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EUというのがイマイチ分かりません
軍事同盟、経済的協力、政治的統合ですが
アメリカのような1つの国にはならないと思うし
結局,同盟と考えればいいんですかね?
分かりやすく教えてください

A 回答 (4件)

わからなくて当然かと思います。


既存の概念とは異なるゴールを模索しながら目指している状態ですから。おそらく当人たちも将来像が明確には見えていないでしょう。

基本は「統合できるところは統合する」です。統合したほうがいい場面でのみ1つの国家として振舞うということです。逆に統合してしまうと不利になってしまう場合には単独の国家として振舞い続けます。今はその線引きを参加国間の利害をすり合わせながら決めている最中といえるでしょう。

たとえばオリンピック等ではたくさんの国から代表を出したほうが有利ですから、EUとして統合して選手を選抜するということはまずないでしょう。しかし、オリンピックが終わったあとにはEUの合計としてメダル数をカウントするわけです。

国際会議の場、例えば国連では、現在EU内には常任理事国全5か国中2カ国、すなわち極端な話世界の40%を掌握しているわけですが、統合して1国になってしまえば25%と価値が低下してしまうため不利になります。また国連参加国1国に1票与えられる票については、2005年現在は25票あるものが1国に成ってしまうと1票になってしまい非常に不利です。この観点からも、本当に1国になってしまうことはまずないでしょう。

しかし、アメリカや日本と交渉する際には、小国が単独で行うよりもEU全体としてさも1つの大国であるかのように振舞うほうが有利ですので、そのようにするでしょう。

こんな風に日和見的に場面によって振る舞いをかえる共同体を目指しているといえます。
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ゆっくりと政治統合は進むとは思いますが


1つの国家的な物(真の意味での超国家的組織)になるかと
言われれば現段階では極めて厳しいと言わざるを得ません。
やはり、言語の壁と経済格差と歴史的背景がネックになると思います。

言語の壁は説明するまでもないでしょう。
経済格差は長年の懸案事項です。これからも長くこの問題に
悩まされるのではないかと思います。
歴史的背景は、基本的に対立を続けてきたヨーロッパですから
そう簡単に融和ができるわけではありません。

おそらく完全な政治統合は難しいでしょう。
どこかで妥協するんじゃないかと思われます。
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この回答へのお礼

再び答えてくれてありがとうございます
もしかすると神聖ローマ同盟みたいな感じかもしれませんね

お礼日時:2005/12/26 18:55

そもそもが鉄鋼などを共同で管理したのが始まりですから


経済的性格が強い組織であることは間違いないです。
軍事同盟的要素は低いと思って良いでしょう。
これはNATOの役割です。
政治統合は形は見えてきてますがまだまだ程遠いです。
そして、まだまだEU内での勢力争いが多く残されています。
ですから、同盟と見るよりも
経済共同体を主とした政治連合と見る方が良いと思います。

(同盟というのは基本的に軍事同盟を指す事が多いですからね・・・)
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この回答へのお礼

質問に答えてくれてありがとうございます
利権や勢力争いは多いです、まだまだと言う感じですが
将来はどうなるんでしょうかね

お礼日時:2005/12/26 01:59

「同盟」というよりは、やはり限りなく「国」近いものだと思いますね。


通貨を統合していることで、経済的にはもちろんのこと、政治的にもより統合の道を歩むように思います。
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この回答へのお礼

国に近い形ですが将来的には超大国を目指してるんでしょうかね
そこら辺が微妙に分からなくて

お礼日時:2005/12/26 01:57

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