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沖縄の慶良間でうかがった話ですが、第2時世界大戦当時、アメリカのグラマン機(と聞いた記憶がありますが、間違ってましたら失礼します)を上回る高度をゼロ戦は飛行できた、ということなのですが、それは全世界の戦闘機中においても最高度なのでしょうか? 
であるとするならば、アメリカ軍はなぜそれを上回る戦闘機を開発しなかったのでしょう?

A 回答 (13件中1~10件)

>アメリカ軍はなぜそれを上回る戦闘機を開発しなかったのでしょう?



 戦艦大和の話なんかでも出てくると思いますが、
航空機が兵器として使われたのは第一次世界大戦が
最初で、太平洋戦争初期は軍艦の時代だったんです。

 それとエンジン製造技術はアメリカのほうが
上だったんで、何でゼロ戦の運動性能があんなに
いいのかアメリカ側には見当がつかなかった
んです。
 
 

>それは全世界の戦闘機中においても最高度なのでしょうか? 

 確かドイツのメッサーシュミットのほうが
性能が上でした。ドイツはジェット戦闘機も
第二次世界大戦で使っているし、航空機の
性能という意味では、戦前、戦中もドイツが
トップだったと思います。
 戦争が終わるまで、アメリカは日本がドイツの
技術協力のもと、戦闘機を作っていると思って
いたと言われています。終戦後、アメリカは試作機も含め
日本の戦闘機をできる限り全機種、航空母艦に
乗せて本国に運び、研究したと言われていて、
日本の飛行機に対する警戒は相当なものだった
ようです。

 戦争中にゼロ戦が殆ど無傷でアメリカ側の
陣地に不時着した事があって、それでゼロ戦の
秘密がばれたんだと言われています。
 ゼロ戦は短時間の迎撃用に設計されていて、
急発進、急上昇を主な目的で作られていた
ため、装甲を薄くするなど軽量化が測られていた
んです。

 太平洋戦争末期には、アメリカの飛行機の
性能のほうが上になったため、他の方の
回答にもあるB-29の高度までゼロ戦は上昇
できませんでした。

 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

ご回答の、
ゼロ戦は短時間の迎撃用に設計されていて、
急発進、急上昇を主な目的で作られていた

他の方のご回答の、
エンジン自体が非力なために実用上昇高度にたどり着くまでかなり時間がかかりました

どちらが正解なのか混乱してきました。
小回りがきくイメージがあるので、あなたのおっしゃってるほうが合っているような気もするのですが。

お礼日時:2006/02/26 12:50

疾風上昇限度12400m


P-51に400m劣りますね
P-47には100m劣ります
下の映像を見るとマスクの形状が違います
米軍機は酸素マスクかな
日本機は高高度を飛ぶ為の材質プラスチックが無く
酸素マスク等に使われる合成ゴムの開発でも
遅れていました
まぁCGですが
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沖縄戦だと疾風かもね


http://www.angel.ne.jp/~tochy/
1945が秀作です
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>戦争末期でも、日本にはまだグラマンをからかって上空を飛べるくらい余力があったのだ、



 ノスタルジーかどうかは、誰にも断言できないと
思います。戦争中の重要情報の大半は、終戦後
アメリカ軍が持ち去って、機密扱いにして
いる部分がまだ沢山あるんです。日本にも日本の真実
がまだまだ伝わっていない部分があります。

 他の方の回答にも、ゼロ戦の性能についての記述が
いろいろあることからも分かるように、実は未だに
全てが公開されているわけじゃないんです。

 例えばNo.6のご回答に、日本はターボの実用化に
失敗しているという内容がありますが、実際には
実戦用の戦闘機で使っていたんです。
 私の祖父が旧日本海軍の航空隊の技術者で
直接聞いた話です。

 また終戦末期には、アメリカ本土に直接
爆撃できる長距離爆撃機もあり、祖父はその件
の情報収集の一環として防衛庁に呼び出された
事もあります。要あ防衛庁でさえ、太平洋
戦争当時の情報を十分につかんでいないんです。


>ちょっと突っ込みづらいものがあり・・・。

 昔の人の話の中に、意外な真実が隠されて
いるかもしれませんよ。


 
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この回答へのお礼

なるほど・・・。
そうですね。
文書や資料で語られる「歴史」は、どこまで本当なのか、実際には把握しきれていない部分も多く残されているように思います。
「実体験」にも虚構も事実もあり、どちらが事実であったか、データだけで判断しきれませんね。

お礼日時:2006/02/26 13:08

零戦上昇限度11740m


P-47限度12500m
Me109独11800m
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短時間で高高度に移ると高山病になります


ゼロ戦は急降下すると、簡単に分解します
零戦上昇限度11740m
P-51限度12800m
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事実は全く逆です。


他の方も解答されているようにB-29などは零戦の上の高度を飛んでいます。
しかも、エンジン自体が非力なために実用上昇高度にたどり着くまでかなり時間がかかりました。
エンジン自体の工作精度の悪さもさることながら、ターボなどの強制吸気機構を開発できなかった所為です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%B6%E6%88%A6
それに対して、ヘルキャット
http://ja.wikipedia.org/wiki/F6F%E3%83%98%E3%83% …
エンジン自体の推力が零戦のほぼ倍の2千馬力級のエンジンを搭載しています。
しかも、零戦の武装で攻撃しても有る程度までなら防御できます。
逆に零戦は、機動性を稼ぐために生存性を高めるために必要な防弾版を取り除いております。
おかげでちょっとの攻撃でも致命傷になります。
また、アメリカ軍の場合、高々度迎撃用に他の戦闘機もあります。
P-47サンダーボルト、高度一万メートル以上を飛行できるだけの性能を持っています。
ちなみに零戦は5千メートルがせいぜいです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/P-47_%28%E8%88%AA%E …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
当時、少年だったであろう方が、ご自分の体験談として、グラマンより上をすいすい飛んでいたよ、と言われれば、実際にそんなこともあったのかと、かなり疑問には思いながら、戦争体験というデリケートな事柄でもあり突っ込んで聞けなかったのですが・・・。
実態は、おっしゃる通りなのでしょうね。

お礼日時:2006/02/26 12:42

お聞きになったお話は、残念ですが事実とは異なっています。



ゼロ戦(海軍零式艦上戦闘機)は、スーパーチャージャーと呼ばれる機械式過給器を備え、高度1万500メートルまで上昇することができました。これは第2次世界大戦の初期にアメリカ海軍の主力戦闘機だったグラマンF4-Fワイルドキャット戦闘機より優れていましたが、戦争中期にはアメリカは新型のグラマンF6-Fヘルキャット戦闘機を開発し、性能的にゼロ戦を追いこしました。

また、アメリカ陸軍の航空隊では、当時の最新技術であるターボチャージャーを装備して成層圏まで上昇でき、しかも強力な運動性能を発揮できるP-38ライトニング戦闘機やP-47サンダーボルト戦闘機といった、ゼロ戦よりもはるかに上昇能力と高い高度での性能に優れた戦闘機を保有していました。日本でもこのターボチャージャーをまねして作ろうとしましたが、試作だけで実用化できずに終わっています。

お聞きになったお話は、開戦直後のわずかな期間(約1年程度でしょうか)の事かと思われます。その後はアメリカの技術に追い越されて、ゼロ戦は終戦までまさに血みどろの苦闘を強いられることになるのです。


※ ちなみに、戦争中にどうしても日本で実用化できなかったターボチャージャーも、60年後の今日では、軽自動車のエンジンにさえ装備されています。まさに歴史を感じさせられますね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
お話をしてくださったのは、歴史資料館の館長さんで、戦争末期でも、日本にはまだグラマンをからかって上空を飛べるくらい余力があったのだ、というようなことで、疑問には思いましたが、ちょっと突っ込みづらいものがあり・・・。
ノスタルジーのようなものだったのかもしれません。

お礼日時:2006/02/26 12:36

ゼロ戦はエンジンの非力さをおぎなうため、搭乗者にたいする防弾はほどこされていません。

また戦闘員を守るという思想が日本にはありません。ひとは所詮使い捨ての武器にしかなかったのです。

首都爆撃に向うB29はゼロ戦のはるか上をでいました。
ゼロ戦はノーマルレシプロですが、B29にはターボチャージャが搭載されていました。そのためゼロ戦よりもはるか上の空気のうすいところをとぶことができたのです。
技術の差は歴然でした。
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