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どうしてもわからないので、専門の方がいらしたら教えてください。
最近はみなくなりましたが、日本の古い住宅には、砂壁があります。が、これは住むほうにしてみれば、利点がないように思われるのですが。
たとえばひとが少しでも当たればこすって指などを怪我しますし(表面がざらついているので血がよく出ます)、ものが当たれば壁がこすれて床(しかも畳だと掃除がさらに大変になります)が汚れ、さらに壁にもダメージです。

砂壁の住宅では結局、壁に触らなくとも多少の砂が年とともに落ち、ホコリとまみれて畳の隅がとくに汚くなりやすく、しかし壁の砂をおとさずには壁を清掃することもできません。古くなると特に、湿気っているようなきたならしい印象をうけます。畳(掃除が大変)や、衣服(砂がつくので壁にかけられない)など、住みやすさの点でもよくないのでは? 
このように手間ばかりかかりモチも悪く、いいところが一切ないように見受けるのですが、それにもかかわらず、日本で砂壁が誕生、多数の住宅に採用された理由はなんなのでしょうか。
日本の気候となにか関係があるのでしょうか。また、工事がしやすい、当時は建築の原料が不足していたなどでしょうか。たしか祖父によると、本当に古い日本の建築には壁がなかった(障子のみ)とのこと。。。
なにか、日本住宅の壁の歴史、砂壁の起源と関連する情報をお持ちの方、なんでもよいですので教えてください。

A 回答 (6件)

《たとえばひとが少しでも当たればこすって指などを怪我しますし》


これは多分?!本来の砂壁でなく、接着剤を混ぜ込んだ砂壁ではないでしょうか?

日本人の生活作法?マナーで壁、障子、襖に触らない、畳もヘリを踏まない、というのが昭和40年代まではごく普通の家庭でも守られていました。子供時分から、跳んだり跳ねたりも足音を立てず、足首、足関節を使いましたし、お風呂もシャワーが無く、お湯が壁にはねないように、湯船につかる時も、音がしないようにスーッと入ったり出たりする仕草の美意識が躾としてあったものです。

砂壁は、昔は今で言うリフォーム的な感覚で、塗り直したものですが、今は土壁を塗れる左官屋さんも少なくなってますし、又、日当もお高いですから。。

日本の建築文化を表すのに、木と紙の家に住んでる、ヨーロッパは石の家に、アメリカは石油?だったか・・中学の頃国語の教科書にあったのを思い出します。
要は、日本文化は、リサイクル社会であったということです。
古く、対応しきれなくなれば、その頃には次の建築材料たる木も育ってるでしょうし、廃材も自然に帰したり、燃料として使い切れます。
他国の建築と違い、優しく繊細な芸術作品に囲まれてるのが日本の家屋に思えます。よって、住む人も優しく、繊細でないと居心地が悪くなってしまうのを思います。。
ですが、欠点はnamiyaさんが仰る通り、耐久性が無いということですよね!?
耐久性があるということは、後始末にも困るのですが。。
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欠点として、落ちてきても、口に入っても別段!毒にはなりません。


薬にこそなれ!

今の家屋は、アレルギーや廃材、リサイクルを考えないといけないでしょう?
断熱性もかなりのものですよ!
調湿もね。。

子供時分、夏寝苦しい時、わざと転がって、壁に引っ付いたものです。
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こんにちは


砂壁で検索していて思ったのですが、
耐火という意味もあるのではないでしょうか。
そのころの壁は土に藁を混ぜて醗酵させたものを
竹で編んだ下地に塗りつけていたようです。
ですから屋根が瓦葺ではない草葺や板葺きでは、一度火事になると消しようがなく一帯の家が壁からすべて燃えてしまったと聞いたことがあります。
その上に難燃性の色砂を塗りつけるというのは有効だったのではないかと。
ま、しろうと考えですが。
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古くなると特に、湿気っているようなきたならしい印象をうけます。

>>>>上塗りのみの塗り替え時期です.しかし、紗入り中塗りでは、30年以上は持つはずで、吹き付けじゅらくとか、現代式、簡便工事では、ないでしょうか?
つまり、ラスボードに砂壁とかですと、呼吸しないので、早く、痛みます.下地は、何でしょうか?柱が、3寸5分以下ですと、本壁では、ない場合が、多いです.
衣服(砂がつくので壁にかけられない)など、>>>>これは、長押(なげし)という化粧材木を、ハンガーフックとかんちがいしてみえるのでは?
壁に、服をかける場合は、日本間では、ありえないです.えもんかけという、服をかける専門の家具?がありますので...

モチも悪く、いいところが一切ないように>>>>表面だけ砂壁で、下地が、合っていないケースが、最近は、ほとんどですが...

本当に古い日本の建築には壁がなかった(障子のみ)とのこと>>>>>
そうですね、いろりを使うと、空気の流通のため、障子が必要ですね.

また、砂壁は、床の間のように、直接さわらない部分や、たれ壁に多いですし、腰下のみは、板壁など、トイレのようなところは、考えて作りますけど...
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壁は芯壁、中塗り、上塗りとあり、砂壁は、光の反射が、乱反射して、やわらかく、日本建築には、すばらしい材料だと思いますが、砂が下に落ちるというところは、床から30センチほど、和紙を貼ったりします.部屋の湿度調整には、抜群で、高温多湿の日本には、必要だったとおもいます.現状はエアコンなど、機械的に調整しますが...せまい部屋でも、板壁ほど、圧迫感もなく、柱の色とも調和がとれて、日本の芸術だと思います.



当時は、障子紙にしても、適当に新品に変えることにより、空気のエアーフィルターでもあり、畳の日焼け止めでもあり.、また、砂壁も上塗りのみ変えることで、新品になるというすぐれものと、思いますが...。
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現在も珪藻土に化学物質を混ぜて塗ることが流行っているように、土壁は今も昔も大変人気があります。



土で壁をつくるのは、アジアではごく当たり前のことです。
砂漠地帯でも、アフリカでもヨーロッパでも使われていますね。

平安時代の寝殿造りは、建具もなく、すだれのようなもので間仕切りをしていました。
が、塗籠といわれる土壁の部屋を物置や寝室にしていたようです。

世界の伝統的な建材は、木、石、土、繊維(藁、茅)がほとんどでしょう。
土は陶器(器や瓦や煉瓦など)にもなるし、土のまま使えるし(屋根や壁)、リサイクルも可能です。

湿気を吸うのは調湿作用といって、今は何でも付加されている機能です。
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