プロが教えるわが家の防犯対策術!

 いつも誰か彼か亡くなっていたので、人が死ぬということが、あまりに当たり前で、悲しいと思ったことがないしそういった気持ちがわかりません。通夜や葬式も、学校に行くのと同じくらい、といったら大げさですが、それくらいに当たり前の日常生活だったのです。

 昭和天皇が亡くなられたのは、わたしが小学2年生のときだったのですが、その日、前年七五三の着物を着れなかったわたしは、着付けをしてもらい、美容院で髪を結ってもらっていました。家に帰るなり、こんなときにそんな着物を着るとはなんだ、と母もわたしも殴られ、それから一ヶ月、食事は学校の給食だけ、家では何も食べちゃいけない、水ものんじゃいけないということになりました。8つの子供としては、精一杯気をつけて、天皇陛下が亡くなられた、と使い慣れない敬語を使ったのですが、これまた、お隠れになったと言え、と叱られました。子供のころから、天皇は神様と教えられてきました

こうしたなかで育ったので、そうしたことを知らない、わたしと同じ世代の人達が、不思議でなりません。ときにはわたしよりずっと年上の30代や、40代の人たちまでが、知らないこともあります。子供の頃の話をしたら、よくいつの時代に育ったの、と言われるのですが、わたしとしては当たり前の話をしているだけなのです。

 わたしと同じ世代の人達は、いったいどういう環境でまたどのような考え、思想のもとに育てられてきたのでしょうか、わたしの育ち方は、人が言うとおり、おかしいのでしょうか

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A 回答 (8件)

私の例


父 警察官
母 歯科衛生士
私は1982年生まれです。今は18歳大学浪人生。
昭和天皇が士死去したとき、私は幼稚園の年長組みでした。
私の家は、そのときは、まったくと言っていいほど、普通にしていました。
父は、警察官なので、右翼活動の警戒のため、特別勤務で家にはいませんでした。
幼稚園では、ちょこっとその話に触れただけでした。

小学校は、視覚障害のため、盲学校(学校教育法第6章参照)にいきました。
中学、高校と、ずっと盲学校でした。
高校時代は、学生運動や水泳やってました。
父の仕事上、法律の話題が多い家庭なので、政治に関心を持ったと思います。
そして、現在にいたります。

あと、天皇と社会環境について三個いうになる書籍として、
「マンガ 日本人と天皇」(いそっぷ社)があります。
マンガとわかりやすい解説があります。
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あなたのように、右翼的な家庭にそだった方となると、他の人と話が合わなくても無理はありません。

た天皇を支持しようがしまいが自由ですが、それを他人に押し付けてはいけませんよ。すくなくとも「児童虐待」がありますね。
欧米では親権剥奪AND刑事訴追されますよ。
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たいへん失礼ですが、tsauraさんの発言を読んでいて、ドラマか小説の


ように感じてしまいました。本当にこのような教育を受けていたのなら
ば、あまり他の人と会話が合わないでしょうね。

ところで思想についての質問に回答しますが、ほとんどといっては語弊が
あるかもしれませんが、多くの日本人は無思想です。
なぜかというと、太平洋戦争終了後、戦前の軍国教育を一掃するため、
GHQは徹底して軍国教育を排除しました。
日本が再び軍事大国とならないように、天皇を崇拝しないような政策を
徹底させました。
主なところでは、
 ・教育勅語の廃止→教育基本法の制定
 ・天皇の人間宣言
 ・日本国憲法での象徴天皇制
です。
ついでに言えば、日本には欧米やイスラム諸国のような宗教教育が
根付かなかったので、なおさら無思想になってしまいました。

結果を言えば、GHQの政策は見事にあたりました。
天皇家を尊敬する自然な感情は多くの日本人に残っていますが、
戦前のように神格化して崇拝する風潮はほとんど消えました。
やはりtsauraさんが育った環境は、特殊な部類に入ると思います。


ついでながら、戦前の天皇を神格化する風潮も、実は明治政府が
意図的に誘導したものです。江戸時代には、水戸学を信奉する一部
の知識人(多くは武士)を除いて、そのような習慣はありませんでした。

よく国家神道とか呼ばれますが、このような天皇教を導入したのは
実は憲法の精神を国民に浸透させ、立憲民主主義を軌道に乗せるための
遠慮深謀だったのですが、あまり知られていませんね。私も最近まで
よく理解していませんでした。


tsauraさんの疑問のほとんどは、この(↓)書籍を読めば解けるのでは
ないかと思います。面白いし、とても勉強になります。超オススメです。

「痛快!憲法学」著者:小室直樹 集英社
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私は30代前半です。


いわゆる都会っ子で、一応両親の田舎はありますが、空洞化した都会のど真ん中で育ったがために、また両親がノンポリだったために、ほんとそういうのを知らずに生きてきました。

人それぞれでいいと思います、おかしくもないです。
でも多数派ではないと思います。そういうものだと思ってください。そうして価値観の違いがあることを頭の片隅に置いておかれればそれでいいことだと思います。

あなたには信じられないかもしれませんが、うちの実家の近所では、子どもが少ないことを理由に地蔵盆が廃止されました。お地蔵さんがあることすら知らない人が多いです。子ども会もありませんし、近所で何か行事をすることもありません。町内会くらいはありますが、祝日に国旗を掲げる家もありませんし、神棚どころか仏壇すらない家も多いんです。天皇制については無関心な人がほとんどですね。

それぞれだと思うんです。ですからおかしくはないんです、ただあなたと違う環境で育った人もいるということだけ知っていればいいんじゃないでしょうか。
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20代前半、同世代ですね。


僕らの親の世代はおそらく60年代後半~70年代初頭に青春を過ごした世代ですよね。
貴方も学校で習ったかと思いますが、
当時日本は高度成長期であり、あの大阪万博などがあった時代です。
(別に詳しく無いのですが)
いわゆる学生運動、反戦思想、ヒッピー文化などなど。
ですから僕の親には(田舎者ですが)「右」っぽいところはありませんでした。
天皇制は支持していましたし、敬語も使っていましたが、
せいぜい「御」をつける程度でした。
明確な思想は無かったでしょうが、
戦後民主主義的な理想を持って育ててくれた気がします。
おかげさまで僕自身、天皇制はいいと思いますが、
畏怖の念はまったくありません。
出来れば「様」でなく「さん」を使いたいくらいです。

みなさんおっしゃるように、育ち方に正しいもおかしいもないでしょうが、
確かに珍しいかな、とは思います。
しかし僕の友人の中には海外育ちでカソリックなひともいますし、
結婚するまで貞操は...とかいった古風な考えの人もいます。
きっと御自分で思う程変ではないですよ。
あなたが不思議に思う人たちも、きっとあなたの知らない知識をたくさん持っています。
それにそうやって自分と全く違う人に会って、
違う考えを聞いて、吸収していくのって楽しくないですか?
そしてそうやって成長していくんじゃないでしょうか?
以上、お粗末でした。
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私は20代後半の女です。

周りにはいわゆるカクカゾクがあふれた、都会に近い住宅地で育ちました。
「環境や育ちの違いによる、常識の違い」は当然あると思います。
常識を常識とどこでくくるかにも人によって、年代によって育ちによって
大きく変わってくると思います。

tsauraさんのような経験をした10-20代の人達が多くいるとは考えにくいです。

例えば昭和天皇崩御時が例にあげられていますので
その時のことを思い出しますと朝から夜までテレビは各局特別番組のオンパレードで当時のレンタルビデオ屋は大いに儲かり、民放の異端児「テレビ東京」は
マイペースに自社のプログラムを通しこれまでにない高視聴率をたたき出したと聞きます。
更に私自身は、昭和天皇がなくなった事で「昭和」というひとつの時代が過ぎ去り
昭和ではない新しい年号(平成)がつくことで、なんとなく歴史の1ページを体験
できるような、ちょっとした気持ちの高まりを感じていたような気がします。
それは私の周りも同じでした。それを公然ととがめる大人はいませんでした。
私の周りではそれが「普通」だったからでしょう。
世間では基本的に1日3回食事をし、デートがあれば出掛けていき、ちょっとテレビがつまらなく、時代は平成に移り変わった。ビデオ屋が儲かったのも、
テレビ東京が高視聴率をたたき出したのも大筋理由はこんな所だと思います。
天皇が神かどうか、tsauraさんが聞いた大戦時の話というのがどこまで
現実的なのかはわかりませんが、現在多くのメディアで取り上げられている事であり、
インターネットを扱えるのなら簡単にtsauraさんが聞いた話とは全く別の話が
多くの人から聞けると思うので省略します。

tsauraさんが「環境や育ちの違いによる、常識の違い」に不思議を感じるということは
とても意義のあることだと思います。
あなたの育った「常識」は実在するのですから私には否定できません。
(ちょっとびっくりしましたが。)
ですからあなたの周りの「常識」も否定しないで下さい。
世の中にはtsauraさんの知らないことも、もちろん私の知らないことも
たーーーーーーーーーーーーーーーっくさんあるでしょう。
私は自分と違う「常識」に出会ったとき興味深くその「常識」を吟味します。
大抵は楽しい作業です。それが本当に「時代に合った常識なのか」、「自分にあった常識なのか」
「正しいか、間違っているか」、「理にかなっているか」等々は自分の経験や
知識をフル回転させて判断します。たまに判断を誤ることもありますよ。
若いころは自分を含めた周りの「常識」が世間一般では「非常識」だった、ということもありました。
そういうときはやりなおすんです。それが殺人のような犯罪じゃないかぎり
世間は受け入れてくれるはずです。
くれぐれも自分と違う「常識」で育った人達を否定しないで下さい。
いろんな経験や人との関わりを経てtsauraさんの常識は微妙に変わっていくと思います。
長くなりました。すみません。
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>わたしの育ち方は、人が言うとおり、おかしいのでしょうか


いや、おかしくはないと思いますよ。
珍しいとは思いますが。

よくいうじゃないですか。「自分の常識 世間の非常識」って。
大なり小なりそんなものは山ほどあるでしょう。
育った家庭環境、地域環境、その他もろもろの要因があって
人はそれぞれそだってきたわけですから。
あなたが親から教わったことを、わたしも教わっていないかもしれない。
またその逆もありうるということも気づいてくださいね。
あなたにとって「こんな常識もしらないなんて!」ということが
ほかのひとから見て、あなたに対して感じることもあるかもしれませんよ。
まったく何も不思議な部分はないと思いますが。

どちらが劣っているとか、間違っているとか、正しいとか優れているとか
そういう視点からだけじゃなくて
「いろいろな考え方があって、いろいろな育ち方をした人がいる」って
もっとポジティブに他の人、他の視点、他の思想、他の常識を受け入れて欲しいです。

「違い」は「違い」でしかないんです。
これを「差」とか「非常識」「優劣」「貴賎」となどと分類してしまうことは
あなたの視界を狭めてしまうことになり、
あなたにとってもあまりいい方向にむかうとは思えません。
人と比較することはありません。
自分もいて、人もいて、本当にいろんな人がいて、社会が成り立っているんですから。

こんなことで不思議がっていたら、
国際社会では不思議だらけでついていけませんよ。
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>わたしと同じ世代の人達は、いったいどういう環境でまたどのような考え、思想のもとに育てられてきたのでしょうか


・・・と言われてもあまりに漠然とした質問なのでどこからお応えして良いのやら・・・。

今私は30代前半ですが、確かにtsauraさんと育った環境は、違いますねぇ。まず天皇陛下に重きを置く思想はありませんでしたし、食事もきちんとサンショクいただきました。敬語の正しい使い方については気をつけるよう指導されましたが、一定思想の元に「正しい」とされることを押しつけられはしませんでした。

もしtsauraさんと同じ世代に育った方がいらっしゃっても、tsauraさんの持つ常識とは違う常識をお持ちの方、沢山いらっしゃると思いますよ。育てられたか楽しそうにも夜でしょうし、地方色、宗教がこれだけ沢山あるのですから、当然のことでしょう。なぜ、自分と違う人たちを不思議がるのか、そちらの方が私には不思議です。別に批判をされているようにはお見受けしませんので、反論をすると言うこともないのですが・・・・「様々な考え方、価値観があることを不思議がる人がいる」ということが、私には不思議でした(^^;

共同生活するには、いろいろすりあわせないと行けない部分があるかも知れませんが、一般的に存在することに置いては、様々な価値観があって、面白いと私は思います。
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