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雪の被害が各地ででてますが
雪って火炎放射器のようなもので溶かす
ってわけにはいかないのでしょうか?

小学生レベルの質問かもしれませんがどうなんでしょう?

A 回答 (10件)

問題が二つあり、ちょっと無理があるようです。



一つに、世論です。
昭和37年ころだったと思いますが、海の害獣であるとど退治に漁船に機関銃を搭載して出動した事例があります。岩場に群れるとど目がけて銃撃を加え、そのときは9頭ほど射殺したようです。
今ではそのような事は不可能です。
動物愛護や自然保護団体の猛反発があるとともに、野党議員からも同様の反発があると思われます。
火炎放射器は用途が違えど強力な殺傷力を持つ兵器です。それを持ち出すことにやはり何らかの反発がある事は避けられないでしょう。

二つ目は運用上の問題です。
NO5さんの言われるように効率は極めて悪いものです。
ダンプ一台分約10m3溶かすのに燃料が200L、一時間以上掛かるでしょう。これをロータリーで積み込んで10km離れた雪捨て場へ運ぶとします。大型のロータリーがエンジン全開で10秒ほどで積み終わります。雪を満載したダンプの燃費10km走行するのに消費する燃料は5Lくらい、ロータリーは2~3Lくらい。
多数のダンプを集中運用し次々とピストン輸送すると、一時間の間に百台くらい運べると思います。
方や、同じ時間で一台分とは大きな差があります。

火炎放射器について簡単に説明します。
普通科連隊の施設作業小隊が装備しています。
バーナーのように連続して放射し続けるのではなく、ノズルから燃料を放射して燃焼物に浴びせた後に着火させるのです。
連続放射ではノズル及び操作する隊員が熱に耐えられません。
放射の熱は50mくらい離れていても顔が火照るほどです。
多数の放射器を集中運用するとなると安全上、充分な距離と間隔を取る必要があり学校のグラウンド程度の面積で、3基が限度でしょう。
燃料の扱いも困難です。
ガソリンにゲル化剤を混ぜて半流動状にした物を使用し、20Lを10数秒で使い切ってしまいます。安全のため燃料は離れたところに置き、いちいち徒歩で補給に行くことになります。重いタンクを背負って足場の悪い雪の中を何度も往復します。
天候にも左右され、風の中では使用できません。

残念ながら別の手段にならざるを得ません。
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火って、基本的には熱が上に行くし、燃えるもの・・・たとえば木とかなら簡単でしょうが、相手が水だったら雪の下から炎を当てないとダメじゃないでしょうか。

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この回答へのお礼

みなさん素人の質問に本気で回答していただき
ありがとうございました。

暖かい地方出身の私は
ちょっとした熱で溶けてしまう雪を「淡いものだなぁ~」と思っていたものですから。。。

今年は雪の被害で沢山の方が亡くなってますよね。
確かに運用にはお金がかかるかもしれませんが
海外援助にあれだけの資金を出す国ですから
「もう一人も死なせません」の勢いで守ってほしいものですね・・・・

お礼日時:2006/02/27 07:18

軍用の火炎放射器は無理ですが、だいぶ以前、通販で火炎放射器みたいの売ってました。

雑草駆除用ですが、雪にも使えるとのフレコミでした。
しかし、実際には多少の火力では表面の雪だけが溶けるだけ。しかも溶けた部分は火を離した途端、気化熱で逆に温度が下がって氷になってしまう。すると前より溶け難くなります。
結果的に膨大な熱量が必要になり、非効率的な作業になってしまうんです。
また道路に使用するとなると、道路の痛みが酷すぎて、修復に更に費用がかさんでしまうんです。
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雪を熱で溶かす、これは以前から考えられてはいますが、効果は限定的です。


積もってしまった雪、たとえば家の屋根にあるだけで10tを軽く超える量になってしまうといわれています。
道路の雪となるとものすごい量になりますね。街中などで道路わきに雪がたまるとダンプカーで集めて捨てるのですが、数mでダンプカーが一杯になってしまいます。
これだけの雪を短時間で溶かすのは非常に難しいです。
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よく考えたら、現代には火炎放射器など無いでしょう。



おそらく、米軍が第二次大戦中に沖縄などで兵器としてつかった火炎放射器のことを指しているのだと思いますが、現代ではそんな兵器は使いません。
自衛隊にも米軍にも無いでしょう。
博物館にはあるかも。
仮にあったとしても、戦争で多くの人を焼き殺した野蛮兵器を使う気には、私はなりませんけどね。
融雪機の方が平和的です。

ちなみに、海外では雪崩そうな雪を予め落とす「人工雪崩」をおこす場合には、ダイナマイトなども使われます。
日本では、新潟のアライスキー場でコース管理に花火を使って人工雪崩を起こしています。
そうして落ちそうな雪は予め落としてしまい、安全を確保しています。
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● ガスコンロの効率が60%程度、火炎放射器で雪を溶かすとすれば殆ど熱は大気へ逃げ10%の効率が達成できるか?



● 仮に10%の効率で有れば、1トンの氷を溶かすのに100L程度の燃料が必要ですね、背負っている分でどれほどの氷が溶けますか
(概ね 氷の融解熱 80Kcal/kg, 燃料の熱量 8000kcal/L)

まとめ 多大の燃料で実用になりません、コスト大幅増、又 危険ですね
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火炎放射器では燃料のロスが大きいのではないでしょうか。


ちゃんと融雪機というものがあるので、そちらを使うほうが文化的です。
http://www.hiruko.co.jp/
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実用的な除雪ができるような火炎放射器だとかなりの能力が必要で、コスト的には高くつく割には実用的ではないでしょう。


なにより溶かした雪が水になるわけですから、大量に溶かしてしまえば洪水の二次災害がおきかねません。
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昭和38年の38豪雪のときは火炎放射器を使ったようですよ。


昨日のどこかのテレビでやっていました。
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山などでは下手に下の方だけ溶かすと雪崩が起きるだけです。


民家などに使うと引火する危険性が高いです。

実用的に使うにはかなり高等テクニックが必要と思われます。
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