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我が子は幼稚園児で、公文歴が1年弱です。
算数と国語をしています。
算数が得意で、現在全国で5位以内です。
泣きながらやる事もありますが、そのうち出来るようになるという事を既に知っているので、辞めたいという事もありませんし、むしろ次にやる事を楽しみにしていますので比較的順調です。

結構素直にやろうとしますし、むしろ自分から「公文やる」と言い出す程で、宿題をやらすのに苦労したという経験もほとんどというか無いと言っていい程ありません。(忙しくて宿題をする時間を捻出するのに苦労した事は何度もあります。)
私自身が以前子供相手の講師をしておりましたので子供の気分を盛り上げるのとか課題をする気にさせるのが比較的得意な方だというのもあると思います。

また今のところですが、順位やオブジェや他人との進度の競争といったものには全く無頓着な子ですし、私も順位の為に締め切り前に沢山プリントをさせるという事も一切しませんし、先生も何のプレッシャーも掛ける事はありませんし、グラフなんかも無い教室なので、のびのびやっている方だと思います。
よく「事務局」という言葉を聞きますが、何も言われた事はありません。
公文は我が子の性格には合ってると思います。

「公文の弊害」という言葉を見る度に不安になります。
公文の算数が良く出来ると恐ろしい事になってしまうようです。
文章題も家庭でやって行かないといけないなぁと思っても、公文と並行だと駄目だという文章が書かれてあるのを見たりしました。

公文が大好きで頑張ってるなぁと思うのですが、公文の算数が得意=恐ろしい事になるのであれば、親として今後どうしたらよいのか。

とりとめない文章で申し訳ありません。

A 回答 (3件)

はじめまして。

私の回答歴をご覧になられたらお分かりかと思われますが、現在公文の教室のスタッフとさらに地元で塾の時間講師をしています。内部関係者ではあるのですが同時に他塾で公文経験者のお子さんをお預かりしている立場でもあるということを先にお断りさせていただきます。
まず「事務局」というのは日頃はあまりご家庭との繋がりのレベルでは実感湧かないかも知れませんが、お子さんが進度上位者でもあられるようですしもしかすると夏休みあたりに「進度上位者の集い」というお誘いが教室の先生などからありませんでしたか。各県内でいくつかの地域ごとに教室を管轄するオフィスを公文では「事務局」といいます。各教室の先生が研修を受けたり、英検などの試験会場にもなったり、先に挙げた集いなどの企画を行ったりもしています。事務局が親御&生徒さんに直接接触する機会はあまりないですが、時折事務局の局員さん(事務局の職員)教室を見学しに来ることもあるのでもしかしたらお子さんは「たまに見たこと無い先生がいたりする」という認識かもしれません。

公文の弊害というと一般的にはいわゆる計算バカで文章問題(図形など含む)が出来ない両極端な傾向があるということでしょうか。
確かに以前は学校の先生の中でも公文式を「敵視」するような先生も見受けられました。公文式はあくまで創立者が「小学生でも微分積分が出来るのに最低限必要なカリキュラム」というところからスタートしているために図形などが省かれています。文章問題も無くはないですが非常に少ないですよね。うちの教室でも親御さんから「テストで式が立てられなくて文章題のプリントってないのですか」と言われることもあります。また年に一度全国レベルで希望者だけですが標準学力テストというのがあります。小学校一年から中三まで前年度の学習内容を中心に作られるテストですがこれは、図形などあって見事に計算以外苦手なお子さんも見受けられるのも事実です。

ただ、私は中学受験塾にいたこともあるのですがいわゆる文章問題も図形の問題も数学のひらめき=センスも全く必要でないとはいいませんが、ある程度は同様の問題の練習の積み重ねから自分で解ける力を付けていくのですよね。公文のお子さんが計算が出来るのは計算を毎日積み重ねているからです。今、私は個別塾で小学生のお子さんを数人見ていますが、学校の授業内で扱う問題数がどの単元にしても少なすぎて図形でも割合や速さの問題であっても、自分で「解く」経験があまりに少ないために自分のモノに出来ないでいるお子さんが多くです。ちょうど今小学6年生は小学校のまとめの時期に入っていますが、割合の問題などは5年の内容ですが文章題で苦戦しています。百分率そのものは覚えているのですが、モノの値段などの問題になると式どう立てるの?!と大騒ぎです。時間が経てば忘れるのもありますが、一題考え方を一緒に整理したらある程度似た種類の問題を繰り返させ定着させる必要があるのは公文の計算の積み重ねと同じです。
中学受験生が大人顔負けの問題を解けるのは中にはいわゆる「天才」なお子さんもおられるでしょうが、やはり受験勉強で受験に出されやすい問題を繰り返し解いていくことで解き方に慣れて独力で解けるようにつみかさねていったからですし、根本的なところでは普遍です。

質問者さんのお子さんの場合大変教材も進んでおられるようなので、低学年のうちは特に算数の授業ではみんなが一桁の足し算で必死なところで早く出来てしまって暇で仕方ないということはあるかもしれません。周りの子がやってる中で一人早くできて手持ちぶさたで騒いだりしてしまうことが多かったりする場合、そういう方向から公文で先取りでやってるからと公文がすべての元凶と思ってしまう先生もおられるかもしれません。もちろん授業中はお喋りしない&自分が出来ても他の人はやってるから静かに待つというマナーの大切さは先生がお子さんに言い聞かせるべきことでありますが、ご心配なら親子同士でもお約束として言い聞かせていくこともいいかもしれません。
また、カリキュラム的に公文では分数に入ると約分→足し算引き算掛け算わり算と入るのですが、現在の指導要領では約分が6年に回されるので、5年生に分数の足し算引き算をやっても最後の答えを約分して出す必要がありません。学校によっては仮分数のままで帯分数にせずともOKです。公文のお子さんは徹底的に約分を指導されるので約分して答えを書いたら先生によっては「まだ習ってないことなのに」と苦い顔をされる人もいるかもしれません。また、掛け算も繰り上がりを書かせないので学校では繰り上がりを書くことを必須にする先生もいるので、やり方の違いからの「戸惑い」による混乱も生じる可能性はあるかもしれません。

質問者さんのお子さんは国語も頑張っているようなのであまりご心配はいらないと思います。確かに算数だけだと本当「計算しかダメ」というお子さんも出てしまうのが公文式の危うさではありますが、問題を解くという形ですが文章を読むということを習慣にしているお子さんでしたら、算数の文章問題も慣れさえすれば解ける力も付いてきます。お子さんの中には、文章題の出来ない根幹に国語の読解力が低いために問題文中に出ている様々な設定やヒントを整理できないで躓くお子さんも多いです。

お子さんが公文での学習を進んでやっているということならばそのまま様子を見て差し上げたらいかがでしょう。確かに中学になると図形の証明などあってこれは一切公文では無いです。でも証明問題も必要な知識をまとめて覚えたら問題をパターン別に解くことで手で覚えていくものですからやってる内容は関係ないですが学習の手法は方程式の解き方などと大差ありません。中学受験を考えられるのでしたら、受験準備の学習を4年生くらいから受験塾に通う必要もありますが、まずはこのままお子さまの学習の様子を見守ってはいかがでしょうか。

長くとりとめのない文になりましたが少しでもお役に立てば幸いです。

この回答への補足

上手く書けませんが、「公文の弊害」という言葉にどうイメージがあるかというと、
「公文をやっていると計算以外の事が努力しても努力しても全然出来なくなる、公文さえしていなかったら出来たのに・・・」です。
こうだとしたら怖いという事です。

補足日時:2006/02/04 23:30
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この回答へのお礼

こんなに長いご回答を下さり、ありがとうございました。
これだけ入力するのは時間も掛かったと思います。
そのお気持ちが嬉しく思います。

参考になる事が多く、とてもとてもありがたかったです。

先生には中学受験をする事は伝えていますし、先生のお子さん方も中学受験をしているので、公文→中学受験塾というのを引き止めたりする方ではありませんので、すごくやりやすいです。

公文の弊害と聞いて、びびっておりましたが、guwappaさんのようにお子さんに接しておられる方にお話を伺えて安心しました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/02/04 23:19

私は無料体験を利用して公文に少しばかり通っていたものです。

(友人に連れられて…)
私は小・中と「学研教室」に通っていました。

確かに、公文のプリントは計算問題しかなく、今の子供に不足している『文章処理能力』の問題はありません。
私は中学受験をしましたが、計算はできて当たり前、文章題・図形問題などで「この子はどういう方向から物事が見れるのか」ということを判断しているようでもあります。

もし、質問者さん自身で小2まで文章題のプリントを作ったり、そういった問題集を自宅でやるのはそれはそれですばらしいです。でも、中学受験を考えているなら、そのうち必ず不得意分野が出てくると思います。

参考URL:http://www.889100.com
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

ずっと先の話ですが、中学受験を考えています。
今の公文の先生にもお話してありまして、その時はやめますと伝えてあります。
それまでに公文で国語力(読解力)をしっかりつけてもらいたいです。

国語で読解力をつけ、計算力と合わせて中学受験の算数に備えようと思っています。
公文とは別に文章題はやらせていこうと思っています。

お礼日時:2006/02/15 22:38

うちの子も公文をやっていました。


上の子は9才で7年間続きましたが、
下の子は6才でもうすぐ2年が経とうと
しています。(どちらも算数のみ)
上の子は12月でやめました。うちの子は
質問者様のお子さんのこのように優秀では
ないのですが、学年より2年くらいは進んで
学習していました。

今までプリントに随分時間を費やしてきたと
思います。すんなりできる時もあれば、時間が
かかる時もあり、同じように泣きながらとかも
ありました。ですが、上の子は必要性も理解して
いるために、やめたいとは言った事がありません。
ただ、物理的に遊ぶ時間を奪われたのも事実。
他の習い事もありましたし…。
ただ、勉強をするという習慣は自然とできました。

学校での学習では、最初基本的な計算の定着が
メインなので問題はなく、むしろ優越感を覚え
それにより余計に「必要性」を自覚したようで
したが、学年がすすむと文章、図形と公文では
あまり触れていなかった部分に苦手を感じるよ
うになりました。
公文の教材がどんどん進むのはいいけれど、
計算ばかり進んでもそれだけではクリアーでき
ないと感じました。
これはあくまでうちのこの場合ですけど。

そこで、上の子は思い切ってやめて進学塾へ移り
ました。そこでは、今まで家庭で親が教えていた
ものを塾に任せて下さい!と言う感じで、教える
のにも疲れを感じていた(結構分数とか時間がか
かって)私には「いいのかな?」という感じ
でした。
公文では思ったように指導してもらえずにいつも
親が教えていましたから、ただプリントをしにい
く場所みたいな感じだし、「先生の手が空くまで
わからなくても待っている」ということからなか
なか帰宅できずに時間の無駄をしていました。
その割に、うちの子はなかなか進度が進まず…
みたいな感じで。親のストレスにもなりました。
質問者様のお子さんとはだいぶ違いますね(-_-;)
公文が合っている子は伸びると思うのですが、
大半の公文生の親はこんな思いをしているでしょう。

下の子は今度入学です。最近、計算力を定着させ
るならば「そろばん」もいいのではないかと悩ん
でいます。早いうちに分数、小数と進むよりも
計算以外の図形なども解けないと困りますし…。
数字を書く事はもう問題ないし1年生なんて所詮、
10までのたし算とひき算ですからそこは問題ない
ので、春から「そろばん塾」へ入れて1からやらせ
てみようかと思っています。わり算くらいまで進めばそこからまた進学塾に切り替えた方がうちの場合は
良いかと思うのです。
時間に余裕もできますしね。
これが弊害なのかどうかわかりませんが、上の子で
経験してわかったので、下の子でやり方を変えて
やってみようというわけです。

本当にうちの場合ですから、参考になるかわかりませんが、私も模索中です。何が良くて何が悪いかは今は
私も悩み中です。
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この回答へのお礼

こんなに長い回答を下さりありがとうございました。
進学塾へは小3か小4位で移行しようかと思っています。
そろばんも考えています。
暗算まで出来るようになったらすごいですよね。

お礼日時:2006/02/07 10:04

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