プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

昨日(2/22)から今日にかけて行なわれている王将戦ですが、
とんでもない力戦になってます。

▽佐藤棋聖が2手目で、いきなり11分の考慮、6手目までに1時間をゆうに超える長考。
一方、▲羽生王将は11手目に約2時間(+昼食休憩)の大長考。

2手目▽3二金は、だいぶ前に谷川九段の著書(自戦記)で見た記憶があります。(= たしか、根っからの居飛車党である先手・南九段に無理矢理飛車を振らせて勝利)

しかし、その後が・・・

10手目の▽5四歩は、私であれば恐ろしくて指す気がしません。


この戦型は、前例若しくは文献等があるのでしょうか?
プロの棋譜、アマの例、何でも構いませんので、何かご存知の方、よろしくお願いします。


また、2手目▽3二金 に対して先手が飛車を振るときの定跡について、文献その他、ご存知の方いらっしゃいましたら、情報をくださると幸いです。


(1日目昼の記事)
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/shou …

(棋譜再生)
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/shou …

A 回答 (1件)

仰天したので、まずは第一報を・・・



2手目32金はよくありますね。
その場合、普通に組むと後手はミレニアムとかになり易いです。

なにせ32金と上がっているので囲いは持久戦系になりますが、
42~32玉と囲う場合に比べて囲いが遅いので、
囲っている途中に戦いをおこされないように気を遣います。

ゴキゲン中飛車に対して32金と上がるのは
普通は角にひもをつけて安全に飛車先を安全に切るための手段です。

とはいえ、5筋を厚くしてカニ囲いにするのもなかなか有力です。
感覚的には矢倉中飛車を相手にする感じです。

その後の展開は・・・
私はさっぱり知りません。というか、ないでしょう。

45角を狙って後手が54歩と逆襲するのはよくある筋です。
道場の初段の方で、こういうはめ手が好きな人がよく研究していました。

中飛車側の条件がもっと良い状態で、54歩と突かれたのですが、
最初はさすがに無理でしょうと思った54歩が、
実は色々なはめ手を秘めていて一筋縄ではいきませんでした。

それと比べると本譜は後手の条件も悪くないので、
後手が戦えているのかなという印象はあります。
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この回答へのお礼

佐藤棋聖勝ちましたねー。
3七馬! 6八金! 3六桂! 物凄かったー。
正月に橋本五段相手に脳内対局で勝った将棋も派手でしたが、これは、さらに2桁ぐらい上を行くド派手さ。

さて、

「5筋を厚くしてカニ囲いにするのもなかなか有力です。感覚的には矢倉中飛車を相手にする感じです。」
なるほど。

「45角を狙って後手が54歩と逆襲するのはよくある筋です。道場の初段の方で・・・・・一筋縄ではいきませんでした。」
ほー。
まさか佐藤脳内名人が道場初段の将棋を研究してたりして?

色々教えていただき感謝いたします。

PS
当方、現在はフィギュアスケートの生中継に釘付けです。(笑)

お礼日時:2006/02/24 03:42

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