ですので話し声とか聞こえるかどうかは分かりませんが、おそらく代わりはないと思います。
壁はボードですから。
壁式RCの方が良いのですね。
不動産屋に聞いてみましたらそういうものはファミリータイプの分譲タイプでないと難しいと言われました。
一軒家の実家があり現在は仮住まいですので分譲マンションを買うつもりはありません。
しかし鉄筋コンクリートの方が音はかなり軽減するかもしれませんね。
次探すときは鉄筋コンクリートマンション限定で内見の際に出来るだけチェックしてみようと思います。

お礼日時:2005/12/04 01:06

結論から言えば、遮音性が高いのは圧倒的に鉄筋コンクリートの方です。



遮音性能は重量がある材料になる程高くなります。
当然鉄筋コンクリート造の戸境壁(界壁)と床スラブが一番いい訳ですが、鉄筋コンクリート造のマンションの戸境壁(界壁)はコストの都合によって重量ブロック造になっている場合もあって、その場合には遮音性能がコンクリート造の戸境壁(界壁)よりは劣ります。

鉄骨造の場合は最上級の仕上げの場合でも、戸境壁(界壁)は重量ブロック造で、普通はALC板か軽量ブロック造にGL工法で石こうボードが貼ってある程度です。
また、床スラブはデッキプレートにシンダー(軽量)コンクリート打設ですので、比重が軽い分普通のコンクリート床スラブよりは遮音性能は劣ります。

但し、床については遮音等級(LL45)等の数字の小さいフローリングを使えば、ある程度は遮音性能をカバーする事が出来ます。

鉄筋コンクリート造の戸境壁にしてある高級マンションが高いのは、この辺りにも理由があります。(壁、床共に遮音性が高い為)
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この回答へのお礼

こんばんは。
アドバイス有難うございます。
確かにこれまでの意見を伺っていると鉄筋コンクリートのマンションが良さそうですね。
鉄筋コンクリートのマンションにも色々あるようですね。
次に部屋探しをするときはアドバイスにある要素も相談して良い物件を見つけることにします。
出会えると良いですが・・・。
ちなみに今住んでいる鉄骨マンションはALCが使われているようです。
http://www.panahome.jp/chintai/special/index.htm
こちらに記載があります。
また、床はフローリングではなくコンクリートの方が音はしない感じがします。

お礼日時:2005/12/04 00:55

>上からの物音が良く響き困っています。


「上からの物音」であれば振動が伝わってきてるのでしょうね。遮音性能とはあまり関係がないと思いますよ!隣の人の話声がよく聞こえるからと言うのならば、遮音性能が関係するでしょうが、振動音は構造にあまり関係ありません。
上の方の歩く音、ならば床とスラブの間に緩衝材(ゴムとか)を挟めばいいのでしょうが、既存のマンションでは改修するのが難しいと思います。
引っ越しを考えておられるのなら、床材とスラブの間に緩衝材をはさんでいる様な、マンションに引っ越されてはどうでしょう?
最近のマンションであれば、その様な仕様になっているマンションは比較的多くなってきているはずです。
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この回答へのお礼

こんばんは。
アドバイス有難うございます。
上からの物音や足音は音というより振動かもしれませんね。
隣は住んでいないようなので分かりませんが、もしかしたら話し声とか聞こえてくるかもしれません。
なにせ鉄骨で壁はボードですから木造とそれほど変わらないかもしれません。
確かに防音シートを貼り付けるとかすると気にならなくなると思いますが、なんせ賃貸ですからそういうことを許してくれるかどうか分かりません。
もし引っ越すことが出来れば次は絶対鉄筋コンクリートのマンション限定で部屋を探すつもりです。

お礼日時:2005/12/04 00:52

回答になってませんが



最上階の角部屋に住むことをおすすめします。
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この回答へのお礼

こんばんは。
アドバイス有難うございます。
確かに最上階の角部屋だと音もそんなにしないのかもしれませんね。
しかし、そう言う所は家賃がかなり高そうな気がします。
果たして自分の安月給で生活できるかどうか天秤にかけてみる必要がありそうです。

お礼日時:2005/12/04 00:50

#1です。


RCの場合、音が聞こえるとすれば、窓から入ってくるのがほとんどだと思います。壁からの音はほとんど無いと思います。隣の人がガンガン騒いでも聞こえてくるのは窓からでしょう。

現在の鉄骨では、叩けば「バンバン」と音がしますし、階段のすぐ横なので人が上り下りするたびに振動があります。RCなら隣の人が壁に何かぶつけても「ゴッゴッ」と小さい音がするだけだったと思います。
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この回答へのお礼

こんばんは。
再びアドバイス有難うございます。
RCだと音が聞こえるのは窓からなのですか。
確かに壁とかコンクリートだと固くて振動してこないでしょうし、音もしないに等しいのかもしれませんね。
今住んでいる鉄骨は壁をたたけばドンドン音がします。
ALCの壁らしいです。
こちらに記載があります。
http://www.panahome.jp/chintai/special/index.htm
期待していたのですがやはり構造自体の問題かもしれませんが音はします。
正直がっかりです。
次に住むときは鉄筋コンクリートのマンションを限定で探してみようと思います。

お礼日時:2005/12/04 00:48

基本的に遮音性は、



鉄筋コンクリート > 鉄骨(S造) = 木造

です。木造も鉄骨も床・壁・天井は同じですから遮音性は同一です。
これに対して鉄筋コンクリート(RC)では床・壁・天井も構造体、つまりコンクリートなので遮音性は高くなります。気密性が高いのも遮音性が高い理由の一つです。

しかしながら、騒音には「音」の場合と「振動・衝撃音」の二種類があります。
RCは音に対する遮音性はS造や木造より高いですが、「振動・衝撃音」に対しては多少よいという程度でしかありません。もちろんコンクリートの床の厚みを増すとかそういう工夫を取り入れるとかなり改善はしますので、大きな違いが出ることはありますが、これはその建物をどれだけお金をかけて作ったのかということによります。
性能の数字的には木造やS造より性能を容易に上げられるものの、実感として静かな環境にという場合には、かなり性能格差がないとやっぱり良いけどまだまだ不足だと感じることもあるでしょう。

まあ賃貸専用物件ではなく分譲マンションなどでは比較的遮音性が高いようにお金をかけて作る傾向にありますので、そういうものに出会えたらよいかもしれません。
自分が騒音元になる場合には音大生用マンションのような防音に配慮した物件も少ないですが存在はします。
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この回答へのお礼

こんばんは。
アドバイス、有難うございます。
やはり鉄筋コンクリートの方が良いみたいですね。
鉄骨も木造と変わりませんね。
それにしても音にも振動や衝撃音というものもあるのですね。
もしかしたら今上から聞こえてくるのは音そのものよりも壁とかを伝って聞こえる振動の部類にはいるのかもしれませんね。
今住んでいる所はALCの2重床で100mmだそうです。
パナホームの物件です。
http://www.panahome.jp/chintai/special/index.htm
こちらに遮音性が記載されています。
この記事を信じていましたが、実際に住んでみると音はするものですね。
がっかりです・・・。
また、分譲マンションは購入するつもりはありません。
一軒家の実家があり今は仮住まいの状態ですのでいずれは実家に帰るつもりですし。
音大生用のマンションは別の質問で目にしましたので知っていますが物件自体が少ないとのことでおそらく東京とかにしかないのではないかと思っています。

お礼日時:2005/12/04 00:45

鉄骨造り→鉄筋コンクリート(RC)→鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)の順に必ず遮音性が高まるかと言えば必ずしも。

また分譲か賃貸かによってもコストの掛け方が違うかも知れません。順々にコストが掛かります。感じ方にもよりますがLH40はファミリー向けの物件でも難しいと思います。
遮音に関しては床、壁が厚いほど有利ではありますが部屋の面積が広いと不利にもなります。
遮音の手段として湿式浮き床工法というのが有りますが、普通の分譲マンションでもまず採用されません。
上からの物音に困るのであれば最上階は何も音がしないのかと言うとそうでもありません。
結構壁や床を伝播して伝わってきます。
それは遮音しきれない音が漏れてくるのではなく壁、床、天井を伝わってくるのでどこからとも無く特定ができない音で断熱の為の二重壁も関係がありそうです。
家具や敷物でもかなり違います。
重い家具や革のソファーぶ厚いジュウタンで音を吸収すると響いてくる音も小さく感じます。
上下両隣の生活時間帯、人間関係がうまく取れれば鉄筋コンクリート(RC)の中住戸で小さ目の部屋が静かかも知れません。
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この回答へのお礼

こんばんは。
アドバイス、有難うございます。
やはり鉄筋コンクリートの方が良いみたいですね。
RCよりもSRCの方が良いのですか。
SRCは賃貸マンションではないに等しいかもしれません。
ちなみに床はフローリングよりコンクリートの方が音がしないのかもしれませんね。
床もコンクリートという物件もないに等しいかもしれませんが。

お礼日時:2005/12/04 00:40

♯1さんも言っていますが、断然鉄筋コンクリートでしょうね。


密度が濃いので、それだけで間に空間のある鉄骨造より遮音性が優れます。
さらに、コンクリートの打ち方にも因りますが、普通コンクリートは、ジャンカ等(施工ミス)を考えなければ壁から天井まで一体です。ご自身でも張り合わせていると記載されているのでお解かりだと思いますが、音は隙間があればそこからも入ってきますから。
その点でも隙間の無い鉄筋コンクリート造のほうが鉄骨造より優れた点になります。

参考URL:http://www.jp-home.jp/proofs.html
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この回答へのお礼

こんばんは。
アドバイス、有難うございます。
やはり鉄筋コンクリートの方が良いみたいですね。
確かに鉄骨は骨組みだけ鉄で後はボードを使っているみたいですからね。
今度住むときは鉄筋コンクリートのマンション限定で部屋を探してみることにします。

お礼日時:2005/12/04 00:38

基本的に遮音性能というのは「質量則」といって、その壁体の単位面積当たりの重量に比例します。

緻密で重いもの、同じ材料の壁の場合、厚いものほど効果があります。鉄骨造の場合、躯体は鉄骨ですが、壁・床などは比較的軽いもので構成されています。
遮音の他に吸音性能というのもありますが、中・高音の音の吸収に優れているグラスウールなどがこれにあたります。
集合住宅の場合、横よりも上下の階間での騒音の方が問題になりますが、簡単な例として
1、厚いコンクリートの床(仕上げを含まずに最低でも20cmくらい)
2、中空コンクリートの床(床のコンクリートにサンドイッチ状に空気層が入っている)
1、2のどちらか満たしているようであれば大丈夫だと思います。
いずれにしても鉄骨造よりはRC造の方が遮音性能は高いです。
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この回答へのお礼

こんばんは。
アドバイス、有難うございます。
詳しい内容でまた一つためになりました。

お礼日時:2005/12/04 00:36

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