質問

レンタルビデオの店長のお薦めに惹かれて見ました。

ストーリー、映像ともに大満足です!(^^)

…なのですが、どうしても理解できないことがあります。
それはユージン(ジェード・ロウ)が最後に自殺してしまうシーンです。
なぜあの展開(ストーリー)でユージンは自殺してしまったのでしょうか?
いろいろな解釈はあると思いますが、私的にはユージンが旅に出てもう一度人生に挑むという方がスッキリしたのですが…。

みなさんの意見が聞きたいです。。

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回答 (5件)

90年代のベスト5には軽く入る映画ですね。自殺の理由については#4さんと同意見です。

そして、作品の中での位置づけについてですが、あの物語には、自殺する超エリート(共犯者)と、挫折するエリート(弟)と、本当はエリートではない人(恋人)と、夢をつかむ人(主人公)、がいるのだと思います。それらが揃って初めて作品としてのバランスが生まれるのでしょう。

実は、今ひとつ字幕に反映されていなくて惜しいと思った箇所があります。コンタクトレンズを捨てて何も見えなくなったヴィンセントが、アイリーンに促されて独りで高速道路を渡りますよね。あとになって、あの時は全然見えていなかったと知ったアイリーンが、「それでもあなたは渡ったのね」と言うんです。

野良猫のようなヴィンセントは捨て身だけれど(捨て身なだけに?)、心のどこかで人類の無限の可能性を信じているのでしょう。映画の最後で、遺伝子が完ぺきでないが宇宙飛行士を夢見ている息子を持つ科学者とヴィンセントの交わす笑顔は、上記のセリフがあってこそ生きてきます。反面、ユージンは守るべきものが多すぎたのか、この世での限界というものを信じていて、その限界を受け止めて、規制のない世界へと美しく散っていったのだと思います。

完ぺきなまでのエリートとして生き、完ぺきな自殺を遂げるという(完ぺきなルックスの)ジュード・ロウの存在。それは、ゆがんだ未来のシステムに対する警告と抗議であると同時に、耽美派の私にはこたえられない美味しさがあります。ちょっとダークで美しい映画なんですよね、あれ。けれども優しい作品。

この回答へのお礼

ご回答をしてくださった皆様へ。

わずか1日でこんなにもたくさんのご回答ありがとうございますm(_ _)m
あらためてこの映画が持つ魅力を感じました。

ユージンの自殺に対する皆様の解釈とても興味深かったです。
特にkurryさんの
>首に下げた銀メダルは炎に照らされて金色に輝きます。
という解釈は心に響きました。。
機会があればもう一度あのシーンを見直したいと思います。
※本日レンタルビデオ返却してしまったもので…(^_^;)

また、今、思い返すとあのユージンの遺髪は、ヴィンセントが体毛(眉毛)を落としたことでトラブルに巻き込まれたことに対するメッセージでもあったような気がします。

本当にみなさんありがとうございました!

……でもでも、やっぱり私の思いは、ユージンには生きて欲しかった。
新しい人生を歩んで欲しかったです。。。
これは設定がどうとか、ストーリーの辻褄があうとかそういうことではなく私の思いです。
たぶんそれだけジェードロウ演じるユージンに惹かれ、この映画に惹かれたからだと思います。

良い映画でした。
レンタルビデオ屋の店長にもお礼を言っておきます(笑)

大好きな映画で、何度も見ています。私は彼は初めから(遺伝子を売ると決心した時から)、目的を達成したときはこの世を去るつもりだったと解釈しています。その目的というのは、自分の遺伝子の勝利を見ることです。
映画のだいぶ初めの方から、黙々と自分のサンプルをとり続ける彼の姿が写されています。ヴィンセントが最後に驚くほどの一生分のサンプルは、短期間で一気にとれるはずもなく、最初からそのつもりで日々こつこつ貯め続けたからこそ残せたものでしょう。中盤、ヴィンセントがサンプルをトイレに流した時に「自分のものだ!」と激高するのは、それだけ思いを込めたものであり、自分が去る時に残す大切なものだと認識していたからでしょう。
また、酔ってベッドに運ばれるシーンでユージンは「車の前に飛び出した時も」と言いました。あれは自殺未遂の末があの体だったということを示唆したものだと解釈しています。普通の人なら死んでしまうところが、彼は死にませんでした。なぜ自殺をしようとしたのかは解りませんが、完璧であるがゆえの葛藤、周囲の期待からのプレッシャー、自信と現実の差…(金でなく銀メダルしかとれないこともある)、などが生きていくのを辛くしていたのではないでしょうか。
自殺に失敗しあの体になったとき、せめていま一度自分の遺伝子の勝利を見てから逝こうと決心し、ヴィンセントに出会い、勝利を見届けました。=ヴィンセントの勝利=宇宙への旅立ちでした。
ようやく勝利を掴んでこの世を去れたとき、首に下げた銀メダルは炎に照らされて金色に輝きます。
というのが私の解釈です。素晴らしい映画ですよね。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!

解釈を読まさせて頂き、今の私の感想はNo.5の方のお礼内容に書かせていただきます。

皆さんの意見に付け加えて、ユージンはやはりエリートとして生きたかったのだと思います。障害のある自分を消してしまって、ヴィンセントにエリートとしての自分を替わりに生きて欲しかったのでは。
遺髪まさにそうですね、phobosさんの感性に感動しました。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!

解釈を読まさせて頂き、今の私の感想はNo.5の方のお礼内容に書かせていただきます。

私はつい一昨日ケーブルTVで見ました。良くできた映画でしたね。

ところで、
> なぜあの展開(ストーリー)でユージンは自殺してしまったのでしょうか?
とのことですが、私も#1の方の回答と同意見です。

ユージーンは、ヴィンセントにアイリーンという恋人が出来たことを知り、彼のために自分は身を引いて完璧に自分と入れ替わって暮らせるようにしてやろうと決心したわけですよね。

そのためにユージーンは彼が一生困らない分の遺伝子サンプルを用意してやったわけですが、遺伝子検査による管理が徹底しているあの社会では、それだけでは足りない。自分という存在がある間は、いつまた彼らがトラブルに巻き込まれないとも限らない。そこで最後に自分の肉体を完全抹消するためにボイラーの火室(?)に入って自らを焼きつくすという方法で自殺したのだと思います。

映画を見ながらラスト近くで「ああユージーンはヴィンセントに譲るつもりになったんだな、でも自分はどうやって身を引くんだろう」と思っていると、ヴィンセントが先天的障害を克服してついに宇宙船に乗る夢を実現したロケットの発射を見送りながら、ユージーンが自らを焼く火を点火する演出。予想外でショッキングであると同時に、最初はいけ好かない奴と思えた彼が最後に示した友情と人間性に、深く感動させられました。
ヴィンセントに贈った髪の毛は、宇宙船内での遺伝子検査に備えたものであると同時に、彼の遺髪でもあったことも示されて、見事な演出でした。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!

解釈を読まさせて頂き、今の私の感想はNo.5の方のお礼内容に書かせていただきます。

あのように管理された社会では、生きていれば宇宙にいるはずの同じ人間がいるということがばれてしまいます。
ばれないようにするには存在を消してしまうしかありません。
多分、もともと死にたかったんだけど、概ね目的が達成できたことに満足して障りにならないように死ぬのが良いと判断したんだと思います。
また、「旅に出る」と言う言葉の裏の意味も伝わっていたと思いました。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!

解釈を読まさせて頂き、今の私の感想はNo.5の方のお礼内容に書かせていただきます。

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