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 最近、女性天皇の問題から多くの論議を生み出している「皇室」ですが、若い世代の自分にとってはどうも不必要な存在に思えてなりません。
 ご解任というニュースが流れましたが正直な感想といして「また、血税で一人養うのかよ」と思ってしまいました。
 皇室に対して必要だと思っている方は年配の方が多いですが、ある意味で戦争をとめる事の出来なかった責任者という解釈はありえないでしょうか?。元軍人がおもちゃのピストルで天皇を襲撃するという事件も以前はあり、そう解釈している人間もいると思います。
 歴史的にも疑問なんですが、殺すか殺されるかの戦国時代において、どうして皇室だけは誰も手を出さなかったんでしょうか?。貴族は戦いましたが・・・。

A 回答 (19件中1~10件)

天皇が必要か必要でないか?


正直に言って、どうでも良いことです。しかし、海外、特に欧米は歴史や文化に対してことのほか敬意を払います。そして天皇家は日本の歴史に深く関わっています。自分達の手でこの歴史を壊す(天皇制廃止)ことは、世界からある種の失望を得るでしょう。(喜ぶ国もありそうですが)。だからこそ日本の歴史と伝統の「象徴」なのではないかと考えています。言ってみればアメリカの自由の女神見たいなものではないかと思います。だから税金もそれの維持費だと考えればまぁ良いでしょう。
(もちろん、安くてそれに変わるのもがあれば良いのですが。また正月に皇居前で「わー」って旗振るのもどうでしょう?)

戦争責任について
戦争責任は憲法上、統帥権が天皇に帰属するものである限り“ある”と考えるのが正しいでしょう。ただし、当時の皇室が現在の英国王室と同じように、政治的の裁量はほとんど無かった考えるのが、現在の主流だと思われます。
また多くの方も指摘されていますが、アメリカの戦後政策においても天皇制は必要なものでした。(そもそも多くの国民は「天皇のため」に闘っていたので天皇を戦争責任で追及しては、米軍を占領軍として更なる抵抗もあったかもしれません。)

歴史
天皇の現在国際外交上の地位は第一級です。同格なのはローマ教皇だけです。次に各国王室。大統領。首相。の順番になります(ダライラマはどこなんでしょう?)。歴史的に見て、天皇と教皇の役割は似ています。彼らは世俗の君主の任免権を持っていました。逆を言えば、世俗君主にとって天皇・教皇を取り込むことは、自らの権力の正当性を主張するのに役に立ちます。
実際、フランス王家や神聖ローマ帝国はイタリア支配をめぐりたびたび戦争していました。ローマを支配下におさめることで“教皇の保護者”という地位を得るためです。日本なども同じといえますです。

でもこれは怖いことで、天皇や教皇が強い世俗支配権力を手に入れてほしくないですね。
今の象徴と言うのは絶妙な位地だと思いますけどね。

ちなみに、天皇家の出自ははっきりしていませんが、3世紀くらいの有力な豪族の一つらしいです。(歴史家によっていろいろ)
また、英国王室は英国連邦内では英国本国が最も不要論が高いです(税金の無駄、恥さらし等等)。逆に豪州などはエリザベス2世の誕生日は公休です。英国は普通の日。
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1.天皇は必要か?


 いま天皇制を無くそうとすると、猛反対が起こるでしょうが、もし戦後の占領政策で天皇制が廃止されていたら?どうってことなく、今の日本になってたでしょうね。特に必要不可欠ってものでは無いでしょう。歴史的に見ても、ごく限られた時代に存在感を見せているだけですし。
 現在の憲法上は国家の象徴という中途半端な扱いで、一見、益も害も無さそうですが、ここの回答を見ても分かるように、今でもそのその影響力は非常に巨大なものが有り、いつ勤王思想が広まっても不思議が無い危うさが有ります。天皇家自身の安全の為にも、政争に巻き込まれないうちに完全な一般民衆化をされた方が良いと思います。
2.血税の無駄使いか?
 天皇家を養っているというより、国家の外交機関の一部を維持している感じですから無駄使いとは言えないでしょう。しかし、別に無くても国家が機能する機関の一つでは有りますね。いくら民営化が好きな小泉さんでも、これは民営化しないでしょうが(笑)
3.戦争責任について
 実際問題は天皇の個人的判断で戦争の可否は決められなかったでしょうが、形式的とは言え国家の最高指揮官だったわけですから、本来は責任無しとは言えないですよね。ただ、戦勝国側も下手に責任追及するよりは上手に利用した方が得策と判断した結果なんで、良しとしましょう。
4.武家はなぜ皇室に手を出さなかったか?
 実際には皇位継承に関して支配力を用いていますし、場合によっては暗殺なども行ってます。ただ、日本の場合、律令制以降、国家支配にもそれなりの正当性の理由付けをしたがるんですよね。ですから、形骸化した時期も有るとは言え、官位制度自体がずーっと生き延びてきたので、これをぶっつぶすだけのそれ以上の拠り所が無かったのでしょう。
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先のコメントにもありましたが、


「~を希望します」「~を願っています」という皇室の言葉は
強制させる話はできないため、と聞いたことがあります。
選挙権もないですし…

それにしても、この論議には慎重になるほうがよいでしょうね。
太平洋戦争は軍部主導で、天皇制を利用して戦争を拡大したという話を
僕は聞かされて今に至ります。
でも、これも天皇制を擁護する立場と、そうでない立場との間では
持ち出してくる史実まで異なっていたりするんですよね。
誰かが事実と異なる認識で話をしているか、嘘をついてます。

だから、こちらに書かれる内容を踏まえて、質問者さんがどう捉えるになりますね。
YESかNOのカタチで、結論はでないと思います。
少なくとも僕は、ここを見てまた勉強になりました。

皇族は確かに激務でしょうし、どこにでもカメラがついてまわるうえ、
子供の出産のことで国を挙げてゴタゴタ騒がれるというのを見てると
なんだか気の毒にも思えます。
普通の人なら、プライバシーの範囲なんですけどね。
でも、万一イギリス王室みたいにスキャンダルまみれになってしまうと、
自分も是非を問うかもしれません。

血税っていえば、ヒューザーの小嶋のほうが大問題でしょうね。
ホリエモンも報道が事実なら、かなりの額の脱税になるわけですし。
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 こんにちは。


天皇制は日本最大のタブーの一つなのでこの程度の質問に対してまで、実に
感情的な答えが返ってきます。不思議なものであの極悪非道の右翼が表面上
最も敬愛しているのが天皇であり、その対極に存在しているはずのひ弱な
小市民までもが、天皇という虚構の存在にひれ伏すという面白さ。
 天皇は江戸時代には一般民衆にとっては殆ど認識されないそんざいでした
が、その後の政治的利用により祭り上げられ再びその奇異な存在が浮上
してきました。戦争責任についても明らかに戦争責任はあるので、アメリカ
は天皇制をなくそうとしましたが、統治するにあたり利用価値ありと判断
しその存在を認められたので有ります。
 天皇がもう少し戦争を続けようと言った為、終戦まじかに大多数の日本人
が殺された事実もあり、天皇の名のもとに数千万人の人々が殺された事は
反論のしようも無い事実であり、百歩譲っても責任無しとは言えません。
 未だに莫大な予算が世界一非人間的な生活を送っている天皇一族に
使われてしまっているのです。
 考える事を忘れてしまった哀れな人々に対しては、天皇という存在は
自民党にとって未だに利用価値充分な存在なのですね・・・
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 天皇あるいは天皇制をどう捉えるかは、人それぞれに異なる考えや気持ちがあるでしょう。

そしてその判断の基になるのはその人の育った環境、歴史観、自分が住む国に対する愛着の持ち方(国を思う気持ち)など様々な要因が絡み合っていることと思います。
 諸外国と違って国の背骨となるべき宗教を持たない(持つことを禁じられている)日本という国にとっては、精神的な柱が必要であり、それが皇室の存在意義だと思っています。長い日本の歴史の中で、天皇はどちらかというと圧倒的に時の権力者に利用された被害者という立場でありながら日本の国の求心力となり、この素晴らしい国を作ってきた礎であったのだと思います。
 最後に、皇室を批判する前に「ご解任」の誤変換に気付かず投稿する自らの至らなさを思うべきでしょう。
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理由はさておき, 基本的に支配階級は自らの支配の正当性を「天皇 (家) とつながる」 (婚姻関係を結ぶ, あるいは天皇家から分れた

家系とする) ことで得ていました. 源平・藤原氏はおろか奈良時代の地方豪族, さらには飛鳥時代の豪族にいたるまでです. つまり, 支配を正当化するために天皇の権威を必要としており, そのために天皇家を滅ぼすわけにはいかなかったのです.
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年配ではない(と、自分では思っている)者ですが...


ええと、ご質問はなんでしたっけ?
Q1:
>ある意味で戦争をとめる事の出来なかった責任者という解釈はありえないでしょうか?
ありえます。私見ですが、
「ある意味」がどんな意味かはわかりませんが、昭和天皇は「統帥権」を持つものとして先の大戦への参戦を(少なくとも)追認した責任があります。
また、同様に戦争終結を決断した責任者でもあります。
それだけです。

「現在皇室が必要か?不必要か?」というマエフリとの文脈上の関連が理解できません。
質問者さんは「皇室は戦争をとめる事の出来なかった責任者だった。だから今の皇室は不要だ」とお考えでしょうか?
ご質問の意味が理解できません。

Q2:
>どうして皇室だけは誰も手を出さなかったんでしょうか?
#5さんの意見に同意です。
資格を受ける側が、資格を与える側を破壊してはいけませんね。

ご質問からは外れますが、
>「また、血税で一人養うのかよ」
ははは。
皇室関係の予算は皇室費(内廷費・宮廷費・皇族費)・宮内庁費 ざっと併せて約170億円です。
皇族が行っている公務(有形・無形文化財の保護や外交面での功績ほか諸々)がもたらす経済効果を合わせると、170億なんて簡単に超えてしまうでしょう。
少なくとも、私や質問者さんよりも多くの「お金」を稼いでいるはずですよ。
とすると..
"血税"の面から見る限り、養われているのは皇族ではなくなってしまいます。

「あなたが皇室に養われているのです」

おもしろいでしょ。

参考URL:http://www.kunaicho.go.jp/15/d15-03.html
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皇室関係費用なんて年間たった70億程度。


国の国家予算300兆円の約4万分の1程度です。

そんなものに目くじら立てる前に、国家予算の7割以上を占める特別会計についての改革の方が先決かつ重大でしょ。
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はじめまして。


年配の方々が何故天皇をあがめるのか、それはひとえにかつては家庭や学校の教育がそうあったからだと思います。
今は公民の時間に憲法の条文として少し習うくらいですから、尊敬や畏怖の念が芽生える機会はないでしょう。今と昔の教育のあり方、その違いです。
syabumatuさんが年配と若い世代とを分けたのも、大まかに戦前・戦後とかそういう線引きなのかな。
ちなみに私は皇室をあがめているわけでは無いものの、それでもすごく尊敬はしてますよ。

天皇の存在意義については、個人の思想によるところも大きいと思うんです。今の日本では個人の思想は完全に自由、史実にどんな意味づけをするのかも自由。そして何人も個人のそれを制限できませんから、いま天皇の存在に「何故」を問うのは難しいでしょうね。

でも最後にひとつだけ、
>「また、血税で一人養うのかよ」
もし、まだ学生でこんな考えを持っていたのなら、もしかしたらどこかでもっともらしい意見を聞いて少し毒されちゃったのかなぁなんて、ちょっとだけ感じてしまいます…
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 syabumatuさんのようなお考えの方が主流になれば、いつか天皇制はなくなるのかもしれませんね。

古い世代は消えいくのみ。どうか新しい秩序を作ってください。
 ただ少なくとも、天皇は開戦をとめられなかった責任者ではありません。日本では明治憲法でも、天皇には、ああしろ・これはだめだという権限はないのです。
 いやむしろ、戦争を終わらせる決断をしたのが天皇だったということも覚えおいてください。
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