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むかしは、塩をまいていたといいますが、本当でしょうか。
現在はどのような成分の融雪剤が使用されているのでしょうか。
環境に及ぼす影響についても御教示願います

A 回答 (6件)

 基本的に、凍結防止剤による深刻な被害は報告されていません。


これは、道路などの路面の水は、土壌にしみこむのではなく、
排水路を用いて河川などに流れ込み、最終的には海にたどり着く
ためです。
 河川に流れ込めば、大量の水で希釈されます。
 また、海水には大量の塩分(カルシウムを含む)がありますので、
環境への影響は少ないことになります。

 むしろ、凍結防止剤で問題になっているのは、コンクリートに対する
塩害です。橋の床版は鉄筋コンクリート製がが多いのですが、
コンクリートに塩分がしみこみ、中の鉄筋を錆びさせ、
橋が傷んでしまうことがよく知られています。

 なお、環境への影響については、国交省で継続的な
調査が行われています。
http://www.nilim.go.jp/lab/dcg/nature/freeze.htm
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これまでのご回答にもありますように、以前は食塩が使われていましたが、近年は塩化カルシウムが主流です。


食塩と比較して、塩化カルシウムの方が溶けるときの発生する熱が多いために、雪を溶かす効果があります。また、凝固点降下によって溶けた雪の再凍結が起こりにくくなります(これは食塩も同様です)。

環境に対する害は比較的小さいと思いますが、なにせ、使用量が多いために頻繁に使われる地域では無視できないと思います。
結局は被害の大きさと、その効果のバランスということでしょうが、少なくとも必要以上の量の散布は避けなければならないと思います。

なお、No.2のご回答で紹介されている製品に関しては、「環境に無害」と書かれてはいますが、成分等の表示が全くないために、判断不能です。
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環境問題ではないので少し話がずれるかもしれませんが、聞いて下さい。


高速道路は融雪剤を撒いてしっかり融雪しているでしょう?私の住まいは雪国ではないのですが、雪国の高速道路を頻繁に走る機会があります。やはり融雪剤は基本的に今も「塩」なんですよね。高速道路を走っている時に融雪剤を車体の下面に多量に跳ね上げていたようで、5年目の車検に出したときにディーラーのエンジニアにビックリされました。錆びまくってるし、ネジは回らないしで、 外見は割ときれいだったのですが下面はボロボロになっていたそうです。その後数年して、マフラーが腐って中間で自然断裂しました。
「以前は魚屋さんのクルマなんかよくこんな感じだった(仕入れに行って海辺に長時間停めていたため)けど、久し振りに見たよ」なんて言われました。原因は融雪剤に間違いないとのことでした。
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多分、塩というのは「塩化カルシウム」の事だと思います。

今でも融雪剤として広く普及してます。自然界に普通に存在してますので毒性は少ないのですが、そうは言っても塩化物ですので、撒きすぎると周辺土壌の塩化物イオンが増大し植物に取っては塩害が発生するので有害です。
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塩をまいていたのはかなり昔の事です


今は主に『塩化カルシウム』を使用します
使用方法や量を誤ると環境破壊につながりますが
対効果性を考えるとこれを使わざるを得ません
http://www.bekkoame.ne.jp/~tera911/deicemain.htm

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%A9%E5%8C%96% …
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 いまでも塩みたいなもんですよ。


塩化カルシウムなどが主体です。塩は凝固点降下作用があるので、
凍結防止剤として用いられます。

 環境への影響ですが、ほとんど問題にならないというのが
実際のところでしょう。人間が社会活動を行えば、
塩分は河川や湖沼に流れ込むわけで、冬期間に若干の
塩分を道路にまいた程度では、環境への負荷は
ごく小さいものと言えます。
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この回答へのお礼

みなさん、御回答ありがとうございました。
マグネシウムを含んだ融雪剤があるという話を聞いたことがありますが、どうなんでしょう。

お礼日時:2005/12/31 14:13

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