アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

 日本のロードレースは選手層が薄いですが、競輪が
あるお陰でトラック競技は世界的に見てもハイレベル
です。そこで聞いてみたいのですが、それら一流の競
輪選手が、たとえば1日に160キロほど走るロードレース
に出場したら、どのような結果になるでしょうか?
 当然、ゴールスプリントだけならロード界で現役最
強スプリンターと言われるペタッキよりも強いので
しょうね。でも、そこ(ゴール前)に至るまでにバテ
てしまっているのでしょうか?

A 回答 (2件)

競輪選手でも、長距離を走るトレーニングはしますが、その最中にダッシュをしたり、わざと重いギアで漕いだりと、ロートとはトレーニングが違います(タイヤを引いたりもする)。

こうして彼らは速筋を鍛え、最大筋力を短時間に発揮できるような身体を作り上げます。

一方、ロード選手は逆に高回転で連続して力を出せるようなトレーニングをして酸素交換能力を高めます。

もちろん、クロスオーバーする部分もありますが、競輪選手がロードに出るというのは、陸上の短距離選手がマラソンに出るような物で、ゴール遙か以前に脱落するでしょう。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございました。私は陸上の100メートル走は得意
なのですが、長距離はサッパリ走れません。自転車も
同じなのですね。自転車競技ではロードレースが好きなの
でチャレンジしてみようと思ったけど、考え直します。

お礼日時:2005/12/11 12:16

100%の確率で惨敗&途中リタイアすると思われます。



まず、ロードレーサーで、ペタッキのような「スプリンター」タイプ選手のゴールスプリントにおける最高速度は、競輪選手とほぼ同等で60~70kmになります。
しかもそれを時速40~50kmというスピードで数時間・150km以上走り続けた上で仕掛けるわけです。

競輪選手はあくまでも「短距離に限定した」スプリンターであり、ロードレーサーのように「長距離を走った後でもスピードが出せる」スプリンターとは根本的に異なります。

競輪選手のスプリント能力を磨き上げ、さらに圧倒的な持久力を持たせた存在がツールに出るようなスプリンターと考えてください。

また、オリンピックや世界選手権のような1日限定のレースなら優勝の可能性はないとは言い切れないでしょうが、ツール・ド・フランスのように何日にもわたって行われるものでは、酸素摂取能力と乳酸への耐性が高い、すなわち回復力に優れた体でないと到底もちません。

この能力は有酸素運動をしっかり行わないと高まりにくいので、競輪選手には厳しいでしょう。

おまけに山岳地帯に入れば、越えるのに20~30kmも登り続けなくてはいけない峠が3~4回もあるような日が連続していたりします。

そうなると、ツールに出るレベルの選手であってもスプリンタータイプの選手は、スピードを出すための筋肉が重りとなってしまうため、次々とタイムアウトで失格になっていきます(あの「スーパーマリオ」ことマリオ・チッポリーニも、しばしば山岳地帯でタイムアウトになっていました)。

普段の練習も、いかに最高速度を上げられるかに重点をおく(踏み込み重視)、競輪と、いかに平均時速を上げてそれを維持できるか(回転重視)に重点をおくロードレースでは方向性が違います。

つまり両者は似ているけれどタイプとしてはまったく異なる存在です(陸上で言えば、100mランナーとマラソンランナーのようなもの)。

ですので、競輪選手がどうやってもロードレースでは勝つ見込みはないというのが結論です。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

ありがとうございました。私は陸上では典型的なスプリンターで上半身もガッチリしているので、やっぱり自転車でも上り坂は苦手です。ロードレースに出場するのは諦めます。

お礼日時:2005/12/11 12:20

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!