プロが教えるわが家の防犯対策術!

ご質問させてください。
アンケートなどをするときによく有効サンプル数というものを聞きます。アンケートの大きい、少ないに関わらず、500人のサンプルがないとそのアンケートに信憑性がないといわれます。それはいったいなぜなんでしょうか?

また、街角でアンケートをよくしていますが、あのアンケートは役に立つものなのでしょうか?10人ぐらいに聞いたところで、それが、その商品の役に立つとは特に思いません。

是非とも皆さまこの疑問に対してご教授ください。ヨロシクお願いいたします。

A 回答 (3件)

 私が、実際に仕事でマーケット・リサーチやアンケート等を実施する場合、その内容によって、実施法方途サンプル数は変えています。


 たとえば、サンプルを20才~25才のOLと限定し、化粧品についてのアンケートを取る場合、2つの方法があります。
 1つが「平均値」を知りたい場合であれば、最低でも100人にチェック式のアンケートを実施します。もう1つが「最新の流行」を知りたければ、流行に敏感な10人を選択し、グループ・インタビューをします。
 例外的に「深層心理」を知りたい場合は、マン・ツー・マンのインタビューをします。
 つまり、サンプル数の違いは、目的と方法の違いによるものなのです。
 なお、ご質問にあった500サンプルというのは、全国規模での調査において、調査対象者をランダムに選択するなど、500サンプル程度はないと、片寄った結果となってしまいます。
 たとえば「都市部の若い女性」の意見を聞き、その他と比較したいとします。そして500サンプルの内、男女比率が5:5であれば、男250と女250を比較することとなります。その半減した女250の中で、高齢者と若年者を比較することとなり、また半減し、地方と都市部に住んでいる人と比較すれば、また半減をします。といったように、最初から属性を絞らないでアンケートなどを実施するのであれば、絶対的な数が必要となります。この例でも「都市部の若い女性」は、500サンプル中、60サンプル程度となってしまうでしょう。
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この回答へのお礼

専門的なお立場からご回答いただきまして、ありがとう
ございました。非常にわかりやすい内容で、理解できました。

ただ、疑問なのが、全国において、500サンプルにアンケートをとり、都市部の若い女性のサンプル数が、60サンプル程度になってしまった場合、その60サンプルが妥当な数字というのはどこから来ているのでしょうか?

恐らく確立であるとか、統計のグラフであるとかそういう
ところからですかね。

それにしても助かりました!!ありがとうございます!!

お礼日時:2001/12/18 11:53

500ってどこから出てきた数字ですか?



視聴率リサーチなどだと300ってのがありますよね。

まぁ母数が多ければそれだけ平均が見えてくるのは当たり前なのでその
アンケートの内容にもよると思いますがリサーチする側がこれだけあれば
十分という母数を概算するんだと思いますよ。

どんなアンケートでもこれだけの母数があれば、というのはないと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
500という数字は、ある人が言っていたことを
そのままいっております。

私自身、なぜ500でなく
300ではダメなのかと疑問に思いました。

お礼日時:2001/12/18 11:49

ちょっと違うのかもしれませんが、


確立の問題と似ているのではないでしょうか?
サイコロを振ったときに1~6の目が出る確立は同じですよね。
でも、1回では確立は出ませんし、10回ぐらいでも偏りが出てしまうでしょう。
でも、500回ぐらいすると確立が同じぐらいになるはずですよね。
ということは、正しい答え(アンケート結果)に近いということになると思いませんか?

街角アンケートですが、一ヶ所で10人でも、
地点が違う場所でもやっているのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。
即レスで大変感動しております。

ただ、さらなる疑問が湧いてきました。
申しわけございません。

アンケートのほうですが、
なぜ、最低の有効サンプル数が、
200人、300人ではだめなのでしょうか?
200人でも300人でも一緒ではないのか?
と疑問が湧いてきました。

もしも、そういう統計、確立のいい情報
が載っているHPをご存知であれば、
ご教授いただけると
助かります。

大変ありがとうございました。

お礼日時:2001/12/12 11:05

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