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可動コイル形の電圧計(電流計)の指針が、振れるのに
要するエネルギー(被測定物から得るエネルギー)は、

1、指針可動時(針が動いている時)は、
バネの伸び縮みに対する仕事(運動エネルギー)+コイルの抵抗が消費するエネルギー

2、指針停止時(針がある値を指して止まっている時)は、
コイルの抵抗が消費するエネルギー、のみ

3、つまり、超伝導のコイルができたとしても、
そのコイルは可動コイル形計器には使用できない?
抵抗ゼロでは分圧器、分流器は使えないので、
結局、コイルに直列に抵抗を繋いで使用することになる
ので、超伝導コイルにする意味が無い?


と、考えて良いのでしょうか?
上記、コイルとは、可動コイル形計器の基本構造
部分のコイルのことです。また、分圧(分流)器
の抵抗などは、この際考えないものとします。

以上、ご教示頂ければ幸いです。

A 回答 (1件)

1,2は正しいと思います。


3は抵抗0の電流計は大いに意味があるでしょう。
精度が無限に向上します。
また、抵抗0ということは細い線で巻数を大幅に増やすことが出来るので
電圧計の取る電流も非常に少なく出来、精度が向上するでしょう。

なお、1についてですが指針が振れるときは直流モーターと等価と考えられますので
速度に比例した逆起電力が発生します。
これをeとするとeiが指針を動かす原動力になると思います。
なお、細かい話ですがこのeがメーター(回路)に流れる電流iを減らす方向に働くはずです。
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この回答へのお礼

ymmasayan 様

早速のご教示ありがとうございます。

1、2の件、
自分の考え方について、自信が持てました。
ありがとうございます。

3、について、
考えてみれば、おっしゃる通りですネ。
つまり、コイルに直列に入れる抵抗値が
大きなもので良い(感度が高いので)ので
被測定回路からのエネルギー消費が少なくなり
精度の高い測定ができるということですネ。

細かい話の件も勉強になりました。
まさしく、モーターの原理ですネ。

お忙しい中、ありがとうございました。

お礼日時:2006/02/23 17:14

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