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ミクリとナガエミクリを見分けたいのですが、今は花もなくよくわかりません。
見分ける方法を教えてください。実を見てもよくわかりません。

A 回答 (4件)

・・・確かによく判りませんね!?


なにしろ、「ミクリ、ナガエミクリ、オオミクリ、ヒメミクリ、ヤマトミクリ、エゾミクリ、タマミクリ」など等10種類位だとか?


この[オオミクリ]の写真には以外が部分の雌花と上部の雄花が写っていますが。。。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/Bo …

こちらの[ナガエミクリ]...何処が違うんだと言われると柄が特に際立って長い訳でもなし困ります。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/Bo …

http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/web/contents/ …

http://nvc.halsnet.com/jhattori/kamisyo/kamishak …

・・・興味があったので勉強が寺調べましたが、あまり役に立ちそうもなくてすみません。。。
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東京都の環境科学研究所へ問い合わせると良いと思います。

たしか以前にDNAを「電気泳動法」で分離して調べたことがあったと思います。
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kkss さんはじめまして。

保育社の原色日本植物図鑑(草本編)で調べてみました。

日本に野生するミクリ科ミクリ属植物の主な種類はミクリ、ナガエミクリ、ヒメミクリ、ヤマトミクリ、タマミクリだそうです。
他にも4~5種類ありますが、のこりは寒帯産のごく稀な種類ばかりです。

このうちタマミクリだけが他のものと分布が異なり、寒帯から温帯にかけて分布します。(その他は暖帯から温帯にかけて)そこで採取地が西日本であればタマミクリの可能性は少ないでしょう。

次に枯れていてもわかる大きな特徴として
ミクリとヒメミクリは分枝する。
ナガエミクリ、ヤマトミクリ、タマミクリは分枝しない。
という点が挙げられます。

ついでに果実の形で他の種類についても見分け方を。図が描けないので苦しいですが。
ミクリ属はいずれも紡錘型の果実を球状につけますが、種類によって形態が異なります。
ミクリとヒメミクリはややずんぐりした形で、紡錘型というより(横から見ると)菱形に近い果実です。
ミクリの果実は高さ6~9mm、ヒメミクリはひとまわり小さく高さ5mm程度です。またこの2種の果実ははっきりわかるような果柄はついていません。
ナガエミクリとヤマトミクリは細長い紡錘型の果実をつけます。またこの2種の果実には短いがはっきりわかる果柄がついています。
果柄はナガエミクリの方が長く2mm程。高さは4~5mmです。またナガエミクリには果実の中ほどにくびれがあるものがあります。(必ずある、というわけではない)
ヤマトミクリの果実はひとまわり大きく高さ5~6mm。また果柄はナガエミクリより短く1mm程度です。

そこで御質問の件についての回答をまとめると
上の方で枝分かれしており、果実がずんぐりした紡錘型で、果柄がなければミクリ
枝分かれせず、果実が長楕円に近い紡錘型で、2mm程の果柄があればナガエミクリ
ということになります。


あくまで図鑑の記述と図版をもとにまとめただけであって、私自身まだ本物のミクリ属植物を見たことはありません。ご参考までに。
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たしかにミクリ科は専門家でも間違うことがあります(博物館や大学の植物標本庫にいっても、“立派な先生の”同定が間違えていることが多々あります).


今までに、答えられている方の答え以外の点をお答えします.

ミクリは、1株(ミクリ類は旺盛な栄養繁殖を行うため、1株が1個体とは限りません.十中八苦、周りの株は地下茎によってつながっているクローンだとお考えください)から1本の花茎を伸ばし、他の方がお答えの通り,花枝が花茎から複数分枝します.ただ、ヒメミクリも分枝はするのですが、なかには分枝しないものもあり、また分枝も一番下の花枝ぐらいしかしません.それに対してミクリは4から6本花枝を必ず分枝させる点が一番の特徴です.

ただ、ミクリにはいくつかの種内分類群が知られ、変種でオオミクリ(アズマミクリ)とカドハリミクリが日本では存在します.ただ、その分類学的位置についてはいくつかの意見があります.ミクリ,オオミクリ、カドハリミクリの見分け方は、結実した1つ1つの果実の大きさ、形態で見分けます.オオミクリは果実の横幅が4から6mmととびぬけて大きいです.また、カドハリミクリは私はまだ見たことはありませんが、果実のかどが角張っているようです.また、オオミクリは地中に赤ん坊のこぶし大のイモ状の塊茎を作ることが特徴です.地下茎をほって、イモが見つかれば、明らかにオオミクリです.

ナガエミクリは、他の方がお答えのとおりですが、生育環境として、湧水のある流れに多く個体群が見られます.それに対して、ミクリは淀んだ川岸や、特にオオミクリアは溜池などに見られます.形態以外に、生育環境でもある程度の「あたり」はつけられますが、両者が混在しているところもあります.

もうひとつ,あたりをつける方法として、ナガエミクリよりもミクリの方が、全体的に大きな姿形をしておりますが、他のヤマトミクリやヒメミクリもナガエミクリと似たような大きさですから、あくまで「あたり」をつけるぐらいだと思ってください.

また、ミクリ類は、水流の速い河川では、抽水形とならず、水に沈んだ沈水形となり、花を咲かせず、葉も薄くなり水中を漂っていることが多いです.その際には、セキショウモと良く間違えますので、御注意ください.

角野康郎著「日本水草図鑑(文一総合出版)」を最適な参考文献として御紹介しておきます(ちょっと高いですが・・・).
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