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酢酸ナトリウムは三水和物として水分をだくようですがこの水分が脱水される温度が120℃~250℃らしいのです。この酢酸ナトリウムを反応させ酢酸の状態にし蒸留で酢酸と水分を除きたいのですが、温度135℃前後で未反応の酢酸ナトリウムはやはり水分をだいてる状態で存在しているものなのですか?

A 回答 (3件)

状況はわかりましたが、非常に予想しにくいですね。


言えることは、135℃以下で、酢酸ナトリウムの結晶水が離れるのであれば、その水はキシレンとの共沸によって蒸留されると思います。
問題は上述の変化が135℃で完全に進行するかどうかですね。これに関しては自信のある回答が出来ません。

ただし、実験的にそれを調べる方法としては、生じる水分を定量する方法が有効です。
すなわち、用いた酢酸ナトリウム3水和物の量から、含まれている水和水の量を計算し、蒸留物の中の水分と比較することとよいでしょう。
実験室的にはDean-Stark trapという器具を用いて、定量するのが便利でしょう。水がキシレンに溶けず、水よりも重いことを利用するものです。
参考URLの図では、右側のコックが付いている部分に水が溜まります。そのときにはキシレンは水の上に溜まることになりますので、この部分がいっぱいになると、キシレンのみオーバーフローして、蒸留容器に戻る仕組みになっています。

なお、水を含んでいるキシレンは、冷えると濁りを生じるでしょうから、見た目からもある程度判断できます。
もしも、この方法で脱水できるのであれば、上述の濁りが出なくなるまで蒸留を続ければよいことになります。

なお、酢酸ナトリウムの無水物を使う等の方法はダメなのでしょうか。

参考URL:http://www.sigmaaldrich.com/Area_of_Interest/Equ …
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この回答へのお礼

大変丁寧な質問ありがとうございます。実際水分を定量してみるのも面白そうですね。酢ソーの無水物を使わなかったのはできるだけ低コストでやりたかったのと、やはり無水のものを使っていても徐々に空気中の水分を吸ってしまうからです。(実際、使っていた酢ソーも元は無水のモノでした)

お礼日時:2005/12/14 23:59

No.1のご回答にもありますように、これだけの情報ではわかりません。


特に、反応の際に何らかの溶媒を用いており、酢酸ナトリウムが多少なりともそれに溶けるようであったのなら、水和水の量は変化している可能性が高いと思いますが、ある程度の水分が残っていると思います。

なお、生じた酢酸を蒸留する過程で、残った水分が除かれる可能性もあると思います。

この回答への補足

説明不足ですみませんでした。補足はNo1さんの方にしてます。溶媒はキシレンを使っており酢ソーは溶けていません。よろしくお願いします。

補足日時:2005/12/03 13:05
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>この酢酸ナトリウムを反応させ酢酸の状態にし蒸留で酢酸と水分を除きたいのですが


酢酸ナトリウムを何と,どう反応させて,何をつくるのですか?

この回答への補足

説明不足でしたね。すいません。酢ソーを使ってカルボン酸ソーダの状態にして酢酸を蒸留にて除くという操作を行っています。しかし、そこには極過剰の酢ソーが残っておりその酢ソーが水分を抱いている状態なのかということなのですが・・。脱水される温度が120~250℃の範囲ということなので蒸留温度(溶媒はキシレンです)135℃で脱水されているのかなと思いまして。次の工程では水分があると反応が進まないので、そこが気になっているのです。

補足日時:2005/12/03 12:54
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