アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

 父がアルコール依存症で入院中です。もう4ヶ月になりますが、何の進展もなく、入院当初から「早く出してくれ」の一点張りでした。ここ1~2ヶ月は食が細くなり、最近では固形物をほとんど口にしないようで、形相が変わるほど痩せ細ってしまい、このままでは危ないと思える程です。
 本人は「こんな所にいれやがって、、」「何もやる気がしない」と言い、多少鬱もあるようで、お酒を飲んだ時のように人の話を全く聞き入れない状態です。(元々、すごく頑固で神経質な性格です)
 無理に入院させてしまったし(どうしても納得させられなくて)、今も本人が病気を認めていないので、全く先が見えない状況です。

 私は遠く離れて住んでいるので、度々帰る事もできず、今の状態の本人には会ってないのですが、母は変り果てた父の姿にショックを受け、動揺し、とても冷静な判断ができる状態ではありません。(もともと共依存の状態にある母ですから) 
 そこで断酒会の方々や父の兄弟にも相談し、今は、他の病院で療養させようと決めたものの、病院側の「できる限りの事はします」もあって、結局、もう少しだけ様子をみることになりました。でも、納得したつもりでもやはり母は揺れています。私や妹たちも。

 こんな状態の中、家族は何をするべきなのでしょうか?
私自身は、弱りきっている身体を回復させるために、精神科のある療養入院ができる病院で、頑なな心のケアと身体の回復が同時にできればと考えています。本人は家に帰りたいようですが、今の父の状態を、家で受け入れる事はとてもできない気がします。
 この状態が続いて父が寝たきりになったり、最悪の結果になったりしはないかと不安はつのるばかりです。

 長々と書いてしまいましたが、経験者の方や専門家の方の客観的なご意見やアドバイスをいただければと思います。どうかよろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

大変お困りのようですね。


現在はどういう施設に入院なさっているのかはわからないのですが、アルコール依存症の場合精神的なケアとともに
肝臓疾患としてアルコール性肝障害を治療できることが
条件だと考えます。
一般にアルコールによる肝臓への影響は可逆的ですが
一線を超えるとかなり危なくなります。
なぜこんな話をするかというと「固形物を口にしない」
とか「やせ細ってきた」とかは単に依存症だけでそのようになると考えるよりは肝障害が進んできたと考えるほうが
合点がいくと思ったからです。
この推測が合っているなら、内科のある病院にいくべきでしょう。症状が悪化すると腹水がたまったり、吐血したりして大変なことになります。
ここまでは僕の専門ですがここからは体験談です。
アルコール依存の人は結局家庭に戻っても断酒できるかが
問題です。いくら病院で治療しても家に帰って飲まれたのでは意味がありません。
医療側も家庭に帰ってやめれそうに無い場合は退院を渋ることもあります。
あなたの文面を読む限り患者のケアをすべて病院側に委ねてしまっているように感じます。
それではいつまでたってもなおりません。
結論としてあなたたちがすべきことは
患者が家に戻っても酒以外のことで楽しいものを見出せる環境をみんなで作って受け入れ態勢を整えることだとおもいます。
以上日常診療で思ったことを書かせていただきました。
がんばってください。

この回答への補足

 pastaさんは専門の先生なんですね。ご回答に感謝!です。
 補足&再びアドバイスをお願いできますでしょうか?

 父が入院しているのは、アルコール医療の専門病院としては、かなり厳しいところだと思います。もちろん精神科の医師がいます。
病棟が施錠されているのはもちろんですが、勉強会やAAへの参加、自立と回復のための日常的な作業などスケジュールがびっしりで、本人は、これを大変苦にしているようでした。
 父の身体の状態は、医師の話では、肝臓はきれいな状態で、内臓その他も全く異常なしとの事なんです。 肝障害がないとすれば、まだ様子を見れる状態と思っていいんでしょうか?

 父のケアを全て病院側に委ねてしまっている、確かにpastaさんのおっしゃる通りかもしれません。父はちゃんと仕事はしていたし、趣味も持ち楽しんでいるようでしたが、家の中では全く別人になり、酒をチビチビと飲み続けて母を責め、過去を持ち出してはまた母を責めの繰り返しでした。

 難しいです。でも家族も頑張らないと先には進めませんよね。

 ご回答、本当にありがとうございました。

補足日時:2001/12/28 11:16
    • good
    • 0

経験者です。

お気持ちお察しします。
うちの場合は、もう20~30年前で、私が子どものときの話です。父は肝硬変で10年間に3回も入院。肝硬変の治療で毎回ある程度よくなって、鬱も治って帰宅していました(子どもの時なので詳しい治療内容は知りませんが)。
でも入院に至るまではとびきり不機嫌になり、やせ細り、食事はほとんどせず、顔色がくすんでました。無理難題を家族に言うのは連日で、父がいるだけでも家中にどんよりとした重い空気がながれ……。父は20年前に食道癌で死亡し、後の自分は立派な?ACOAでサバイバー。でも今はすっかり元気ですよ(^^)。
嗜癖や共依存がもたらす家族への影響ははかり知れず、何十年も尾を引く可能性だってあるので、ご家族全員のケアを念頭に置いて、事に当たられることを願います。そこで、関連サイトを紹介します。

<赤城高原ホスピタル>

内容がとても充実しているので、一度じっくり見る価値は大。本人はもとより家族への影響等の情報が沢山得られます。また、この病院はアルコール依存と家族への取り組みでは相当な実績がある日本でも数少ない病院のよう。ご家族への理解も深いと思います。所在地は群馬県ですが、その他の地区の情報も含め、何か有効な情報が得られるかも。電話をかけるとケースワーカーの方が出られるようなので、すぐ電話してみては? URLは下の通り。

参考URL:http://www2.gunmanet.or.jp/Akagi-kohgen-HP/
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お礼が遅れて大変失礼いたしました。ご回答ありがとうございます。
hatomugiさんも辛いご経験、思い出があるんですね。

実はこの質問をさせていただ後、母から父が食事をとるようになったと連絡がありました! 何回の面会で、これまでの事をお互いに本音でぶつけ合えたとのことで、その事が父の気持ちに変化を与えたのでしょうか。
とりあえず身体がこれ以上弱る事はなくなって一安心です。でもやっとスタートラインにたったのかな? まだまだ先は長いですよね。

「赤城高原ホスピタル」の情報、ありがとうございました。こんな病院もあるんですね。
遠いけれど、父を転院させてみようと真剣に考えてもいたのですが、希望が見えてきたので、しばらくは今のままで見守ろうと思います。でも私自身、一度家族相談に行ってみるつもりです。

アドバイス、本当にありがとうございました。

お礼日時:2002/01/09 00:57

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!