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地球内部の相転移機構について、グラファイトからダイヤモンドへの相転移などのわかりやすい図などがあったら、教えていただけないでしょうか?参考文献などでも結構です。お願いします。

A 回答 (1件)

かなり古くからこの分野の研究が行われていて、実験室において人工的に「高温高圧」という極限状態をつくりだし、炭素系物質から


ダイヤモンドを合成することに多くの研究者が成功しています。
一般により高温・高圧領域にダイヤモンド安定領域があることが、F.P.Bundyらによって明らかにされています。相転移を語る上で欠か
せないものに「相図」というのがありますが、圧力と温度を軸にとった相図上で、だいたい(4GPa, 1000K)と(13GPa, 4000K)を結ぶ
線分がグラファイト相-ダイヤモンド相の境界と言われています。
高圧発生装置でその領域からクエンチ(急冷)することで、常圧に戻してもダイヤモンドのままで取り出せます。今では触媒を入れて
やると、簡単に人工ダイヤが作れます。
下記のURL(東京大学物性研)に面白いシミュレーション画像があります。
「ダイヤモンド*グラファイト*相転移」で検索しても結構色々な大学の研究室サイトがひっかかりますよ。
また、上記の相図に関することは、次の論文にあります。
F.P.Bundy, J. Chem. Phys. 38, 618 (1963); および38, 631(1963)

参考URL:http://www.issp.u-tokyo.ac.jp/labs/theory/stsune …
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