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こんにちは☆現在高校2年の帰国子女です。
日本のインターナショナルスクールに通っていて、東京大学(文二)への進学を考えています。
日本の社会では、帰国子女で英語がしゃべれると引かれてしまうことが多いので、いわゆる"日本の大学"に入ってしまうと浮くのかなと、漠然とした不安を抱いています。
パンフレットには、留学生が多いと書いてありますが、東大の中では比較的英語をしゃべっている人がいたりとか、英語での授業があるとか、留学生と接する機会が多いとかそういったことをご存知の方、ぜひ教えてください。また、帰国子女等で、東大に在学中もしくは卒業なさった方のお話を伺えたらとてもうれしいです。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

東大の学生です。


東大は文一・文二合同クラスなのですが、うちのクラスは約三分の一が帰国子女です(期間にはそれぞれ差がありますが)。なかには日本語より英語のほうが得意という人もいます。もちろん普段しゃべる言葉は流暢な日本語ですが。
また、帰国子女ではないバイリンガルも非常に多いです。なので、英語がしゃべれるからといって浮くということは決してありません。また、個性的な人々が通う学校なので、全体の許容範囲も広いです。
留学生は30人のクラスに1人くらいです。けれど、アジアやロシアの人が多いので、必ずしも英語というわけではありませんし、普段留学生と接する機会が多いとは限りません。
英語での授業は「英語II」という授業と「国際コミュニケーション(語学の授業)」くらいしかありません。外国人の先生も多いですし、すごく役に立つ授業もあります。しかしそのほかの授業は日本語ですし、外国語に特別力を注いでる学校とはいえなさそうです。

とはいえ東大に来ていただけることを願っています。
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私は海外のインターナショナルスクールから、帰国子女入試を経て、東京大学文科二類に入学しました。



結論から言いますと、英語で喋ったり、外国の方と接する機会が多い教育環境を求めるのであれば、東大はベストな選択肢ではないのかもしれません。
友人等の話を聞く限り、例えば私立の他の学部(例えば上智大学の比較文化等)の方が英語や外国の方に接するチャンスは多いと思います。

しかしながら、大学に求めるものは他にも様々なものがあるでしょう。
結局は、utopia1986さんが、大学で何をし、更にその先にどんな自分でいたいかを考え、その上で大学に必要なものが何かを見定めることが大事なのだと思います。
その上で、必要なものをより多く提供している大学を探し当ててください。
各大学・学部は、それぞれ提供しているコースや所属している学生に個性があります。
帰国子女入試という枠組みの中では確かに選択肢は少ないかもしれませんが、よく吟味して自分に一番合うと思うところを選んでください。

その上で、utopia1986さんが東京大学経済学部を選び、私の後輩となってくださったならば、それはとても嬉しいことです。
東京大学は、学問が好きで、学問を真剣に考える学生の学び舎としては、日本でも有数の大学だと思います。
特に経済学部には、日本でも指折りの経済学者の先生が多数在籍していらっしゃり、直接それらの先生方から教えを受けるチャンスがあるというのは、すばらしいことだと思います。
経営学でも一流の先生方がそろっていらっしゃいますので、是非一度ホームページなどをご覧の上、ご検討ください。

また、人間関係については、Chuck_GOO様の仰るとおり、どの大学でもしっかりと根を張った活動をしている帰国子女の友人達は、皆個性的ながらも「浮く」ことなく、楽しい大学生活を過ごすことができていると思います。
最も、「浮く」ことを恐れるあまり没個性を目指すよりは、個性的な面白さで人を惹きつけられる人を目指す方がずっと楽しいと思いますよ。
その点、帰国子女はスタートから個性的なので、他の人よりも有利かもしれません(笑)
Chuck_GOO様の挙げられた二点を忘れずに、大学生活を頑張っていれば、何処の大学でも心配はいらないと思います。

帰国子女入試、日本の受験勉強より評価される点が曖昧で、勉強が辛いと思う日々もあるかもしれません。
特に東大を目指すのならば、東大の帰国子女入試は受験が始まるのが最後なので、多くの仲間が抜けて行く中勉強を続けるのは辛いことかもしれません。
それでも、私は、日本に戻ってきて、この大学、この学部に入れて本当によかったと思います。
これから受験に向けて、頑張ってください。

参考URL:http://www.e.u-tokyo.ac.jp/index-j.html
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東大出身の帰国子女の方を何人か存じ上げている立場から・・・



多分、ご心配はある意味杞憂だと思いますし、ある意味、不足してらっしゃる部分もありそうです。

というのは、(以下、2点で記しますと)

浮くことを心配(→ベタベタの日本人マインドかもしれませんね!)してらっしゃいますが、
大学でのアクティビティ(授業、部活サークルその他)に打ち込みさえすれば、その心配はほぼ皆無かということがまず1点、

あとは、「日本の社会」と一括りにすると、大学のコミュニティを見誤りますよ! という点、
即ち、大学は日本国内外あちこちから、さまざまな人が集ってくる場所であって、東京育ちもいれば関西育ちもいる、幼い頃海外生活が長くその後寄宿舎生活だったような人もいれば東京に出てきたのは大学受験が生まれて初めてという人もいるように、
お互いのバックグラウンドがバラバラ、というところです。
<帰国子女の方は、少なからず国内地理に疎いところがあるかと思うので、この点、思い至りにくい傾向にあるかもしれません・・・>


帰国子女でも、この2点をよく理解して、
大学生活に打ちこみ、そのなかで様々な友人を作っていくこと、
そして日本国内だけ考えても様々なバックグラウンドの人が集い、ここにアジア欧米からの留学生が加わると、そのバックグラウンドは更に拡がる・・・(→したがって、相互理解の楽しさが増す)、
そういったなかで楽しんでいければうまくいくでしょうし、

その逆に、ご自身を、大学コミュニティのなかの異質者、と自己定義して過ごすことになってしまうと、
本来共に楽しみ語り合える相手とさえ、その機会を逸してしまう可能性がある、といえるかもしれません。。。


知る限り、東大に限らず、帰国子女の方々で、大学のコミュニティにガッカリしていらっしゃる方は、多数ではないがいらっしゃるものの、

それは「馴染めない」とか「浮く」といったことより
・もっと違うアプローチで勉強に取り組みたい(日本も欧米スタイルを取り入れている部分こそあれ、欧米スタイルのほうが自分の飛躍にフィットする、と思う人にとっては不満あるかもしれません)
・自分は(共通点のある似た)仲間以外と理解したり過ごしたりするのが苦手
といったところに起因するように思います。


なお文二ということは経済学専攻を志望されているのかと思いますが、
もしアカデミアの世界で生きるのであれば、Ph.Dを欧米で取るのがまだまだ当たり前の世界です。
ということは、その道を選べば(また就職したとしても完全なドメスティックな会社でなければ)いずれまた欧米に戻る機会がある、ということかと思います。

そういったなかで、大学の4年間をなぜ日本で過ごすのか、そのなかでもなぜ東大、そして文二を志望されるのか、
きっとutopia1986さんには多様な選択肢があると思います(専攻の面からも、またどこで大学生活を送るかという面からも)ので、よく考えて、お決めになるのが良いと思いますよ。


以上もしご参考いただければ幸いです。。。
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この回答へのお礼

大変丁寧なご回答をいただき、恐縮です。

>帰国子女でも、この2点をよく理解して、
大学生活に打ちこみ、そのなかで様々な友人を作っていくこと・・・
本当にその通りだと思います。コメントを拝見していると、留学生もそうですが、国内の色々な方々と接する事も、視野が広がってとても楽しそうです!が、欧米スタイルの方が合っていると思う可能性もまたありそうですね。文二の、五年間で経営修士を取ることのできるコースに興味があるのですが、どこで学ぶかは大きいと思いますし、もう一度しっかりと考え直してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/12/14 01:07

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