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現在、私立大学で社会学を専攻している大学2年生です。
将来、海外(アメリカ・イギリスなど)の大学で、PH.DやMAを取得したと考えているのですが、そこでお伺いしたいことがあります。
海外で社会学の博士号や修士号を取得する場合、どの程度の資金が必要でしょうか?
現在、複数の奨学金から資金を受けて、やっと大学に通っていけるレベルの生活水準なのですが、それでは厳しいでしょうか?
また、学力もGAPで3.0ほどですし、英語の能力も英検で準1級ほどです。
このような私でも、海外でPH.DやMAをとることはできるのでしょうか?

A 回答 (4件)

初めまして。

現在、アメリカの大学院で言語学関係でPHD課程に在籍しています。理系の大学院の場合は、Freshman labなどがあり、ほぼ100%、奨学金(財政援助+学費全額免除)。

私の場合は、日本で数年、指導経験があったのと、英語に問題がない、GREの点数が留学生にしては高い(Verbal- 600くらい)などがあり、修士課程入学と同時に全額免除とTAをもらい、現在に至っています。

逆に言うと、殆どの留学生はたくさん大学院の申し込みをし、財政援助をもらえるところにいく、というのが普通のようです。私は学部のGPAはぎりぎり3.0あったかちょっとうえだったと思います。

ように、Recommendation Letterで、あなたを大学院に呼ぶ価値がある、と判断される点が一番大事だと思います。

学費に関してですが、アメリカの大学(院)の場合、Out state(州外)とIn-state(州内)出身者で学費が大きく違います。私立大学の場合はこういう区別がありません(たいていの学校は)。

生活費ですが、これはかなり大きな要因だと思います。名前だけを選んで大学を選んだ場合(特に日本で有名だけどアメリカでは・・・というところ)は、生活費は本当に高いです。大学でも田舎の所だと、家賃も一人暮らしで400ドルくらいの所もあります。NYとかだと、一人でも1000ドル超えますよね。一番安くても。

お金は在れば在るほどいいです(当然ですが)。でもPhDの場合、自費留学はあまり意味がない、と私は判断しています。仮にPHDを取ったとしても、大学院教授として生きていくなら、TAやRAの経験、出版、発表などが必ず必要です。留学生で自費留学の場合、はっきり言いますが、本当に留学する意味がないと思います。

これは、Academic系の大学院(Sociology, literature, history, linguistics)などに限っての話で、Professional系(Law. education, social workなど)は、Academic系と判断が違いますので、私が書いた「PHDで自費は意味がない」というのはそれに当てはまりません。

今すべき事は、大学院の研究をすることだと思います。「~大学が日本で有名だから・・」とか「NYに住みたいから・・」などの理由で留学しても、好ましい結果は生まれない、と知人のケースを見て思います。

参考になれば幸いです。
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大学院留学経験者です。

アメリカ、イギリス以外の国ですのでご参考までに。

私も日本出国当時は英検準1級程度でした。大学院(修士課程)に入学を認められた時は嬉しかったですが、入学後の勉強の厳しさはハンパではありませんでした。始めた頃は、土日まるまる二日かけても専門書の第1章を読み終わることができず、なんでこんなことをはじめてしまったのだろう、と後悔したこともあります。よく泣きながら論文を書いていました(笑)。しかし、こんな私でも、食事、シャワー、寝る時間以外はすべて勉強に費やした結果、半年後にはまあまあの速さで文献を読むことが出来るようになっていました。専門用語、語彙が増えたからでしょう。韓国人の留学生仲間も同じようなことを言っていました。

修士課程なら、英語力は何とかなると思いますが、英語力が高ければ留学の実りも大きいと思います。語彙に慣れるために出発前から、ご専門の英語文献を読んでおくことをおすすめします。

資金につきましては、私が住んでいた国は生活費が安い国で、学費、生活費などを入れて年間200万円ぐらいだったと思います(7年前)。
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ところで、米国の大学院の卒業後の進路は、どのように考えているのでしょうか? 特に、米国と日本のどちらで就職しようとしているのでしょうか? また、大学の先生等のacademic positionを志しているのでしょうか、それとも、民間企業を志しているのでしょうか?



米国の大学院に進学するアメリカ人は、将来のキャリアを考えて、専門を選んでいます。

社会学では、日本でも米国でも、大学の先生は競争率が大変、高いでしょうし、民間の企業に行くのにも、アピールが、若干、弱いです。

大学院進学は、長い人生のなかでは、ゴールではなく、単なるステップであることに留意ください。
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アメリカに留学中です。



まず資金についてですが、大学院に出願する際(もしくは合格した際)に、授業料+生活費最低1年分の資金があることを証明しなければ(銀行の残高証明書)、学生ビザがもらえません。

1年分の費用は学部・学校によりますが、人文系であればだいたい500万円くらいになるかと思います(これはほんとうに最低限の金額です。生活スタイルによってはもっとかかります。ちなみに私は現在サンフランシスコ周辺在住で一人暮らしですが、生活費だけで月27万から30万かかっています)。

奨学金は、Ph.D.の場合、学費だけは免除になることが多いです。それ以上の援助が必要であれば、リサーチアシスタントやティーチングアシスタントをして、文字通り「稼がなければ」いけませんが、留学生にとって初めからティーチングアシスタントは期待できないと考える方がよいでしょう。M.A.レベルで留学生がアメリカで奨学金をもらうのは難しいので、日本の制度を利用したほうがいいと思います。大学院入学前に奨学金を貰えることが決まっているのなら、その書類を提出すれば銀行の残高証明は必要ありません(もちろん奨学金の金額が充分であれば、ですが)。

英語の能力は、どの大学院もTOEFLで210-260くらいあれば大丈夫です。先に触れたティーチングアシスタントに応募するのであれば、TOEFL250点以上+他の会話のテストも受けなければいけない学校もあります。

GPAは高ければ高いほど、選べる学校の幅が広がります。たいていのいわゆる「いい学校」はGPAの足きりが3.0です。・・・・が、もちろん合格者の平均はもっともっと上です。それほど高いレベルの学校を選ばないならば(もしくは人気のない学部ならば)もう少し低いGPAでも合格する可能性はありますが、やっぱりGPAは高いに越したことはないです。mako_toさんはまだ大学の2年生ということですので、今からでもじゅうぶん間に合います。

それから、アメリカで大学院に行くには、教授からの推薦状が必要になります。だいたい2通か3通です。これは審査の際にとても重視されるので、現在の大学の教授といい関係を築いておくことをお勧めします。

いずれにしても、なるべく早く情報を集めて準備を進めることです。アメリカの学校の参考として、下記にURLを挙げておきます。

参考URL:http://www.utexas.edu/world/univ/state/
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