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最近、予算案で話題の新幹線ですが、整備について”フル規格”という言葉を良く聞きます。
他にも”ミニ”や”スーパー”などの規格がある様ですが、この”規格”、具体的にどのような区分になっているのでしょうか?
教えてください。

A 回答 (2件)

◆Naka◆


「直ぐに回答ほしい」のですね?? (^o^)
どのような違いか、ということでよろしいですか??

まず「フル規格」新幹線ですが、これは現行の東海道・山陽新幹線、東北、上越、長野の各新幹線と同様の、軌間が標準軌と呼ばれる1435mm、車両の全幅限界3380mmの規格で建設されたものです。
メリットは、とにかく何の心配もなく高速運行が可能であること、最大定員が稼げること。
デメリットは建設費用や用地買収費用がかさむことです。

次に「ミニ新幹線方式」ですが、これは現行では山形、秋田の新幹線を指します。軌間はフル規格と同じ1435mmですが、元々在来線の狭軌1067mm幅だったものを改軌して運行するため、列車同士のすれ違いや、駅プラットホームとの隙間の問題があり、車両の全幅は在来線と全く同じ2495mmに統一されています。
メリットは、標準軌を採用しているため、フル規格路線との乗り入れが可能であること。そしてフル規格に比べて建設費用が安上がりであることです。
デメリットは、遅いことです。現段階では最高時速130km/hですから、一部の在来線特急と変わりませんね。(もっと高速で運転する列車もあるくらいですから)

さて、スーパー特急方式ですが、今のところこの方式で営業運転している路線はありません。これは新幹線規格の地上構造物に1067mmの狭軌を敷き、在来線と直通で高速列車を走らせるというものです。この方式では、在来線区間は通常の特急列車として運行し、新線区間では200km/h程度での高速走行となる予定で、現在九州新幹線の船小屋~西鹿児島間がこの方式で建設中です。また、北陸新幹線もスーパー特急方式となる予定でしたが、先日フル規格による建設に改められましたね。
メリットは、在来線との乗り入れが可能であること。ある意味、ミニ新幹線の逆の発想と言えますね。
デメリットは、新線部分の建設にフル規格並みの建設費用、用地買収費用がかかることでしょう。

また、最近「フリーゲージトレイン」というものが注目されてきています。
これは、新幹線区間では標準軌に合わせて、在来線区間では狭軌に合わせて、車両のゲージ自体が変えられるタイプの車両です。
メリットは、乗り入れ区間の建設だけで済むこと。
デメリットは、車両自体の製造価格が高くなることです。

こんなところでよろしいでしょうか??
何かありましたら、「補足」をください。
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この回答へのお礼

”フル規格”について質問致しました、"yawataya"と
申します。
丁寧なご回答、ありがとうございました。
最近のニュースを読んでいて、自分だけ取り残されてい
くようで苦しんでいましたが、思いきって質問してみて
よかったです。
ありがとうございました。

お礼日時:2000/12/19 00:20

補足ですが、船小屋~西鹿児島間もフル規格に変更されました。

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この回答へのお礼

”フル規格”について質問致しました、"yawataya"と
申します。
ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2000/12/19 00:23

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