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手作り化粧水を作ろうと思っています。

ビタミンCを配合したいと考えているのですが、
レシピを色々検索したところ、アスコルビン酸粉末を
そのまま加えているところはあまりなく、
逆にビタミンC誘導体を加えているところが多くあり
どちらを配合するべきか迷っています。

そこで質問です(・∀・)∩

・ビタミンCそのものは、空気中で簡単に酸化してしまうそうですが、
たとえば化粧水のように液体に解けている場合でも
酸化してしまうのでしょうか?

・もしそうであるならば、手作り化粧水にはビタミンC誘導体を
配合するべきなのでしょうか?

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=113496
こちらの質問の回答者さんがおっしゃっているように
そもそも肌(局所的)に浸透させるためには、「特定の場所で作用する」誘導体にする必要はないのでしょうか??


過去の質問を見ても「○○の化粧水が効く」という回答が多く、
あまり参考になりませんでした。
唯一参考になりそうな上記の回答は
質問日が古く参照URLがほとんど見れません(´Д⊂ヽ

主観的な感想ではなく科学的にご説明をしていただける方、よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

ビタミンCに美白効果を期待されて、手作り化粧水の中に入れようとされているのでしょうか?ビタミンC誘導体は、ビタミンCに親油性物質の脂肪酸を結合させて、合成界面活性剤化したものです。

なぜネットで調べてもビタミンC誘導体の方が多いかというと、ビタミンCは水溶性物質の為、皮膚のバリア機能にはばまれて、皮内に浸透出来ないからです。

皮膚表面の角質層は、皮脂膜に覆われています。この皮脂膜と、角質層の角質細胞間脂質によって、水溶性の物質の侵入を防ぎ、親油性の物質は、角質層の下にある顆粒層で内部への侵入を防いでいます。皮脂膜、角質層、顆粒層、この三つが皮膚バリア機能を担っています。

ビタミンC誘導体は、合成界面活性剤化したものですから、ゆうゆうとバリアゾーンを突破して、皮内に浸透していきます。ところが、ビタミンC誘導体が皮内に入った入り口は、出口にもなります。

皮膚のバリア機能は、外部からの異物の侵入を防ぐと共に、皮内の水分を蒸発させないように守っています。ビタミンC誘導体のような美白剤だけではなく、皮内に浸透させる行為そのものが、皮内の水分の蒸発を招きます。長年、美白化粧品や細胞賦活化粧品を連用してきた方が、乾燥肌になり、保湿化粧品を手放すことが出来なくなるのは、こういう理由です。


手作り化粧水を作られるのなら、弱酸性化粧水をおすすめします。効果は三つあります。

(1)角質層をひきしめて、補強すること。
(2)酸の刺激で肌を保温(血行促進)すること。
(3)石鹸を使用したあとの、肌に残留するアルカリを中和すること。

普通肌の人は、きゅうり水で、弱肌の人は、緑茶の、手作り化粧水をおすすめします。
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この回答へのお礼

丁寧なご説明、ありがとうございます★
ビタミンCひとつでも、奥は深いなぁ。

なるほど、ビタミンCそのものは肌には浸透せず、
浸透させるにはVC誘導体のほうが効果的でも
入りやすいのと同じくらい、出ても行きやすいんですね。
それじゃ市販のVC及びVC誘導体配合化粧水も
あまり意味がないですね・・・

ビタミンC誘導体入りの化粧水をつけてすぐに
乳液などでフタをしてもダメなのかな?( ・ω・)

アドバイス頂いた通り、弱酸性化粧水に挑戦してみますね♪
緑茶が弱酸性だとは、知らなかったです。
とても勉強になりました。

お礼日時:2006/02/02 23:12

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