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労働衛生コンサルタント試験はかなりの難関だそうですが、しかし実際、資格を取得しても、仕事はあるのでしょうか?世の中、試験の難しさと、仕事の需要度は必ずしも比例していないと思いますが。何か資格取得後のメリットはあるのでしょうか?ご存知の方教えて下さい。

A 回答 (2件)

安全コンサルタントです。


コンサルタント会の衛生コンサルに聞いた話や見聞きした範囲ですが、この資格のみでの自営独立は難しいです。
衛生は大別して保健衛生(産業医)と労働衛生工学に分けられ、前者が大半です(医師は科目免除が多いため)
保健衛生は産業医あるいは保健師として専門性を高めるためにこの資格を取得しています。
労働衛生工学は向上などで粉塵やシンナーなどで病気にならないように換気システムの設計をしたりする仕事の専門家です。
主な顧客は社内に衛生管理者を含めて衛生の専門家がおらず、かつ労働衛生の向上を図りたい(その予算的な措置ができる)と願う企業になります。
このご時勢で投資をするからには法令違反があって是正処置を求められた企業が多くなります。
コンサルは法律で「労増安全衛生改善計画を作成する場合に国がコンサルタントを利用することを推奨できる」としか書いてありませんので、コンサルの利用は義務ではありません。
しかし監督署へ営業活動をしていれば、改善指示を出す場に同席させてもらうことも可能です。

衛生コンサルは主に有機溶剤やアスベスト、放射線、シールド工法等の健康に影響がある作業の際に技術的な立場で作業の改善を図る能力がある者です。
安全コンサルは墜落や爆発感電などの事故の防止のための技術の専門家です。

このようにコンサルの業務は主に技術面のため、多くの人は社労士または診断士、技術士の3点セットで資格を有し、企業経営の改善指導や手続きまで踏み込んだ指導をしています。

安全だけ、衛生だけでも仕事がありますが、共有のほうが仕事が多くあります。
衛生だけの人は環境管理、公害防止、計量士などの化学系の資格やメンタルヘルス・カウンセリングなどがあると強みになります。

専業で年収1千万円クラスの人もいますが、少ない人は100万円台です。
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この回答へのお礼

実際の資格保持者の方からの御回答、大変参考となりました。やはり予想通りでした。どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/02/14 14:10

似たような資格で、よりポピュラーな「社会保険労務士」も資格を持っていることと、仕事につながることとは必ずしも一致していませんね。


「労働衛生コンサルタント」も一応国家資格ですが、社労士ほどポピュラーでもないですから、資格取得後のメリットも???ですね。
多分に厚労省の天下り対策でできたビジネスのような気がするのは私だけでしょうか・・・。
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この回答へのお礼

なるほど、天下り先ですか。無きにしもあらずですね。役人はズル賢いですから。ご回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/02/13 10:03

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