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はじめまして
大学教授になる人は、その大学、大学院で学び、博士号等の資格を取った方がなれるのですか?
どのような過程を経て教授になることが出来るのでしょうか?
生涯、その分野で研究や、講義等をすることが夢なのですが、具体的にどのような進路を進めば良いのか教えてください。
学びたい分野は国際医療・看護についてです。

A 回答 (7件)

以前、看護系大学で助手をしていたものです。



看護系の場合、まだ大学ができてからの歴史が浅く、今だに増えていますので、教員は全体的に人手不足の状態にあります。都心の大学の人手はままありますが、地方はいつもどこそこ人手不足ですね。

看護系大学を卒業後、大学病院か大学の実習を受け入れているようなレベルの病院に勤務し、3年以上、できれば5年くらい臨床のキャリアを積むとよいでしょう。

昔は大学も少なく、卒後すぐでも助手の採用がありましたが、今は臨床経験がないと駄目です。

助手の採用にあたっては、研究歴なども聞かれますので、卒論を頑張って学会発表したり、病院の看護研究には積極的に参加し、できれば学会発表や学会誌にのるとよいでしょう。そういう意味で、就職先は臨床の研究発表が多い学会などに、よく参加している病院などを選ぶとよいかもしれませんね。

助手の採用ですが、正直一般公募は本当に人が見つからない場合で、ほとんどは、教授、助教授、講師などのつてなどから、個人的に声がかかり、面接を経て採用となっていると思います。
大学時代にしっかり勉強して、教員と積極的に関わるとよいでしょう。また、卒後も大学が企画している勉強会など、卒業生でも参加できるものは参加して顔と名前を覚えてもらうのもよいかも。
また、大学院を受験する際に、研究室の先生に相談に行くとよいでしょう。
すべて自分の出身校という人もいると思いますが、私は自分の人脈を広げるためにも、他大学で学ぶことはとてもよいことだと思います。
大学、修士、博士が別の大学だからといって不利になることはありません。

臨床を積んで、大学院の修士課程に入るのも1つの方法ですね。助手の場合、大卒でもなれますが、講師は修士以上でないと無理だと思います。
もちろん、大学からストレートで修士に入り、その後臨床を積んでから助手にはいるという方法もあります。
この場合、修士課程という教授と濃厚にお付き合いする期間があるだけに、助手への声はかかりやすいでしょう。ただ、臨床経験がないので、修士論文を書く時は大変かもしれません。

講師以上になってくると、臨床経験と研究歴のほかに教育歴もチェックされます。
だから、臨床5年で大学院に入り、修士と博士を続けてとっても、就職の際は教育歴がないですから、かえって不利になることもあります。
講師や助教授の先生で博士号をとっていない方もいますので、助手で採用されたくても部下の方が教育歴が上というのはなんとも使いづらいですからね。
ただ、これは質問者さんが大学を卒業して就職されることには変わっているかもしれませんが。

ただ博士になれば、講師からスタートすることも可能かと思います。もちろん臨床経験は必要ですよ。

目標目指して頑張ってください。
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No. 4 のものですが、補足します。


大学教員になるチャンスは新設学部・新設学科ができるときです。普通は母体となる学科がありますが、全部のポストが埋まることは少なく多少とも空きポストがあります。母体学科から新設学科に教員が移動するため母体側に空きポストができる可能性もあります。
ただし、新設学科では教員を公募しません。人的なつながりで適任者を密かに探します。したがって、なんらかのコネで採用情報をつかむ必要があり、旧帝大など情報チャンネルの広いところが有利でしょう。
ただ、旧帝大が国際医療・看護関係でどれだけ人的コネを持っているかはわかりません。
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うまくまとめられているコンテンツとして


http://homepage2.nifty.com/yshimizu/researcher.h …
というのがあります。一般的な理系分野を想定して書かれているものですが、「国際医療・看護」だとちょっと特殊な部類なので注意が必要かもしれませんね。

教授というのは、大学など教育研究機関における教員・研究員の一職階にすぎません。現行だと教員では教授・助教授・講師・助手という種類があり、それぞれに応じて教育・研究の担い方が異なります。いずれの種類でも要求される能力・業務は重要なものですが、大体の場合はその立場(ポスト)につくにあたって外からなら公募、内からなら昇任について候補者を募り、組織として必要な人材に着任してもらうというのが大まかな流れです。

この場合、その大学の卒業生というのは、その大学における研究のスタイル・手法・ノウハウといった無形の財産を持っているという点では有利ともいえますが、全国・全世界から応募してくる研究者がそれを上回る水準の研究・教育をできる能力がある場合には、そちらの方のほうが適しているという判断になることが多いです。

特に医療・看護の分野だと、医療の現場のスタッフを供給することを目的として設置されている大学と、次世代の研究者を養成することを目的とした大学とがあります。前者の大学で教員を募集する際、想定される候補者というのは、後者のような研究者養成の大学でしかるべきトレーニングを受けてきた人材であることが多いです。研究者を目指す場合には後者のような大学でしかるべきトレーニングを受けておかないと研究者としての道は開かれていないともいえます。

(もちろん、医療・看護の分野の特殊性により、現場での実習や現場ならではのノウハウを伝えていくために実務に精通した医療人を教員として採用するケースもかなりありますので、単に大学で教員をしたいというのであれば、この道を選ぶのもありだと思います。ただし、これはいわゆる実務家教員という範囲を越えず、おそらく質問者さんが想定されるような研究者教員とはちょっと異なると思います。)

というわけで、質問者さんの場合でいえば、
o 医療・看護などの分野で
o 研究者養成を目的としており、
o できれば実際に研究者として世に送り出した実績のある
大学、ということになると思います。

大体の場合においては、国立大学の中の旧帝大および旧六医科大学の流れを汲むところ、でしょうか。ここ5年くらいで3年制の医療短期大学部を学部にしたところではなく、伝統的に保健学科などのような形で教育を行ってきたところがいいんじゃないでしょうか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A7%E5%85%AD% …

同じ医療・看護でも、大学・学部によって様々な経緯と目的を持っていますから、ご自身にあったところを探してください。
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大学・学部によってさまざまです。

絶対の条件は、ポストが空いていることです。現在の国立大学ではポストが空いていなければノーベル賞クラスの学者でも採用できません。私立大学では経営上で余裕があれば採用できます。
東大法学部の場合は、3冠王(全優、司法試験合格、国歌公務員1種合格)の卒業生を助手として採用するそうです。2年程度で能力を見極め、能力のない助手は退職させると言います(公務員試験合格や司法試験合格の資格を持っているので、2年遅れくらいでは就職先に困りません)。残った者は、助手→助教授→教授と昇任するらしいのですが、教授になるには恐らく法学博士の学位が必要でしょう。
国立大学工学部で内部昇任の場合もこれに似ています。自分の大学の大学院修士課程を修了し、助手→助教授→教授と昇任します。ただし、東大法学部と違って退職させるわけにはいかないので、能力のない者を採用してしまうと、定年まで助手ポストが塞がってしまいます。助教授になるには博士学位が必要です。場合によると、博士課程を修了し、助教授にいきなり採用されることもあります(なお、講師は助教授にするには年齢が若い場合、ある程度の年齢で昇任させたいが学位がない場合のポストです)。
これらの例では、博士課程を修了していないことがあるので、論文博士といって、どこかの大学院に学位論文を提出し、学位を授与して貰う必要があります。普通は出身大学の大学院ですが、出身大学に博士課程がない(あっても専門が違う)場合はよそに提出することになります。
論文博士の制度を廃止しようという動きもあるので、そうすると大学院博士課程を修了する必要があります(博士課程に3年間学んでも論文が審査合格にならないと「修了」ではなく「満期退学」です)。
最近は内部昇進は止めようという動きがあり、空きポストができると全国に公募するケースが多くなっています。もちろん内部昇進でも良いのですが、公募に応募して他所からの応募者と競争することになります。助教授が長年教授の定年を待っていたのに、他大学からの応募者に頭越しにさらわれてしまうということもあります。
医学部では、東大や慶大などの有力大学が支配下の大学に教員を送り込むというケースが昔はあったようです(「白い巨塔」の世界ですね)。
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 しったかの高校3年生ですが、さんこうにしていただければ・・・


 
 どのような過程でなれるのか、それはいろいろだと思いますが、まず、大学が職員が必要なときに公募してます。それに採用されればいいだけなのですが、資格があるに越した事はないでしょう。また、コネがあるといいです。なので、大学院、または、大学で教授に気に入られる(実力を認めてもらう、熱心だと思われる)と「来ないか」?と声がかかったりもするみたいです。
 過程としては、とりあえず、国際医療・看護関係の職について、学会(?)などには、出来るだけ出席して、コネをつくり、経験をつんで、採用に臨む。とか、大学の研究室でかわいがられて、助手に採用されて、そこから講師→助教授→教授みたいなのがあると思います。
 何一ついいことは言えませんでしたが夢に向かってがんばってください!
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別に大学はどこでもかまいませんが、できるだけ一流の伝統のある大学の、伝統のある研究室に入って、博士号を取得して、業績を上げることです。



最後にものをいうのは業績ですが、現実問題として、上述のような研究室の方が大学での研究職には就きやすいです。
つまり、始めに(助手になるときに)チャンスを得やすいです。
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国立の農学・獣医系の話です----



大学時の先輩が、大学の先生(まだ教授にはなっていません)になりました。
その方々は、学部から博士課程まで同じ大学ではなく、
当方が通う大学に、博士課程から編入?して来ました。
博士課程修了後に、母校(私大)へ帰り、講師になったという感じです。

大学の先生は、“枠の空き具合”もかなりの要素のようです。
友達は、博士課程を修了しましたが、
大学の先生にはなれませんでしたし。

ご参考いただければ幸いです。
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