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最近プラモデル製作を始めた高校生です。ウォーターラインの駆逐艦を中心に製作しています。
船体はスプレーで塗装しているのですが、下(喫水線の少し上)のほうに気泡のようなものが出来たり、角の部分に白いモヤのようなものができてしまって、毎回うまく塗装が出来ません。どうしたらよいでしょうか??
また、艦船をリアルに仕上げたいので、古い感じを出したいのですがどうも方法がよくわかりません。自力でやってみても何か違うようで・・・・サビの再現の仕方などよい方法がございましたら教えていただけませんか?
問題はまとめると次の2点です。
(1)スプレー塗装がうまく出来ない。
(2)リアル感がうまく出せない。
なにしろ高校生なもので、エアブラシシステムなど高価な道具は用意できませんが、それ以外の塗料でしたら一通りそろえる事が出来ます。ご協力お願いいたします。それ以外にもプラモデルを作っていくうえでなにかアドバイスをしていただけたら幸いです。

A 回答 (6件)

モデラー歴40年になろうとしてる中年モデラーです。

(得意ジャンルは昔の飛行機やAFVモデルです。)

缶スプレーで塗装されているようなので、缶スプレーの塗装方法について少しアドバイスさせて下さい。

塗装前に缶スプレーを良く振って、中身を均一にする事。(実行されていると思います。)

塗装物に対して、約20~30センチ離した状態で、水平(または垂直)に、シュッシュッと断続的(要するに細切れ)に一方向に軽くスプレーします。(往復させない!)最初は塗料がのったかどうか分からない位で充分です。それを何度か繰り返して、塗料を重ねて行って下さい。間違っても、一気に塗装してしまおうなんて事は考えないで下さい。ドバーッと一気に塗装すると、塗料がたれて来て見苦しくなる上に、その修正が面倒です。気泡が出ると言うのは、垂れた塗料の厚みで、表面だけが乾燥しても内面がまだ乾燥していないため、中からの有機溶剤が吹き出すために発生します。こつは薄く薄く、重ねながら吹くことです。

次にリアル感ですが、これには色んな技法があります。一般的な技法としては、ウォッシング、墨入れ、ドライブラシ、チッピングと呼ばれる方法があります。

まず、ウォッシングですが、これは全体塗装が完了後、茶やグレー系のエナメル塗料を専用薄め液でシャブシャブにしたものを、平筆で全体に塗装(と言うより、洗う感じ…。このことからウォッシングと呼ばれています。)し、ティッシュなどで拭き取る方法です。拭き残し部分があっても問題ありませんが、目立つ部分は綿棒に薄め液を浸して、拭き取って下さい。

墨入れはモールドをより立体的に表現する方法です。つまり、モールドの凹部分に影となる塗料を流し込み、陰影を与えます。これも、エナメル塗料を薄めた物を、面相筆で凹部分に流し込むような感じで塗装します。乾燥後、はみ出したところを、綿棒で拭き取れば、凹部分にのみ塗料が残ると言う塩梅です。(飛行機モデルの筋彫りを際立たすのには効果あります。)

ドライブラシもエナメル塗料を使います。まず、筆先(筆は腰の強い物がいいです。ドライブラシ専用の筆もあります。)にエナメル塗料を少し含ませ、まず、ティッシュなどでその塗料を拭き取り(と言うか、塗りたくる)ます。塗料が殆どつかなくなった筆で、キットのエッジ部分にこすり付けるようにして塗って行きます。こちらは輪郭を際立たす効果があります。通常は、全体塗装に用いた塗料の色調より明るめの塗料で行ないます。

チッピングと言うのは、面相筆でチョコチョコと、錆びや塗料の剥がれなどを表現する方法で、戦車モデルによく使われる技法です。

ウェザリング(汚し塗装)には他にも色んな方法がありますが、代表的な物を紹介させて頂きました。

あと資料としては、月刊モデルアートなどの専門誌が参考になると思います。毎月26日発売ですので、書店でお確かめ下さい。

以上、ざっと流しましたが、他に何か質問があれば補足して下さい。

PS.塗装中の換気には充分気をつけて下さい。これが一番大切かもしれません!

この回答への補足

詳しい説明どうもありがとうございます!!
もうひとつ質問なのですが・・・僕はTAMIYAのウォーターラインを買っているのですが他にもウォーターラインを出しているメーカーがありますよね?どこが一番お勧めでしょうか??

補足日時:2006/01/26 18:52
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No.1・4です。



ウォーターラインシリーズの第1弾については、No.5さんが補足してくれています。(1971年だったんですね、モデルアートのバックナンバーを調べれば分かったのですが、調べる時間がなくて、私も参考になりました。)

さて、No.4の補足についてですが、私は艦船キットは全くと言っていいほど作った事はありません。専ら大戦時代の飛行機(ドイツ機や日本機)やAFV専門です。(ガンプラも作りません。作りたいとも思いません。大嫌いですので…w)ただ、プラモ全体を通しての基本はどのジャンルのキットでも同じだと思います。

プラモの宿命であるパーティングラインの処理(サンディングなど)、合わせ目の処理など、基本に忠実に工作すればどのキットでも作り方は同じでしょう。大型キットになれば、それだけパーツ数も増えて来ますし、完成まで時間はかかりますが、決して焦らない事です。じっくり腰を落ち着けて製作して下さい。

私も現在、旧ソ連の1/48の飛行機を作っている所ですが、既に製作開始から1ヶ月近く経っています。

プラモ製作には、独自の製作方法があり、人それぞれの技法もあります。とは言っても、製作の基本は同じですので、質問者さんも経験を積んで、自分なりのノウハウを構築して下さい。将来もずっとプラモ製作を続けて行って欲しいと思います。

蛇足ですが、以前、このサイトにもベテランモデラーが何人か存在しました。現在は退会されてしまっていますが、個人的には非常に残念に思っています。是非、カムバックして欲しいものです。

補足の回答になっていないかもしれませんが、すばらしい完成品となること、祈っております。
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この回答へのお礼

何度もご回答いただきありがとうございました!!また何かあったら質問を書き込みますのでもしよろしかったらご回答ください。本当にありがとうございました♪

お礼日時:2006/01/28 16:14

>No,4様


ウォーターラインの第1弾は1971年5月に発売されました。
歴史あるシリーズです。

↓個人的意見として。
今一番力を入れているのは「アオシマ」だと思います。
高雄型をリニューアルして「ピットロード」と比較され艦橋の形が微妙に違う。とファンに指摘され数ヶ月前改修版が出されました。
改修版は艦橋と煙突のディティールを修正して追加してあります。
ユーザーの声をいち早くキットにフィードバックする姿勢が素晴らしいと思います。
ピットロードはディティールが良いんですけど、キットが高いです。
タミヤもいいキット多いです。
ハセガワはもうちょっと力を入れて欲しいです。バリだらけの30年以上前のキットにエッチングパーツを入れ「限定」とやられても・・・、
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この回答へのお礼

そういう姿勢が大切ですよね!!次はアオシマを買ってみようと思います。どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/01/27 21:24

No.1です。



補足に関して再回答させて頂きます。

>他にもウォーターラインを出しているメーカーがありますよね?どこが一番お勧めでしょうか??

ウォーターラインシリーズと言うのは、元々は静岡にあった模型メーカー4社(タミヤ、ハセガワ、フジミ、アオシマ)の共同企画として誕生したシリーズです。誕生した年代の詳細は忘れましたが、1980年頃だったと思います。最初は日本艦ばかりを発売していましたが、後に外国の船も発売するようになります。その為、各社で重複しているキットはありません。(別スケールでは重複キットはあります。大和とか武蔵、信濃など)

その後、暫く中断してしまいますが、ピットロードと言うメーカー(最初は模型店として出発)が1/700で自衛艦などを売り出したのをきっかけで、徐々に艦船ブームが再発し、最近、以前にも増しての艦船ブームとなっています。

現在、フジミはウォーターラインシリーズの共同企画から外れていますが、残りの3社はまだ開発を続けています。出発当時はメーカーによる技術力の差があったりで、バランスが悪かったようですが、最近ではその差はないと思います。それだけ、技術力のバランスが取れて来ています。どのメーカーのキットでも差はないでしょう。

それから、No.3さんが紹介されているパステルでのウェザリングですが、これはNo.1では省略させて頂きました。(艦船モデルではあまり必要ないと考えたからです。)最近、タミヤからウェザリング用のメークアップ材が発売されています。⇒http://tamiya.com/japan/products/87080weathering …

艦船模型に使えるかどうかは分かりませんが、参考程度にご覧下さい。

この回答への補足

そういう歴史もあるんですね。。。!!勉強になりました。 最後に、僕は駆逐艦しか作ったことが無いのですが、次は戦艦クラスの比較的大きなモデルを作ってみようと思っています。あらかじめ気をつけておいたほうがよいことや、アドバイスなどございましたら教えてください。

補足日時:2006/01/27 21:24
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1)は回答が出ているので割愛します。


2)の錆びですが、画材のパステルをサンドペーパーで粉にして筆でこすりつける方法もあります。エナメル薄め液で溶いて塗っても可
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この回答へのお礼

今までには無かった新しい方法を教えていただきありがとうございます。次回早速実践してみようと思います。

お礼日時:2006/01/26 18:56

1/700の駆逐艦サイズなら、筆塗りでもいいかと。


その他のアドバイスは、No.1の方の仰るとおりです。

モデルアート別冊に、艦船模型の作り方がありますよ。
艦船模型スペシャルNo.18 定価1,700円(税込)
1/700洋上模型の作り方 艦船模型テクニックブック  \1,890(税込)
1/700洋上模型の作り方 艦船模型テクニックブック2  \1,800(税込)
1/700洋上模型の作り方 艦船模型テクニックブック3  \2,000(税込)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!!お小遣いに余裕が出ましたら、ぜひ買って実践してみますね!!

お礼日時:2006/01/26 18:55

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