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イスラム教徒は豚を食ってはいけないということですが、そもそも、見たことのないものや食う慣習のないものを「食うな」というはずがありません。元々、ムハンマドやその部族は、豚を食っていたのでしょうか。私は、ムハンマドが、豚が原因の食中毒か伝染病になったから、こういう禁忌が生まれたと想像しているのですが、如何でしょうか。また、日本で生活するイスラム教徒が、豚を全く食しないとすると、大変です。豚を食っていないつもりでも、豚を原材料とする調味料が使われている食品は多数あります。敬虔なイスラム教徒は、こういうことまで気を付けて生活しているのでしょうか。イスラム世界に詳しい方のご回答をお願いし、そうでない方の、ええかげんな回答は遠慮願います。

A 回答 (8件)

イスラムの元になったユダヤ教でも、「清められていない豚」「血液」は食してはならないとしていますね。

他に「母羊の乳で煮た子羊の肉のような残酷な料理」や「鰭・鱗のない海の生き物」などがユダヤ教のタブーです。
クルアーンでの記述は「ムハンマドが見た」かどうかに関わりなく、母体となったトーラーのものをそのまま引き継いだだけでしょう。ユダヤ教のトーラーはそう云う「先人の経験(食中毒など)」が元で定まったと考えられます。「鰭・鱗のない海の生き物」例えばイカなどでも、寄生虫などがいたりしますよね(まぁ、鰭や鱗があれば寄生虫がいないってものでもありませんけど)。

ただ、一定の手順を経て「清められた」と証明できれば食しても構わないそうです。もの凄く手間がかかるので、欧米では「ユダヤ教徒用食品マーク」というのがついてるそうですが。「味の素事件」は「その手順を経ていない事」が問題になったようです。

ほとんどユダヤ教に関する事で申し訳ありませんが、食に関するタブーはイスラムもユダヤ教もほとんど同じですのでお知らせしました。
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この回答へのお礼

ムハンマドは、ユダヤ教・キリスト教を前提に、「最後の預言者」として登場したのですから、ユダヤ教に関する事の多くがイスラム教に継承されているのでしょうね。

お礼日時:2006/02/12 09:19

そうなんです。


コーランにちゃんと書いてあるからね。

で、「敬虔なイスラム教徒」という前提であれば
日本の普通のスーパーとかで食材は購入しません。
日本国内には、彼らが行く専門の店があって、
そこでハラールされた肉や食材を購入しています。
イスラム教徒ではない私達でも購入できる店もあり、
羊とかうまいです。
「敬虔なイスラム教徒」なら、普通の日本のお菓子とかも
絶対食わないです。油に豚が使われているかもしれないから。
でも中には「敬虔じゃないイスラム教徒」も勿論います。
その方々は食材成分とか、あまり気にしていないかも。
イスラム教徒ったって、人それぞれでいろいろですからね。
みんながみんな原理主義的ではないよ。
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この回答へのお礼

イスラム教徒用の食材を売っているいる店があるのは存じております。ただ、日本のような異教の国で、厳格に守っている人は、どのくらいいるのかな?オスマン・サンコン氏が豚入りの食品を食っているのをテレビで見たことがあります。

お礼日時:2006/02/12 09:18

豚肉を食す事は、ムハンマドが神の言葉を伝えたとされるコーランに記載されています。



「あなた方に禁ずるのは、死肉、血、豚肉、アッラーの名を唱えず殺された物、絞め殺された物、打ち殺された物、野獣が食い残した物で、あなたが止めを刺した以外の物。
生贄とされた物、籤で分配された物である。
これらは、忌まわしい物である。」
(5章 食卓)

これらの肉食を禁じている理由については、知りませんが、アッラーが禁じているので、イスラム教徒は、食する事ができません。

飲酒に関しては、絶対に禁止している訳ではないので、飲酒したからといって、必ず戒律に違反するわけではありません。
(その人の属する集団で禁じている場合は、その集団の戒律違反となります)
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この回答へのお礼

飲酒に関しては、わざわざ国境を越えて、規制の緩い国に飲みに行くイスラム教徒がいるという話を聞いたことがあります。吉村作次氏は、チャーシュー麺を食ったがばれて、エジプト人の奥さんから離婚させられたらしいですね。

お礼日時:2006/02/12 09:15

元々は、豚を食べて死んだ人がいたからこそ、タブーが生まれたのでしょう。


ただ、教祖のレベルでなく、それ以前からの知識として「豚はあぶないぞ」ということはあったはずです。肝ジストマとかあります。

ユダヤ教で「血」を忌避するのも、やはり、血抜きをしない肉が早く傷むことからきているものと思われます。

日本人でも、タタリを気にする人がいますが、死体が伝染病の発生源になったことからの発想が引き継がれているものでしょう。
もともとの仏教の思想にはタタリなどという考えはなかったのですが、チベットの気候では伝染病があまり問題になってなかったのが、東アジアまで伝わるうちにいつのまにか取り入れられたものと考えられます。

いったんできてしまったタブーというのは、「完全に加熱したから問題なし」というふうにはいきません。
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この回答へのお礼

具体的に、どういう事件があったかが分かればよいのですが。

お礼日時:2006/02/12 09:12

古代、人間の排泄物を豚に食べさせていたので


豚は不浄な動物とされ、食べなくなったんです。
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この回答へのお礼

それは知っています。私の質問は、それを前提とした上でのことです。

お礼日時:2006/02/12 09:11

明治になるまでは日本人は4つ足を食べちゃいけないと言う禁否が有った事を忘れてませんか。


中国人に話すとビックリします、韓国人も同じかなちゃんと仏教の教えを守らないか。
ついで、「犬を殺すと死刑」には彼らは皆ビックリします。
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この回答へのお礼

四つ足の禁忌は、庶民レベルでは、それほど守られていません。また、「薬食い」と称して猪を食ったり(上方落語の「池田の猪買い」参照)、兎は「ウ」と「サギ」だから鳥なのでよい(兎は「羽」と数える)なんていう話もありますね。それに、仏教の教えと四つ足の禁忌はイコールではないでしょう。

お礼日時:2006/02/12 09:09

残念ながらその推測は間違ってます。


イスラム教発祥より前の時代「古代エジプト」からかの地では豚は忌み嫌われており、現にユダヤ教でも同様に食べるのは禁止されてます。

また、このような厳格なユダヤ・イスラム教徒のため「食べられない物が材料として使っていないこと」を念入りに調査し、そのことを示すマークをつけるのが全世界の食品を対象に行われているそうです。
だからそういう人たちはそのマークがついている物しか購入しないそうです。

なお、そのマーク言い換えれば「怪しい添加物を使っていない」ことの証明だとして熱心な教徒でなくとも健康に気を使っている人には大好評だそうです。
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この回答へのお礼

ユダヤ教でも禁止されていることは知っていますが、そもそも豚は人間が食用とするために猪を改良したものですよね。そうした豚の存在を知っていながら、「食うな」というのは謎やなあ。食う人間と食わない人間との闘争があったのかなあ。

お礼日時:2006/02/12 09:05

> 豚を原材料とする調味料が使われている食品は多数あります。


> 敬虔なイスラム教徒は、こういうことまで気を付けて生活しているのでしょうか。

気をつけています。
一時は逮捕者まで出た、こちらの事件が有名ですね。

↓↓↓↓↓以下引用↓↓↓↓↓
味の素事件
インドネシアでは2000年に味の素事件が起きた。これは、味の素の原料にイスラム教では御法度とされているブタの肉が使用されているという疑惑が持ち上がったためである。実際にはブタの成分を使用していたわけではなく、発酵菌の栄養源を作る過程で触媒としてブタの酵素が使用されていたに過ぎなかったが、インドネシアにある味の素本社の社長が逮捕される事態にまで発展し、一時期味の素はインドネシアの食料品店から姿を消した。2001年2月に味の素は商品の回収を終了し、添加物が変更され販売許可が降り、社長も釈放され製造販売を再開した。
↑↑↑↑↑以上引用↑↑↑↑↑
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%B3%E3%81%AE% …


あかたまねぎ - ハラール
http://www.h7.dion.ne.jp/~sansion/foods-f-halal. …

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%B3%E3%81%AE% …
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この回答へのお礼

味の素事件は存じております。豚そのものではないので、余りにも形式主義過ぎると感じたものです。ムハンマドが生きていたら「そこまでせんでもええのに」と言いそう。

お礼日時:2006/02/12 09:02

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