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こんにちは!私は四月から大学の三回生になる者です。
さっそく質問なのですが、私は大学院で脳科学(認知科学や神経科学)を専攻したいのですが、この分野は日本とアメリカでどちらが進んでいるのでしょうか?この分野は心理学や医学との兼ね合いが強い分野なのでやはりアメリカのほうが進んでいるのでしょうか?
また、この分野はアメリカで今”人気”(日本の薬学部みたいなの)分野でしょうか?人気だとやはり競争率など高くなってしまいますよね。
今は大学卒業してすぐ向こうの大学院へ行こうと思っているのですが、周りからはひとまず日本の修士に行ってからアメリカに行ってはどうかと言われます。学部ではまったく違う専攻を取っているので、やはり修士を取ってから行くべきでしょうか?アドバイスお願いします!

A 回答 (8件)

No.5,7です。

No.5でも書きましたが、あまり決め付けないことです。人生を進みながら、いろいろな分岐点が来、そのときの状態でまた考えればよいと思います、が、それでは回答になっていないと思いますので一応書いておきます。

>医学部を出る→医者の仕事をしながら研究をする(白い巨頭の江口洋介みたいな?)
江口洋介の役も、ひとつのパターンに過ぎません。

医学部を出て2年間の研修期間は、基本的に臨床中心です、どこかの希望する臨床系の医局に入り、最低限の医師としての臨床能力を身に付けます。最低限と書きましたが、ある意味たいへん失礼な表現ではありますが、このレべルは、たいへん重要です。小さな診療所で、1人で夜勤をしていて、重篤な患者が来たとき、対応できるレベルにはなることが必要です。まずは、医師として、1人でも仕事ができる能力を身に付けることが要求されます。もし、大学院に研修修了後行きたければ、大学病院で研修するのがよいと思います。

2年経って、大学院に行きたい気持ちが残っていたら、進学すればよいでしょう(博士課程4年が標準)。大きな選択肢として基礎系と臨床系に分かれます。

基礎系は、生化学や生理学、病理学、その他、臨床ではなく医学を学問的に支える研究の道です。博士号取得後は、年齢のめぐり合わせがよく、業績が上がればすぐ助手になれることもありますが、そうでなければ、ポストにつけないか、または、ポスドクとして機会を伺うことになるかもしれません。

臨床系は医師をやりながら研究を続ける道です。通常は、すぐ助手になれるわけではなく、医員として臨床をやりながら研究もやることになります。その間に能力が認められれば助手になれるかもしれませんし、そうでなければ、大学を離れて病院勤務になることもあります。また、助手になれてもそのまま上がることが保障されているわけではなく、途中で、大学を出ることもありえます。順調に研究が進めば、講師、助教授と上がっていける場合もあります。

他学部に行って、医科学研究科修士課程に行った場合、臨床はできません。修士課程をでて、さらに博士課程に進めば、医学部出身者と同じように医学博士を取れます。ここで注意が必要なのは、医学部は基礎系といえども、やはり特に講師以上になるには医師免許を持っていたほうが有利だということです。逆にいうと、医師免許を持たずに医学部の講師以上になるのはきわめて困難だということです。全く可能性がないというわけではありませんが、医学部で医師免許を持たないと助手どまりになる可能性は高いです。

脳の研究を本当にやりたければ、医学部に行って、脳外科等の医師になってそこで研究を続けるのがもっともポピュラ-な道と思います。

私の同級生は、高校2年時代にフルブライトで米国留学し、向こうで飛び級して卒業して帰国、高校2年に復学後、高校中退、米国卒業資格で現役の年齢で筑波の生物学群に入学し、東大薬学部の大学院を出て、何年か都の研究所に勤務したあと、理研の脳科学基礎研究センターにチームリーダーとして入った桁外れもいますけど、このような道はめったにできるものではないと思います。彼自身、思い直せば冷や汗ものと言っていますから。

何かの参考になれば幸いです。

この回答への補足

皆様の貴重な意見にこちらが勝手に優劣を付けるのは申し訳ないのですが、数多く回答してくださった方にポイントを差し上げたいと思います。

補足日時:2006/03/06 16:06
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この回答へのお礼

三度の回答ありがとうございます!
やはり医学部編入を考えるのがよさそうですね。とりあえず今はその目標に向かって励みたいと思います。
回答をしてくださった方々ありがとうございました!

お礼日時:2006/03/06 16:06

No.5です。



>大学卒業後全員が研修医をするものだと思ってました。卒業後すぐに院で勉強したいと思ってましたので、そういう意味で臨床が嫌だと言ってしまったのです。
基本的には、全員が研修医をすることになります。医学部の教育には多大な国家予算が拠出されており、医学部卒業者には、臨床面でのスキルは当然要求されます。仮に、将来研究者になるにしても、まずは研修医をやってからです。これを断るには、国家試験受験を止めるくらいの覚悟は必要でしょう。

しかし、将来研究をやるにしても医師免許を取っていたほうが何かと役に立つのは事実です。免許を持っていないからできないという研究はありますが、免許を持っているからできないということはありませんから。
若い時は、2年とはいえ、早く研究をはじめたいというのはわかりますが、長い目で見れば2年なんてあっという間です。

もしどうしてもその期間がもったいなければ他学部で研究することです。学部の期間も入れると大学院に入るのに四年差がつきますから。
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この回答へのお礼

>将来研究者になるにしても、まずは研修医をやってからです
ということは
医学部を出る→医者の仕事をしながら研究をする(白い巨頭の江口洋介みたいな?)
大学院医学科を出る→大学助手やポスドクなど研究に専念する
ということになりますでしょうか?

お礼日時:2006/03/05 21:37

#3です。



日本で脳科学をやっているのは、医学部しかないとのことですが、本当ですか???
医学系以外でもやっているところはありますよ。
ご希望に添えるような研究かは分かりませんが。
知り合いで人間工学の分野で脳の研究(あなたが意図するシステム構築が何を指すか分かりませんが、その人も一応システム系をしています)をしている人はいますよ。

他国のことは存じませんが、日本でこの手の研究が独自でできるのは、恐らく医学系のみだと思います。
なぜなら、人間の脳に電極(?)をつけることができるのは、医学系のみだからです。

しかし、人間工学のように、多分野での研究者はどうするのか…というと、医学系の大学や研究所と合同で研究します。そういうところだってあります。
ただ、脳科学を研究科としてやっているところを調べるだけでは辿りつかないと思います。

>脳神経のシステム構築みたいな…

ということですが、大学院で研究するとなると、もっと絞込みが必要だと思います。
もっと言ってしまえば、どの先生の下で研究したいのかまではっきりしていないといけません。
はっきりしているからこそ、その先生の下で研究するのか、アメリカに留学するのか…という選択肢が生まれてくるのです。

臨床はしたくないから、医学部編入は嫌だ。倍率高そうだから嫌だ。とか、あれは嫌だこれは嫌だと言われてしまうと、本当にやりたいことなのか疑いたくなります。
今は選り好みしている立場ではないと思いますよ。
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この回答へのお礼

調べてみたところ、医学系でなくてもやっている所はありました。
>大学院で研究するとなると、もっと絞込みが必要だと思います
そのとうりですね。まだ進路を決めるまで一年以上ありますし、4年でやる研究内容によってその研究を大学院で活かせるかもしれませんのでじっくり考えて見ます。
>臨床はしたくないから、医学部編入は嫌だ。倍率高そうだから嫌だ
誤解があるようなのでこのことについて言及します。
医学部編入が嫌だとは言ってませんし、むしろそういう道もあるものだと医学部編入も考えています。臨床がやりたくないと言ったのは、これは自分の無知もあったのですが、大学卒業後全員が研修医をするものだと思ってました。卒業後すぐに院で勉強したいと思ってましたので、そういう意味で臨床が嫌だと言ってしまったのです。

お礼日時:2006/03/04 18:34

まず、貴方がどのような知識と経験があるか知りませんが、あまりに決めつけないことです。

例えば、
>日本だと脳科学の研究は医学研究科で行われている

とありますが、私の高校の同級生で、現在、理化学研究所のチームリーダーをやっているのがいますが彼は、筑波の生物学群を出て、東大の薬学部の大学院を出て、現在の仕事に至っています。彼は、現在、世界的にも有名なアルツハイマーの研究者の一人です。

>臨床にはとくに興味ないですし、脳神経のデザイン?な感じの研究がしたい
そこまで言い切れるとすれば、貴方は、すごいレベルかもしれませんが、単なる幻想に過ぎない場合が多いです。
・・・は興味ないが・・・がしたいなどと言えるのは、学生と研究室のボス(教授レベル)位で、その間にいる多くの研究者はそのようなことを言っていると職を失ないます。大体、研究をやっていると色々な発見が生じ、こんな分野をやりたい、こんな分野はやりたくないなどとは言っておれません。
 そもそも、大学で異なる分野に入ったということは、今後も研究志向が変わる可能性は大です。
私の意見としては米国の大学院に行くには、どの分野でも日本でその分野の修士まで出ておいた方がよいということです。多くの場合アメリカの大学卒業レベルは日本より厳しいからです。アメリカの議論を重んじる大学院についていくためには、日本で最低修士くらいは行き、学会発表等を通じて議論する能力を付けておいた方がよいです。4年ではそこまで行くのは至難の業です。
 最近できた医学部の修士課程は、他学部出身者向けで克つ入りやすいのでねらい目です。かつ、臨床は医師免許の関係で取れませんのでできません(したくないなら
かえって好都合)。それから米国の大学院を考えたらどうでしょう。

ちなみに私は、医学部勤務経験のある工学部教員です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
たしかに私には甘い考えががあったのは事実ですね。
日本の修士まで進学し、その後での留学を検討することにします。
医学部の修士課程やその他理学系、複雑系の大学院を考えてみます。

お礼日時:2006/03/04 18:17

質問者さんがどういう立場とスキルがあるかわかりませんが、


語学と専門のどちらの能力もない人が修士から留学した場合、
英語で専門を教わるために
非常に厳しい状態になる可能性があります

脳科学は別にヒトだけが研究対象になっているわけではなく、
理学部でも行われています
質問者さんが定年になるまでにヒト以外が研究し尽される可能性は低いかと思います

別に薬学の大学院に人気があるとは思いませんが、
他の専攻よりも倍率が高いのですか?

大学院が他大学から学生を受け入れるかは、
大学、研究室によって異なります
化学科や薬学部出身で生物系の他の大学院に入る人もいます
人気や、分野だけでなく、研究室によって異なります
レベルを国の間で比較するのもナンセンスです
どちらにもすばらしい業績を上げているところも、ちょっと…なところもあると思います

個人的な薦めとしては、
修士からアメリカのビックラボに行って、
生き残れたら一流の研究者、
駄目だったら…
というのがいいと思います
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
もし留学するとして、明らかに専門の知識は不足するでしょうからたしかに厳しいですね。薬学部は・・・新設ラッシュですし医学部を除く他のほとんどの理系学部より倍率は高いと思います。
う~んいろいろ調べるほど悩んでしまいますね。(笑)日本だと脳科学の研究は医学研究科で行われているのに、アメリカではScienceとして研究されてますし。

お礼日時:2006/03/04 02:58

私も医学系の分野には詳しくないので参考にならないかもしれませんが・・・。



脳科学(認知科学、神経科学)を学びたいのなら医学系の大学院へ進学することをお勧めします。質問を読ませていただく限り医、歯、獣医学部ではなさそうなので、大学院医学研究科(修士課程)を受験されてはどうでしょうか?もちろんそのまま博士課程へ進学することは絶対条件です。
なぜ医学系かと言いますと、やはり最終的にはヒトを扱うことになると思うのですが、医学部以外の学部ですとヒトが扱えないため研究が限られるからです。

アメリカでの現状を知らないためいけないのですが、日本でも神経科学の分野で世界レベルの研究をしている先生もいます。なので決して劣っているのではないのでしょうか?(これについてはわかりません。)

ただ一つ注意があります。これは矛盾してしまうため恐縮ですが、医学系の大学院へ医師免許を持っていない人が進学しますと、いろいろな差別(?)を受けます。これはもちろん将来には大きく響きます。医学の世界で生きていくにはPh.Dと共にMDが必要です。

そのため私としましては、医学部に学士編入→医師免許→医学研究科博士課程→(留学)

もしくは分野を変更されることだと思います。
まだ3年生ですし、これからいろんなことに興味が出てきます。特に4年生になり研究室に配属されてからも興味は変わってきます。「脳科学」に絞るのではなく、色々なことを見たり学んだりしてみることも良いと思います。

この回答への補足

BSIC→CBICでCALTECでした。すいません。

補足日時:2006/03/04 02:19
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
私も医学部編入を考えましたが、私の研究したい分野は医学系ではなく、(生物)工学系の脳科学です。例えば脳神経システム構築みたいな・・・。例えばMITのBSIC?みたいな工学の知識を使った研究です。

お礼日時:2006/03/04 01:42

私も脳科学は全く詳しくありませんが、同じ理系大学院卒として書き込みさせていただきました。


ちょっときつい言い方になるかもしれませんが、ご了承下さい。

まず、大学院は、学習するところではなく、研究機関です。脳科学を勉強したいのなら、大学院ではなく、まず、大学に編入した方がいいと思います。

さらに、大学院は、ほとんど他大の学生を受け付けません。これは、同じ専攻間での話です。
つまり、質問者さまのように他専攻の方の入学は、出来ないと言っていいとほど、不可能に近いと思った方がいいです。

面接の時に、自分の研究する予定である修士論文の概要って答えることできますか?必ず聞かれる項目です。
何も予備知識がない(大学で勉強していない)者にとっては、答えようがないと思いますよ。

それでも、大学院で脳科学を研究したいのなら、まず、脳科学の学科に編入してそれから、日本の大学院にするのか、アメリカの大学院にするのか決めるのが本筋ではないでしょうか。

どちらにしても、大学院をアメリカにするのか日本にするのか考える前に、3年からの編入をしたほうがいいです。
まずは、地を固めてからでないと、研究はできませんよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
私も大学編入は考えました。しかし、(調べが甘いかもしれませんが)それには医学部編入しかないようです。臨床にはとくに興味ないですし、脳神経のデザイン?な感じの研究がしたいので、生物工学系の研究所を見て回りましたが、そのような研究をやっているところはありませんでした。

お礼日時:2006/03/04 01:36

脳科学にはまったく詳しくありませんが、


もしアメリカにいくと決めた際に、
全然関係ない修士を日本で取る必要があるとは思えません。

日本の修士をひとまずとってから、
というのは、
もしアメリカで挫折した際に、
別口で就職できるから…という保険みたいなものだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
説明が不十分だったみたいですいません。全然違う専攻をとっているのは今現在の学部の時点です。日本の修士で脳関係の専攻→アメリカへ留学ということです。

お礼日時:2006/03/03 13:33

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