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僕が子供の頃、21世紀になれば家族そろって宇宙旅行に出かける、なんて事が当然だと思っていた。
しかし21世紀になったものの現実に宇宙にいった人類は世界でもわずかです。
なぜなんでしょう?人が宇宙に行くために何が必要なのでしょう?
死ぬまでに一度は宇宙に行きたいのです。誰か詳しい人教えてください。

A 回答 (3件)

宇宙関係に投資するお金が国に無いのではないでしょうか。

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行く目的地がないからじゃないでしょうか。


たとえば、
「飛行機に乗ること」を目的として飛行機に乗る人はあまりいないと思います。
どこか、目的地があって、そこまでの交通手段として飛行機に乗るのが
普通だと思います。
「宇宙に行く」つまり「ロケットに乗る」というのも同じだと思います。
もし、火星や金星など、他の惑星に行く事が可能で、
行って何か体験できるのであれば、
交通手段としてのロケットは普及すると思います。
「家族そろって宇宙旅行」とおっしゃっていますから、
目的地があって、そこに向かって行く事を想像していたのではないでしょうか。
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単刀直入に言うと理由は2つあります。


・宇宙にいく手段の制限。
・宇宙にいく唯一の手段であるロケットの値段が馬鹿高いことと低い安全性

まず一つ目の宇宙にいく手段の制限ですが。21世紀のになったばかりの現在宇宙にいくにはロケット以外にありません。スペースシャトルはエンジンはついていますが燃料はあの茶色のタンクの中に入っています。このロケットについてですがなかなか厄介な代物でとにかくエンジン、燃料タンク、電子機器その他いろいろを軽く作って燃料をたくさん乗せることを考えて作られています。よってロケットの重さの80%~90%が燃料の重さだとは聞いたことがあると思います。そして軽く作るために安全率をぎりぎりまで下げて作られています。
ちなみに安全率とは「体重50キロの人用の椅子」に体重100kgの人が座ると壊れたとした場合、この椅子の安全率2.0と言うことになります。しかしこんな馬鹿な椅子はまずありませんように一般の生活にあるものは安全率が大きく作られています。(計算によってではなく生活上の経験によって作られているものもある)ちなみにクレーン車のワイヤーロープは安全率の6.0(1tの釣り下げが可能ならば6tの釣り下げでワイヤーが切断するように計算されて作られている)ぐらいで作られています。ではロケットの安全率はいくつかと言いますと一番強いところで1.5ありません詰まり、軽くするためにぎりぎりまで弱く作ってあるのです。そのためにH‐(2)のエンジン部分の溶接(溶接した場所は例外無く他の場所より弱くなる)は日本(世界)でもトップクラスの腕前の人が行っていたりします。このぐらい軽くしないとロケットは衛星軌道(高度最低でも150Km、速度は地上に対し水平方向に約8km/秒(約マッハ25))に乗りません。
このようとにかく軽く作るためにいい材料と手間をかけてロケットは作られるので高価になります。
例を挙げるとH-(2)A(85億円)、世界でも格安と言われる中国の長征、ロシアのプロトンでも同じ重さの物を打ち上げるのに50億円かかると言われます。つまり値段が馬鹿高いのです。ちなみにスペースシャトルは1回打ち上げるのに約300億円と言われる。
そして人が乗るためには安全でなくてはなりません。人工衛星を打ち上げるロケット(世界のほとんどの)の場合、とにかく軽く作るためぎりぎりまで強度を落としています。世界平均で成功率95%ぐらいです。詰まり20発に1発は失敗(軌道に乗らない)しているのです。スペースシャトルの場合は成功率99.9%を考えて作ってあります。そのため整備や保守点検に多くの人と時間お金をかけるため300億円になります。
そこで世界中で簡単な整備と安いお金で宇宙との間を行ったりきたりできる「スペースプレーン」や「再利用ロケット」を考えられてきましたがいずれも「軽くて強い材料」の技術のところで行き詰まり実現を見ることもなく計画中止になっています。
ゆえに、現在では人間が宇宙に行く手段としてスペースシャトルかロシアのソユーズしかありません。スぺースシャトルは一般の人が乗るのには大変ですがソユーズの場合は約30億円をロシアに払えば国際宇宙ステーションに釣れていってくれます。TBSの秋山さんがミールに行ったときも約25億円をTBSが支払ったと聞いてます。

そんなお金が無いと言う方には現在、宇宙開発事業団の内の有志によって、人工衛星の打ち上げに相乗りできる安い使い捨て宇宙船(再利用すると値が高くなるから)を作ろうと言う「フジプロジェクト」があります。(以下のURL参照)
これでも1人あたり最低でも2億円はかかりますが画期的なシステムです。

結論、飛行機のように宇宙に行くためには今よりも画期的な軽く、強度があり、振動にも超低音、超高温に強い材料必要だと言うことです。

周りの人間にはなぜ宇宙に行く必要があるのかと言う人がいますが、そのようなことを言う人宇宙開発に反対する人と見ていいでしょう。
最も自分の場合は「行きたいことに理由はない」の一言で済ませますけど。

参考URL:http://giken.tksc.nasda.go.jp/Group/sentan/missi …
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