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フランス語で、自分の名前(日本人の名前)を、アクセント指定するときがありますよね。それは公的な書類では「義務」ですか?

トルシエが日本代表監督だった頃、稲本のことを「イナモート」と、mo にアクセントのある発音をしていました。スペイン語にしろフランス語にしても、例外はあれ、最後から2音節目にアクセントを置く傾向があるようです。相手にアクセントを指定する場合、たとえば稲本の関東弁の発音なら Ina'moto ('はアクサンテギュ)とつづるのですか?

議論の材料にしていただきたいのですが、ある本に、こうつづってありました。

Hiroshi Yone'moto
Te'ruo Nakane'

これは日本人の書いたフランスに関する本で、会話例のなかの登場人物です。全部アクサンテギュです。なぜ「テるお なかネ」(カタカナにアクセント)なのか、著者の意図がわかりません。固有名詞のアクサン、どういうルールなのでしょうか?

A 回答 (4件)

フランス語のアクサンは強弱を表すものではないので、Ina'motoと綴ったからと言って、ナを強く読んでもらえるとは限りません。

無理にナを強く読んでもらいたいときは「Inammoto」(強調したい母音の次の子音をダブらせる)のほうが近いような気がします。

また、フランス語でeと書かれたときの発音は「(弱い)ウ」なので、積極的に「エ」と読ませるために
Hiroshi Yone'moto
Te'ruo Nakane'
としているのだと思います。
アクサンをつけないと、日本語に詳しくないフランス人に「イロシ ヨヌモト」「トゥルォ ナカーヌ」と読まれてしまうからでしょう。
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ELLEの場合は語頭だからでなく次に子音が連続で来るからだと思います。

例えば「地面」という意味のterreはアクサンがつきませんし語頭でもありませんが、そのままで「テール」です。
逆に「勉強する」という意味のetudierは語頭でもeにアクサンがついて「エテュディエ」。

entenduの場合は後ろにnがついて鼻母音になってるので、必然的に「アン」という読みになります。

蛇足ながら、フランス語のアクサンには'`^の3種類がありますが、'はなんとなく短い音、`はなんとなく長い音、というイメージがありますね。
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一般人ですので公的書類のことまでは知りませんでしたが、eの記号つき・記号なしで発音が変わるのは知ってました。


前のお二人のお話に、このへんをあわせてお読みいただくと分かりやすいかもしれません。

http://french.kaigaibenricho.com/article/accent. …

http://www2s.biglobe.ne.jp/~cama/france/lecon/le …

大雑把には、eに記号がなければウのような音、記号があればエ。
弱いウでなく強いエ音になる、という意味では、強弱が変わるとも言えるのかもしれません。

私も分かりやすい例しか知らないのですが、分かりやすい例では、ファッション雑誌「エル」のつづりはELLE。
語頭のeは記号なしでも「エ」音になるということで、最初に来るeはエ。
最後のeはウ音。

余談ですがスペイン語のアセント(アクセント)記号は発音は変わらず強調する場所が変わります。

Nakane' ナカネー
Nakane  ナカーネ

Ina'moto イナ(ー)モト
Inamoto  イナモート
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この回答へのお礼

Entendu.この場合は e が語頭にあっても「エ」ではないですね。曖昧母音で。

フランス語の場合はアクセント記号の有無で発音が変わる、ということを忘れていました。曖昧母音と「エ」を区別して読ませるためだったんですね。勉強になりました。

お礼日時:2006/02/15 15:31

一点だけ補足致します。



フランスの公的書類で、日本人の姓名には一切
アクサン記号をつけません。
手元にあるcarte de sejour や permis de conduire など通常のローマ字です。

他の点は初回回答者の通りです。
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