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読書が好きで本をたくさん読みますが、感想が「おもしろいなあ」から発展しません。
どうしたら「この作家のすごいところは何でもない情景に潜む悪意や好意などいろいろな感情を巧みに描き出すところだ」とか、「奥行きのある文章だ」
みたいなことがわかるのでしょうか。
訓練のしかたを教えてください。

A 回答 (9件)

私の体験から言わせていただくと「小説」になれる事だと思います。

小説にはあまり絵がないので文を読みながらその背景や人物を読者が勝手に想像しないといけなくなります。後は同じ小説を何度か読めば自然に解ってきます。
友人曰く好きなゲーム・アニメ・作家さんの「ノベライズ小説」を読むといいらしい。例えばCLAMPさんがすきでしたら「X」「CLAMP学園」「魔法騎士レイアース」などの小説版を読むと自然と解ってくるようです。参考にして下さい。
今なんかはハリーポッター賢者の石を読んで映画に行ってみるとかすればいいんじゃないですか?
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この回答へのお礼

小説には慣れていると思っていたのですがまだまだでしょうか。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/12/09 20:38

小林秀雄を読みましょう(笑)というのは冗談で、


個人的には「おもしれえ」だけで十分だと思うのですが。

 おそらくkappazaraさんは自分の感情の元を分析したりそれを言葉にすることになれてだけなのではないでしょうか。「おもしろい」とおもったら、どうしておもしろかったのか考えてみると良いと思いますよ。そもそも自分にとって「おもしろい」ってなんなのかも考えてみるといいかもしれません。まずは「おもしろい」と思った本を引っ張り出してきて、どこに関心を引かれたのか、どうしておもしろかった(またはつまらなかった)のか、等など考えて、箇条書き等で書き出してみては如何でしょうか。

 はじめは
「ストーリーが起伏に富んでよかった」
「ストーリーが陳腐」だとか
「主人公(または脇役の誰々)が魅力的」だとか、
そういうところから始めていけば、おのずと文章自体の感想も書けると思います。
大事なことは「つまらない」と思う部分も「おもしろい」と思う部分同様の力を入れて考えることで、そうすることによってある程度客観的な分析が出来るようになるのではないでしょうか。「この文章はOOOという意味では凄いとは思うけど、OOOなのであんまり好きじゃない」とか(笑)。

あとは手っ取り早くいくつかの批評文を読んで見ましょう。
この文章はなぜすごいのか、ということが語られてあります。鵜呑みにしてはいけませんが、分析方法は参考になる場合もありますよ。

いい加減なアドバイスですみません。
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この回答へのお礼

どこがおもしろかったのか、と言われると、うーん。と考えこんでしまいます。それさえよくわからないんです。
たぶん、私はどういうところに着目して本を読んだらいいのかわからないんだとおもいます。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/12/09 20:44

こんばんは。



以前「ノルウエイの森」について書かれた時の表現は素敵でしたね。
あのような感じに読後感を語りたいのでしょうか。

でも、評論的な読後感を持たなくてはいけないということはないのだから「おもしろいなあ」だって、充分なのではないでしょうか。
「つまらないなぁ」だって、立派な感想だと思いますし。

どこが「おもしろい」のか感じ、それをどのように言い表すのは、ひとそれぞれの感性だと思いますから、特に訓練などと構えてしまうと、おもしろいものもおもしろくなく思えてしまいそうな気がします。

もしかしたら「おもしろい」とは思えるけど「感動した」と思える本に出会っていないのかも知れないですけれど。

今まで読んだことのないジャンルや著者にチャレンジしてみるとかでも、今まで「おもしろい」とだけ思っていた作家・作品の良さが、あらためて感じられたりするかも知れませんが。

すっっごくおいしいものを食べたときに、笑顔で「おいしいッ!!」とひとこと言うだけで充分なように…。
あまりカタく考えないで、本を楽しみましょうよ。
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この回答へのお礼

おもしろかった、だけでは質のよい本、悪い本の見分けがつかないように思えたのでちゃんとした感想を持ちたいとおもいました。

今まで読んだことのない作家にチャレンジするというのは一人の作家をずーっと読みつづける私にはとてもいい方法に思えます。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/12/09 20:48

私は本の批評家ではないですし、その点ご了承いただきたいのですが、英語の小説などだと、こういう視点から分析することも可能かと思います。


それは、「使われている形容詞や副詞に気をつける」ということ。英語のものだと、普段使われない形容詞や副詞が結構使われますから、その単語の意味を把握することで、著者の意図をつかむ事ができることがよくあります。

あと、小説を読み終えた後に逆から読んでみる、というのはどうでしょうか。ストーリーももう把握しているわけですし。どうしてこの言葉が使われているのか、などと逆読みしていけば、作者の意図も表現力も理解できるように思いますが、いかがでしょう。
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この回答へのお礼

そういう読み方はやったことがありません。
なんだかおもしろそうなのでやってみたいです。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/12/09 20:50

私も活字中毒ですが、学生時代の感想文は大嫌いでした。

読み終わって感動に浸っているのに、それを言葉に表そうとするととたんに興ざめです。
 
訓練のしかた、となっていますがそちらのお仕事につきたいのでしょうか?
だったらこの回答ではお役に立ちませんが、読み終わったとき前に読んだ本と比べて感動度やおもしろさの感じ方に違いがあったら、何故前の本の方がおもしろく感じたのかな?とか、作者Aの書いた物は読みやすいけど作者Bのは読みにくいなぁ何故かな?とやっているとそのうちご希望のようになってきます。
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この回答へのお礼

特にそういう職業に就きたいと思っているわけではありません。
やってみます。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/12/10 19:34

私は小さい頃から感想文を書くことが趣味で、今でも実は読むことより「この作品のすごいところは」みたいなことを語ることの方が好きで、(相手が聞き流してても全然OK^^;)読む時間より語る時間の方が長い(?)、よってあんまり数は読めない(笑)、ような人間です。

面白くない作品でさえ、そうなります。。。でも、何故だろう?

考えたのですが、「自分で書くとしたらどうだっただろう」という観点で読んでいる、ということが大きいかも知れません。テレビ番組も、観させられる側にそのまま立てなくて、どうしても作る側の立場(想像)で見てしまうし、しょっちゅう作詞をしているので、言葉ひとつの選び方=捨て方(なぜ、別の類義語ではダメなのか)、伏線の張り方などには敏感になっていると思います。

磨いてしまえば磨いてしまうほど、敏感度は、増します。
大学などの文学部で学ばれるのも大変有効だと思いますが、慣れるまでは次のような訓練はどうでしょう。

・文句なしに面白かった作品ではなくて、いまいち疑問が残る作品の疑問点を書き出す。
 感動したけど疑問も残る作品などが最もやりがいがあるかと思います。

・小さい頃にあらすじ版を読んだ本の原作(和訳)を読み直し、意外だ!と感じた点を書き出す。
 例えば『ハイジ』、幼少の頃はゲーテおばさんは悪役だと思っていましたが(笑)大人になって大人の立場で原作を読むと、ゲーテは姉を亡くし姉の子を育て婚期を逃しいったん手放した姪は山奥で字も読めない、、、と色々見えてきます。ハイジのお爺さんには「息子と嫁の死」、クララのお父さんには「妻の死」、お医者様には「子供の死」、ペーターのお母さんには「旦那の死」、『ハイジ』は死んだ人ばかりですよ。愛する者に先立たれた共通点のある人それぞれの宗教感とその変化の物語なのです。

 絵画などを鑑賞するときも、そこから受ける印象ではなくて、「何が描きたかったんだろう。自分ならこんな色を選べない!」という目で見、喫茶店に入っても、「自分なら今の言葉づかいはしない」とかいう耳で聞いてしまい、まぁ疲れますが楽しい人生です(笑)。
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この回答へのお礼

私、おもしろいなあと思うだけで少しの疑問も持てないんです。
何を読んでもおもしろいなあと思ってしまいます。
私もmayuusaさんみたいになれればよいのですが。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/12/10 19:40

 すみませんさっき端折ってまちがっちゃったのでお詫び&補足です。


 ハイジの亡きお母さんの妹の名は“デーテ”ですね。
 それと私の自己満足のために書き足しますが(^^;)
ペーターの盲目のお婆さんには「息子の死」やっぱりこれも付け加えておきたいです。作中、一番古い時期に哀しみから立ち直って安定した宗教感を持てた人物なのですよね。一番あとに立ち直る人物は言うまでもなくハイジのお爺さんです。このように、同じ条件にいる登場人物に注目して、様々な観点で比較することも、作者の意図を量る重要な糸口になってくると思います。

・演劇物(脚本)は、本来、役者が目で見せることを前提にして書いてあるので、小説とはまたちょっと読み方が違って来ます。そのときまた相談に乗りますからね。(笑)

ただ、面白い!より、語りだしたら止まらない、ぐらいになると、楽しいですよ!
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この回答へのお礼

いつも一つの観点からしか考えたことがありませんでした。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/12/10 19:45

何度もすみません。

(*^^*)
それではこんなやり方はいかがですか。
様々な観点から見るための工夫。

☆映画監督になったつもりで、その本を原作として映画を撮るとしたらどんな構成で、思い切って最初のシーンはこうして、原作から削るシーンはこうやって、絶対言わせる台詞はこれで、、、と構想を練って書き出す。
☆主人公ではなく、脇役の目で描いたらどんな世界が再構築されるか想像してみる。

例えば今思いついたのですが、「白雪姫」でも小人7号、ぐらいになったつもりで世界を再構築してみると。。。

・・・彼女は、ある日突然やってきた。雪のように綺麗で優しくて、みんな彼女に夢中になった。ぼくは嬉しい反面、ちょっとやきもち、つまらない。お兄ちゃんたちがぼくとあんまり遊んでくれなくなったから。「お姫様♪」「ねぇお姫様♪」
 ある日突然彼女が死んだ。その日は朝から雲が多くて、、、みんなは泣いていたけれど、ぼくには彼女は眠って見えた。見つめて初めて気が付いた。彼女のまつ毛は長くて真っ黒、そしてかすかにゆれている!かすかなかすかなリンゴの香り、彼女の鼻から息がある!
 お兄ちゃん、みんな気がついて!彼女を埋めないで、だれか、お姫様にキスを・・・?!

これはこれで、このあとすぐ王子様が現れたとき、期待と祈りで、感動出来ますよね?

再構築のイメージになればと思って、書かせていただきました。大好きな作品の長所はひとつじゃない。いっぱい気付くほど、嬉しいし、それに気付いた自分のことも好きになれるんじゃないかな、と思います。
なんか、よけいなこといっぱい書いてごめんなさい。
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この回答へのお礼

何度もありがとうございます。
今まで読んだ小説をもう一回読み直してみたくなりました。
どうもありがとうござました。

お礼日時:2001/12/11 18:56

 「面白い本」「面白くない本」では悪書の区別がつかない、と仰られていますが、kappazaraさんにとっては面白くない本が悪書、になるのではないでしょうか。

まあ読むのに難しいけどなんか凄い本、とか色々ありますけど、どれが悪書か、というものは批評家的視点をもちたいのでなければ、自分にとって、でよいと思いますよ。
 例えば僕は高橋源一郎が大好きで、彼の作品(特に初期)は素晴らしいと思っているのですが、くだらないと一蹴する人もいるわけで、それが客観的に悪書なのか良書なのかは判断が難しいところですよね。そういう場合は批評に頼るしかないですね(笑)「面白い」批評をしている批評家が誉めてるのなら、それは良書であると判断することになります。でもそうするとその批評家は良い批評家なのか、それを判断するには批評の批評が・・・などといった無限ループに陥るのですが、まあそこは深く考えずに(苦笑)

どこがおもしろいのかわからないと仰るなら、小説を読んでいる最中に、なんとなく気になった文章に線を引いたり書き抜いたりしてみるのは如何でしょう?そうすると、自分にとって何らかの意味のある文をいくつか手にすることが出来ます。手がかりはそれです。その文の周辺を何度も読んでいくと、何か感じたことが出てくると思うので、あとはそれを記述するだけです。

いささか短絡的なやり方だとは思いますが、いかがでしょうか?
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この回答へのお礼

鉛筆片手に読書をするのはなんだかおもしろそうです。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/12/15 15:36

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